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<title>仙台インターネットマガジン: Archives ' 1-2.　卵のなかみ　大場理史 '</title>
      <link>http://www.im-sendai.jp/</link>
      <description>★アートから、音楽、文学、スポーツ、エッセイ、旅、仙台の地元情報、政治まで★</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
      <lastBuildDate>Sun, 24 Aug 2008 22:08:32 +0900</lastBuildDate>
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         <title>号外　E-BOOK方式での出版開始のご報告</title>
         <description><![CDATA[仙台インターネットマガジンの読者の皆様、こんにちは。
卵のなかみ、連載の大場理史です。

マイブックル（<a href="http://www.mybookle.com/indiv/bookle/161">http://www.mybookle.com/indiv/bookle/161</a>）で、
私の小説「神歌」をドロップシッピング方式で販売していたのですが、
今回、読者の皆様にもっと安く私の作品を提供できないか、という事で、
E－BOOK方式での出版を始めることにいたしましたのでご報告させて頂きたいと
思います。

E―BOOK方式は、インターネットを通じたデータのみの販売となりますので、
送料、印刷経費などもかからないため、より安く作品を提供できます
（小説ですので、ダウンロード完了後、プリントアウトされてから読まれた方が、
より読みやすいかと思います）

値段の設定も基本的に自由に行えるのですが
試行期間として２００８年９月１１日まで、拙著「神歌」のテキストデータを
無料でダウンロード提供・配布させて頂きたいと思います。
（無料配布・試行期間終了後の２００８年９月１２日からは、
とりあえずワンコイン、という事で500円からの販売を考えております）

読者の皆様の中で、拙著「神歌」に興味はあったけれど、ドロップシッピング方式では
値が張るのでちょっと……と思われていた方は、ぜひこの無料配布期間中に
ダウンロードされてみてはいかがでしょうか。
（ダウンロードの際、マイブックルサイトへのユーザー登録が必要となります）

ドロップシッピング方式の文庫版も、保存版として並行して
販売を続けたいと思います。

みなさん今後とも宜しくお願い致します。

購入及びダウンロードは、下記ページより行えます。
　↓
マイブックル（<a href="http://www.mybookle.com/indiv/bookle/161">http://www.mybookle.com/indiv/bookle/161</a>）





―号外　E－BOOK方式での出版開始のご報告―

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         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2008/08/ebook.html</link>
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         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Sun, 24 Aug 2008 22:08:32 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>通町交番に卵賞を（3）電波利権　2007.12.Ｘ</title>
         <description><![CDATA[前回述べたようなヌエ的経済社会を批判するはずの
司法・立法・行政に次ぐ第四の権力マスコミも又、ヌエ的なのが
日本社会の末期症状でありまして、やはり農耕民の血を色濃く引く日本人が
アングロサクソン主導のグローバル化に対応していくのは難儀なのだなあ……と
実感させられます（そう言う僕自身も、できれば無用な争いや競争は避けて
その場の空気、ニューマ、に身を任せたい……という日本教徒です）

市場経済というものは「公正なルールの下で」各企業が
その優劣を競っていくものだったはずです（違ったかな！？　）
公正取引委員会の存在意義もその辺にあると思うのですが
先日、その公正取引委員会が、博○堂、電○、といった大手広告会社による
マスコミ支配の報告書を作成したのに、その報告書を
「国民の知る権利」に答えるべき、当のマスコミ（テレビ、新聞）が
足並みを揃えて黙殺し、「ボツ」にしてしまったとの事であります。
まさに仙台インターネットマガジン代表の佐藤研一朗氏が言う
談合を非難する者達による談合が行われたわけでありますな。

日本という国にとって、何よりも大切な事は
お宮様を守ること、なのはよく分かりますが
共産革命勢力が衰退した今、博○堂、と、電○、で
メディアを支配し、国体を守る、という体制はそろそろ転換しても
よいのではないでしょうか（戦後、満州人脈が大手広告会社の雄、電○、に
入り込んだというのは結構有名な話）

どうしてもマスコミ業界が自浄能力を発揮できないのならば
ベストセラー、国家の大義、で名高い最後の国士
東急エージェンシー元社長の前野徹氏を公正取引委員会に迎え
博○堂、と、電○、に集中排除勧告を出すくらいの
奇策、サプライズを行ってもよいのではないだろうか……などと思い至ったところ
当の前野徹氏の死去を今ネットで知りました。
何ともやりきれない思いです。
（戦後の左翼全盛の時代にあって、国士、としての生き方を通された
前野徹氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます）

共産主義にオルグされる人間はもう少数派ですし
左翼ずれした団塊の世代も引退し始めた事ですから
近年のスピリチュアルブームで戻ってきた
庶民レベルでのお宮様、神社敬愛の念を信じて
最後の護送船団マスコミに大ナタをふるってみてはどうだろうか。

それともやはり、農耕民の血を色濃く引く日本人は
ヌエ的社会で、マスコミの流す情報に囲われていた方が居心地がよいのでしょうか。
アングロサクソン型の競争社会に身を置くよりは、ずっと居心地がよいのは
間違いないとは思いますが……。

書くことからずいぶんと離れていたせいか、勘が戻らず
三回にわたりズラズラと駄文を書き連ねてしまいましたが、ご容赦を。
とりあえず、盗難にあってしまった卵党唯一の街宣車、ダイエー自転車が
戻ってきてなによりです。
通町交番と仙台中央警察署のみなさんに、卵賞、を送りたいと思います。
副賞なしの感謝だけですが……。
警察官の皆さん、これからも市民社会の安全を守るために頑張って下さい。

読者の皆様、よいお歳を！

新春は、衆院解散、総選挙……政界ガラガラポン……活発発地へと至ることでしょう。
楽しみですね。

電光石火の超特急が――流れ星と並んで走ると言う。
銀河を超えて星くずの彼方、一直線の稲光。

歴史の本の最後のページ
白紙のままで誰にも読めないよ
さあ、出かけよう。
さあ、出かけよう。
電光石火……電光石火……お日様をむかえに行こう！！

By ブルーハーツ

よいお歳を！

―通町交番に卵賞を（完）―


関連、

戦後日本システム崩壊の前兆（1）地下鉄サリン事件＝霞ヶ関支配の終焉
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2003/12/1200312_1.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2003/12/1200312_1.html</a>
戦後日本システム崩壊の前兆（2）ヒ素入りカレー事件＝共同体の崩壊
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2003/12/2200312.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2003/12/2200312.html</a>
我が国とこの国（6）霞ヶ関支配の終焉
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2004/01/6_20041.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2004/01/6_20041.html</a>
転換期を迎えた労働組合（1）～（4）
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2003/09/120039_1.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2003/09/120039_1.html</a>
7％理論（1）～（4）
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2003/11/12003111.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2003/11/12003111.html</a>
土地の持つ力（2）巣鴨プリズン
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2003/11/2200311_1.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2003/11/2200311_1.html</a>
プロ野球と日本のプロ野球（7）勉強
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2004/03/720033.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2004/03/720033.html</a>




小室直樹の資本主義原論　小室直樹　著　東洋経済新報社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4492392394?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4492392394?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
これでも国家と呼べるのか―万死に値する大蔵・外務官僚の罪　
小室直樹　著　クレスト社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877120351?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877120351?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
2005年体制の誕生―新しい日本が始まる　田中直毅　著　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/453235188X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/453235188X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
ＣＭ化するニッポン　谷村智康　著　ＷＥＶＥ出版　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872902351?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872902351?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
電波利権　池田信夫　著　新潮新書　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106101505?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106101505?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日本人　
森達也　森巣博　著　集英社新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/408720314X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/408720314X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
国家の大義　世界が賞賛したこの国のかたち　前野徹　著　講談社＋α新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062723859?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062723859?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
三種の神器―謎めく天皇家の秘宝　稲田智宏　著　学研新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4054034691?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4054034691?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
右翼の言い分　宮崎学　著　アスコム
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/477620391X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/477620391X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
新聞社―破綻したビジネスモデル　河内孝　著　新潮新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106102056?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106102056?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
ネットは新聞を殺すのか―変貌するマスメディア
国際社会経済研究所（著）青木日照（著）湯川鶴章（著）　ＮＴＴ出版
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757101104?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757101104?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
新聞がなくなる日　歌川令三　著　草思社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4794214391?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4794214391?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる　梅田望夫　著　ちくま新書　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480062858?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480062858?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
ウェブ人間論　梅田望夫　平野啓一郎　著　新潮新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106101939?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106101939?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
フューチャリスト宣言　梅田望夫　茂木健一郎　著
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480063617?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480063617?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
サイバージャーナリズム論　「それから」のマスメディア
歌川令三（著）　湯川鶴章（著）　佐々木俊尚（著）森　健（著）スポンタ中村（著）
ソフトバンククリエイティブ 
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797342404?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797342404?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
次世代ウェブ―グーグルの次のモデル　佐々木俊尚（著）　光文社新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334033857?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22　">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334033857?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22　</a>
グーグル―google 既存のビジネスを破壊する　佐々木俊尚（著）　文春新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4166605011?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4166605011?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
インターネットの法と慣習　かなり奇妙な法学入門　白田秀彰　著　ソフトバンク新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797334673?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797334673?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
社会主義　マックス・ウェーバー　著　講談社学術文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061585118?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061585118?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>


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         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Sun, 30 Dec 2007 10:35:30 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>通町交番に卵賞を（2）警察利権　2007.12.Ｘ</title>
         <description><![CDATA[今夏、盗難にあった卵党唯一の街宣車、ダイエー自転車を無事発見し
卵党総裁によって栄えある、卵賞、を授与された通町交番や
仙台中央警察署のみなさんを例に出すまでもなく
どんな大企業でも、官庁でも、日本の組織というものは
えてして現場の人間は勤勉で誠実で非常に立派です。

民間企業ならコンタクトポイント、顧客接点、という概念を
叩き込まれますしね……威圧的な新聞勧誘員を最近見なくなったのは
そのためでしょうか……インテリが作ってヤ○ザが売る、とまで揶揄される程
かつての新聞勧誘員は威圧的で、押し売り的でしたが……。
ちなみに最近僕のアパートの郵便受けには
かわいらしい「ちびっ子マサムネくん」が入っていて
河北新報を取ってくれませんか……と呼びかけています。
（河北さんも上手い事考えましたな……フフッ）

と、少々話が逸れましたが、日本の組織というものは
えてして現場の人間は、勤勉で誠実で立派です。
これがどうした事か、上に行けば行くほど腐っていく――。
昨今の防衛省の守屋元事務次官のゴルフ接待問題も凄いものがありますね。
ズブズブの防衛利権。命を張って国防にあたっている現場の自衛官に対する背任行為です。

警察、という組織も例外ではなくて、派出所、交番、などの
市民と直接接する警察官は、庶民的で誠実な方が多いものですが
県警トップであるとか、警察官僚上がりの国会議員であるとかになると
必ず黒い噂がつきまといます。
悪を持って悪を征す、で、暴力団などとも対峙しなくてはならない
警察組織には、ある程度の「悪」も、それこそ「必要悪」なのかもしれませんが
ほとんど「警察利権」と呼べそうなケースも多々見られます。

パチ打ちの方は真っ先に、パチンコ店へのＣＲ機導入が
思い浮かぶのではないでしょうか……僕は、羽根モノのパチンコは
日本的情緒に溢れた素晴らしい娯楽だと思いますが
警察官僚によるＣＲ機導入以降のパチンコは、
やみくもに射幸心、競争心を煽り立て、人心を荒廃させ
自己破産や犯罪を誘発させるロクデモナイものだと思います。
（最も、パチンコ業界の脱税が目に余る、というＣＲ機導入の
表向きの理由もあったのでしょうが……）

閑話休題。
「警察利権」に関連して僕が目にしたものとしては
元県警トップが退職後に警備会社を起ち上げ、県警ＯＢの天下り先とし
警察官僚上がりの大物族議員（仮名で静かな人としておきます）を使って
公共事業や役所絡みの入札に割り込んで行く、というものがありました。
まさに官僚王国、役人天国の縮図。

僕は民間の警備会社にいた事があるのですが、こういった半官企業の入札割り込みは
民間人からすれば完全な民業圧迫で、市場原理主義者ではない僕でさえ
ズルイな、と思ってしまいます。
民間人は、形容ではなくて、ホントに血尿を流しながら努力しているのであります。
僕も現場の警備員時代、長時間勤務で血の混じった痰を出した事がありました。
そういった所に、資本力、権力とも磐石な半官企業が割り込んでくる。
バックには元県警トップと警察官僚上がりの仮名で静かな大物族議員がついている。
官僚王国解体論を掲げ、構造改革を目指した小泉純一郎元首相が
郵政・ガリレオ解散時にその仮名で静かな大物族議員に異常なファイトを燃やし
「俺が出る！　」とまで息巻き、ホリエモンこと堀江貴文氏を刺客として送りこんだのも
よく分かります（その後、仮名氏は生き残り、堀江氏は塀に落ちましたが……）

以上述べてきたような、官僚王国、防衛利権、警察利権……を
僕は「ズルイ」と感じます。つまり、フェアではない、という事。
最も、仮名で静かな大物族議員に言わせれば、面倒見がよい暖かい保守、という事に
なるのかもしれませんが、その面倒見のよさのせいで職を奪われる僕のような
純粋民間人もいるわけです。
完全情報、完全競争、完全市場……といった環境ではなく
半官企業、公社・公団のファミリー企業がうごめき
背後で族議員の口利きが跋扈する経済。
現代日本最高の知性、小室直樹氏の言葉を借りて言えば
資本主義風であるが、社会主義的であり、封建社会然としている……ベンベン。
サルの頭にトラの手足、体躯はタヌキで、尾はヘビ……といった伝説の生き物
ヌエに例えたヌエ経済が戦後の日本経済でした。
そういったヌエ経済の社会では、媚、へつらい、ヨイショが横行する
竹下先生は凄い！　の「甘えの構造」の世界となります。
仮名先生は偉い！　

実は、僕がかつて仲間入りを目指していた「中央文壇」というものも
護送船団、擬制血縁共同体（ゲマインテ）でありまして、
内部と外部の二重基準（ダブルスタンダード）を持つギルド世界です。
よって「中央文壇」で文壇政治で食べている人達は
決してインターネットに文章を書こうとしません。
そんなに訴えたい事があるならネットに書けばいいではないか、と
思うのですが、インターネット上の言論空間は
完全情報、完全競争、完全市場……の世界なので「中央文壇」の人達は
インターネット上に文章を書けないのです。
その点、インターネットにも文章を書く、村上龍氏や
猪瀬直樹氏は、主張と態度が一貫していて偉いな、と僕は尊敬してしまいます。
（地方都市に住む小説家の卵の分際で、身の程もわきまえずに
偉そうな事を述べてしまい、中央文壇の先生方申し訳ございません）

何やら話が、脱線してしまいましたが
この、ヌエ経済、ヌエ的社会、媚、へつらい、ヨイショが跋扈し
ズブズブの利権、ガチガチのギルド、が幅を利かす戦後の日本社会システム
経済システム、及び、文化、を脱して
活のいい魚がピチピチと撥ね回るような「活発発地」そう「活発発地」へと至るべく
思い切った改革ができないものかと僕は思うわけであります。
その選択肢の一つは、いよいよ視野に入ってきた
民主党の本格政権による政権交代ではないでしょうか。
小沢一郎民主党代表も述べられるように
民主党の政権担当能力は未知数ですが
三本足の神鳥、ヤタガラス、を、最近あちこちで目にするようになってきましたので
そろそろ政界をガラガラポンして「活発発地」へと至る時なのではないかと
思ったりするわけであります。

この辺の問題は、作家の猪瀬直樹さんの独壇場だと思います。
先日東京都副知事に就任された猪瀬直樹氏を、僕は陰ながら応援しております。
石原慎太郎都知事とのコラボレーションで、ヌエ的日本社会を
より公正でフェアなものに改革し「活発発地」へと導いてほしいものであります。


―通町交番に卵賞を（3）電波利権、へ続く―
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2007/12/3200712.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2007/12/3200712.html</a>


]]></description>
         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/12/2200712.html</link>
         <guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/12/2200712.html</guid>
         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Sun, 30 Dec 2007 09:34:38 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>通町交番に卵賞を（1）壊れ窓理論　2007.12.X</title>
         <description><![CDATA[お盆の節、卵党総裁の唯一の街宣車であるダイエー自転車が
何者かの手によって盗難にあってしまい、卵党総裁の僕は
即座に近所の通町交番に被害届けを出したのでありました。
（街宣車一号、ＹＡＭＡＨＡビラーゴＸＶ250は、維持費が払えず
やむなく処分。排ガスゼロのエコライフへ……）

ベンベン……。
待つ事一ヶ月。
奇しくも、通町交番へ被害届けを出してからちょうど一ヶ月後に
仙台中央警察署から電話があり、僕の唯一の街宣車であるダイエー自転車が
発見されたとの事。
翌日、早速仙台中央警察署へ出頭し、手続きを行い
卵党唯一の街宣車、ダイエー自転車を無事引き取ってきたのでありました。

僕は今夏のお盆の節の自転車盗難騒動で、ほとほと日本の警察官、警察組織の
優秀さというものに感心させられたのであります。
通町交番のみなさんも、仙台中央警察署のみなさんも
大変丁寧に対応してくれて、ワイロを渡さないと警察が動かないというような国も
世界にはある中で、日本の警察は、様々な不祥事が喧伝される中でも
まだまともな方なのかな……とも思ったのでありました。

壊れ窓、といった一見小さな事件・案件を、丁寧に解決・修繕していく事が
殺人、強姦、といった凶悪犯罪を未然に防ぐことにもつながっていくのだ……という
「壊れ窓理論」と呼ばれるよく知られた防犯理論がありますが
ダイエーで、自転車が一万円前後で買える時代にあっても
やはり、自転車盗難、といった小さな事件を一つ一つ丁寧に
解決していく事が、街全体の治安維持にとって大切な事なのかもしれません。

という訳で、卵党総裁の僕は、盗難街宣車を無事発見してくれた
通町交番と仙台中央警察署のみなさんに、卵賞、を贈呈する事に
したのでありました。副賞なしの感謝だけですが……。

―通町交番に卵賞を（2）警察利権、へ続く―
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2007/12/2200712.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2007/12/2200712.html</a>]]></description>
         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/12/1200712x.html</link>
         <guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/12/1200712x.html</guid>
         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Sun, 30 Dec 2007 09:09:03 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>地球温暖化に思ふ―「好都合な真実」日本が誇る鎮守の森　2007.6.Ｘ</title>
         <description><![CDATA[2011年のアナログ放送終了で、だいぶ状況は変わると思いますが
やはり2007年現在は未だテレビの時代であり、卵のなかみ、でも何度か
述べてきましたが、現代の政治家にはテレビカメラを向けられた時に
しっかりとアピールできる、俳優の才能、演技力が必要です。

政治評論家の故・早坂茂三氏が何かの本の中で、小沢一郎氏がテレビに出ると
そのルックスのために、お茶の間でチャンネルを変えられてしまう……と評して
いた記憶がありますが、現在、民主党代表となられた小沢一郎氏が積極的には
テレビに出てこないように見えるのも、案外とその辺に理由があるのかもしれません。
（最も僕は、最近ほとんどテレビを見ていませんので……印象論です）

その点、かつて民主党代表を務められた岡田克也氏は、中々のナイスガイ
いわゆるイケメンで、テレビ映えするので選挙向けの、党の顔、としては
最適だったのではないでしょうか。
だがしかし政界は、一寸先は闇、の世界で、演技の天才、小泉純一郎首相に
郵政・ガリレオ解散、小泉劇場をしかけられ、あえなく撃沈……代表辞任へ。

現内閣官房長官の塩崎恭久氏も中々のナイスガイで、テレビに出る機会の多い
官房長官には相応しいのかもしれません。

ちなみに卵党総裁である僕は、あまりにもいい男であるために、テレビの前の
若い女性達が失神して倒れてしまうといけないので、極力テレビには出ない事に
しております。

テレビ、というマスメディアは恐ろしいもので、人は中身、などという青臭い建前を
木端微塵に吹き飛ばしてしまいます。粉砕してしまうと言うべきか―。

と、参院選の近い事もあり、政治ネタから入ってみたのですが（みなさん、参院選の投票の際は、
テレビ報道に踊らされないようにしましょう）今日は政治ネタも絡めつつ、地球温暖化について
考えてみようと思ったのであります。

　　　　　◆　　　　　　　　　　◆　　　　　　　　　　◆

政治、ナイスガイ、映像、地球温暖化とくれば、元アメリカ合衆国副大統領
アル・ゴア氏によるドキュメンタリー映画「不都合な真実」と来るのが
現在の潮流ではないでしょうか（異論のある方もおられるかもしれませんが……）

話は逸れるようですが、日本が、というか先進各国が、近代化・工業化を推し進め、
突き進んでいた戦後のある時期まで、メディアの都市礼讃・田舎蔑視の風潮は
すごいものがありました（ダ・埼玉、おら東京さ行ぐだ、15円50銭って言ってみろ……etc.）
しかしここへきて、近代化・工業化・都市化の行き詰まり感が出てきた中、近代化の過程で
切り捨てられてきた、田舎、が今見直されてきているのではないでしょうか。
僕は最近、石油をバカみたいに消費して、都会的でお洒落で最先端な、ナウい、生活をしている
人達がダサく見えるのです。それで都市住民は、ロハス、とか言い始めたのかもしれませんが、
ロハスもスピリチュアルも、田舎に行けば、嫌というほどあります。江原氏くらいの霊能者？　なら、
田舎には履いて捨てる程います。僕自身も人前では言えない程の田舎の生まれなのでその辺は
よく分かります（さらに脱線しますが、僕は最近、人間の霊性と石油の消費量の相関関係について
考えています。石油をバカみたいに使って近代化を進めていくと霊性が失われていくのではないかし
らん、と）

相当話が飛んでしまいましたが、ナイスガイの環境伝道師アル・ゴア氏による
ドキュメンタリー映画「不都合な真実」の話に戻ります。
僕も、二ヶ月程前になりますが、この新世紀のロハスブーム、
アースコンシャスムーブメント（略してアスコン！！）に乗り遅れてはならじ、と
気合を入れて、アル・ゴア氏の映画「不都合な真実」を、仙台駅東口の
「チネ・ラヴィータ」なる渋い映画館で観てきたのでした。

で、感想はと言えば、疑う事を知らない単純な僕は、ナイスガイ、アル・ゴア氏の中々の役者ぶり、
大スクリーンで繰り広げられる世界中の様々な天変地異を見て……1972年のローマクラブの
報告書、成長の限界、がいよいよ現実のものとなってきましたな……産業革命に端を発した
西洋近代文明の行き詰まりであるぞ……これはもしや、今こそ鎮守の森を擁する神ながらの道、
日本文化、神道の出番ではないか……などと大いにエスノセントリック（自民族中心主義）を
かきたてられたのであります。

　　　　　◆　　　　　　　　　　◆　　　　　　　　　　◆

戦後生まれのほとんどの人にとって、神道というと、マスコミが毎年夏になると靖国神社へ向かう
自民党の先生方にマイクを向けて、公式参拝ですか？　私的参拝ですか？　とやっている例の、
夏の風物詩、くらいの認識しかないかもしれませんが、ああいった形で、近代国家リバイアサンに
取り込まれるずっと以前から、太古の昔からというべきか、神道は、日本全国津々浦々の
鎮守の森の中に、社や祠を通して溶け込み、日本人の精神の深いところに根付いていたわけで
あります。

哲学者の梅原猛氏が近代日本を振り返り、神は二度死んだ、と朝日新聞の文化欄で述べて
いたように思いますが、僭越ながら補足させてもらえば、明治の廃仏毀釈、神社合祀運動、
戦後の天皇の神格否定、ＧＨＱによる神道指令、そして90年代のサカキバラ事件によって、
近代日本で神は三度死んだのではないだろうか。

しかしながら、2600年以上とも言われる、いや、近年新発見が相次ぐ縄文時代まで含めれば、
それこそ途方もなく長い日本の悠久の歴史の中では、昭和期最大の天才軍人石原莞爾によって、
大東亜戦争のＡ級戦犯、と称されたペリー提督が、黒舟を引き連れてやってきて
無理やり日本という国をこじあけて以降の日本近代140年の歩みなど、おまけのようなものです
（国民が敗戦に打ちひしがれている時に、大東亜戦争のＡ級戦犯はペリーだ、とかやるところに
石原莞爾の魅力・魔力があります。ちなみに東京都知事の石原慎太郎氏とは苗字が共に
石原である事と、共に法華経を奉じているというだけで親戚関係などはないらしいです。
石原莞爾は山形県の出身です）

で、アル・ゴア氏の映画「不都合な真実」を観て、1972年のローマクラブの報告書、
成長の限界、がいよいよ現実のものとなってきましたな……産業革命に端を発した
西洋近代文明の行き詰まりであるぞ……と思った僕は、大東亜戦争のＡ級戦犯ペリー提督が、
黒舟でもって日本に武力による威嚇をかけてくる以前の「美しい国」日本にはあった、
鎮守の森、を擁する神ながらの道、神道の出番なのではないかと思い至ったのであります。

　　　　　◆　　　　　　　　　　◆　　　　　　　　　　◆

卵のなかみ、でも折に触れて書いてきましたが、仙台という都市は、都会なのか田舎なのか
よく分からない所がある政令指定都市でありまして、鎮守の森、や、明治以前の神仏習合の
信仰形態を色濃く遺している場所がたくさんあるのであります。
つまり、大東亜戦争のＡ級戦犯ペリー提督が、武力による威嚇を持って日本という国を
こじ開ける以前の、鎮守の森、を擁する神ながら道、が遺っているのであります。

僕が住んでいる仙台北山という場所は、まさに神仏習合の土地で、仁王様も狛犬さんも、
地蔵様も釈迦像も本を読んでいて気になったら歩いて三分で見に行けるのですよ、という事は
以前も記しました。

そこで何気に、先月5月27日に、仙台北山の、曹洞宗輪王寺で行われた植樹祭に
参加してみたところ、その、ザ・鎮守の森、を世界に広めている、宮脇昭先生を
目にしてしまったのであります。

鎮守の森　宮脇昭　著　新潮文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101317518?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101317518?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

宮脇先生は「3000万本の木を植えた男」と言われ、生きながらにして伝説と化している凄い方で、
東南アジア、中国、アフリカなど、森作りのために世界中を飛び回っておられるようです。
その活動の一環として、仙台北山の輪王寺の植樹祭にもいらしていたのだと思いますが、
70歳を越えるご高齢とは思えないアクティブな方でした（団塊世代へのあてつけではありませんが、
戦前生まれの日本人には立派な方が多いような気がするのは気のせいでしょうか）

僕は、この輪王寺の植樹祭に参加するのは昨年に続き二度目だったのですが、
今年は、映画の上映やコンサートが行われ、露天も出て、スペシャルゲストとして、
プロレスラーの坂口征二さんや、みちのくプロレスの新崎人生さん、
センダイガールズプロレスリングのみなさんや、楽天野球団のマーティ・キーナートさんが
いらしていて（あと、梅原克彦仙台市長も）昨年よりも盛大に行われました。

明るく賑やかなお寺さん、というのも中々よいものですな、と思ったのですが、
鎮守の森の神仏の下、ワイワイと縁日で賑わっている、という光景は、
日本人の原風景ではないでしょうか。

僕はかつて、このエッセイの中で、日本仏教を、葬式仏教、坊主丸儲け、などと
罵ってしまいましたが、仙台北山の輪王寺さんのように、立派に社会貢献している
お寺さんもあるのであります。
ついでに先日、ホームレス支援の雑誌、ビッグイシュー、の市民パトロンの欄に、
日蓮宗、の名前を見かけました。仏教関係者も頑張っておられるわけです。
やはり、日本仏教、と対象を一括りにして批判するのはよろしくないですな。
真剣に仏行を行っておられる仏教関係者にこの場を借りて率直に謝罪したいと思います。
坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い、となってはいけませんね。

　　　　　◆　　　　　　　　　　◆　　　　　　　　　　◆

で、この仙台北山の輪王寺での植樹祭に参加してみて、ザ・鎮守の森、を世界に広められている
宮脇昭先生に興味を持った僕は、その後、上述の宮脇先生の著書、その名も、鎮守の森、を
購入して読んでみたのでありますが、やはり、日本の基層を築き上げた先人達の知恵というものは
凄いものがあるな、と感心したのでありました。

西洋近代の舶来ものの知識でもって、常に追いつき、追い越せ、と、進歩、発展を求めてきた
日本近代140年。そういった中、迷信、前近代的、遅れた田舎……と切り捨ててきたものの中に、
おそろしく深遠な思想が隠されていたりするのであります。

よく言われるように日本人は、西洋人のように、哲学を語る、事はあまりありませんが、
昔から、哲学を表現、してきたのであります。

現在注目されている、スピリチュアル、も、ロハス、も、エコ、も、アースコンシャス、も、
全て日本の田舎の、鎮守の森、の中にあるのです。

20世紀になってウィトゲンシュタインが、論理哲学論、において、
語りえぬことについては沈黙しなくてはならない、と言語の限界を指摘するずっと以前から、
日本の先人達は、言語の限界を知っていたのではないか、とさえ思ってしまいます。
神道は伝統的に、言挙げ、しませんが、それは、真理を言葉で表現する事が出来ない事を、
ウィトゲンシュタインのずっと以前から知っていたからではないか、とさえ言ったら、
エスノセントリック（自民族中心主義）に過ぎるでしょうか。

　　　　　◆　　　　　　　　　　◆　　　　　　　　　　◆

でで、この日本が誇る、鎮守の森、を世界に発信する宮脇昭先生の著書
その名も、鎮守の森、という本に、イオン株式会社名誉会長相談役の岡田卓也氏が
推薦文と解説を寄せています。

僕は、書店で宮脇先生の、鎮守の森、を手にとった際、参院選が近い事もあり、
てっきり民主党元代表の岡田克也氏が推薦文を寄せているものと思い購入してしまったのですが、
推薦文を寄せていたのは、一字違いのイオングループ総帥、岡田卓也氏でした（推薦文って
大切ですね）ちなみに、岡田卓也氏は、岡田克也氏のお父上のようです。
となると岡田克也氏はイオングループの御曹司という事になりますな。

そこで僕はひらめいたのであります。政治、ナイスガイ、映像、地球温暖化とくれば、
元アメリカ合衆国副大統領の環境伝道師、アル・ゴア氏によるドキュメンタリー映画「不都合な真実」
と来る現在の潮流の中、日本も負けじと、ここはぜひ一つ、イオングループの御曹司、
民主党元代表、岡田克也氏主演による、宮脇昭先生監修の環境啓蒙映画
「好都合な真実、鎮守の森」を作成し、世界に向けて公開してみてはどうだろうか、と。
岡田克也氏は、アル・ゴア氏に引けを取らない東洋的ナイスガイ、いわゆるイケメンでもあるし、
環境に優しい日本を世界にアピールできるソフトパワーにもなるのではないか、と。
映画制作費くらいイオングループがバックにつけば余裕で集められるだろう。官から民へ。
ついでに民主党も党勢を回復できる。まさに一石二鳥。

アル・ゴア氏による「不都合な真実」などに負けてはならぬ。
イオングループ協賛による、宮脇昭先生監修、岡田克也氏主演映画
「好都合な真実、鎮守の森」を世界に発信しよう……などと妄想が広がってしまいましたが、
安倍総理による「美しい星へのいざない」に先を越されたか……民主党はいったい何をしているのだ。
宮脇昭先生監修、岡田克也氏主演による環境啓蒙映画「好都合な真実、鎮守の森」中々いい
アイデアだと思うのだが……下手なテレビＣＭを打つより民主党の党勢回復につながるはず。
ちなみに、仙台北山の輪王寺の植樹祭に参加してプレゼントされたＤＶＤ、森の精霊、緑の戦士、
植樹マンと、シージェッター海斗による「僕らの地球をまもる森と海」という環境啓蒙映画は
中々面白く勉強になりましたぞ。

　　　　　◆　　　　　　　　　　◆　　　　　　　　　　◆

今日は政治ネタも絡めつつ、地球温暖化について考えてみようと思ったのでありますが、
何だかあちこち飛んでばかりでとりとめのない話になってしまいましたが要は、21世紀の世界的問題
下手したら22世紀は来ないのではないか、とさえ思える地球温暖化、環境問題を解決するのに、
日本が誇る、鎮守の森、に隠された思想が役に立つのではないかしらん、という話なのです。

1972年のローマクラブの報告書、成長の限界、がいよいよ現実のものとなり……産業革命に端を
発した西洋近代文明の行き詰まりが見えてきた今こそ……鎮守の森、を擁する神ながらの道、
日本文化、神道の出番ではないか…と。


―地球温暖化に思ふ―「好都合な真実」日本が誇る鎮守の森（完）―


Ｐ.Ｓ

先日、一番町を歩いていたら、地球温暖化を止めるためのプロジェクト
「30秒で世界を変えちゃう新聞」の「豪快な号外」というものを道端で手渡されました。
<a href="http://www.teamgogo.net/">http://www.teamgogo.net/</a>
地球温暖化に対する危機感は相当広まっているようですね。


関連、

皆殺しのメロディー（1）（2）
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2003/10/1200310_1.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2003/10/1200310_1.html</a>

スピリチュアルブームに思ふ―見えない存在への思ひ
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2007/02/20072.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2007/02/20072.html</a>

白鯨の古典的退屈ぶりは超一流である
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土地の持つ力（4）仙台北山
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水の話（5）文学と水
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手のひらを太陽に
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顕教と密教
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2003/08/20038_4.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2003/08/20038_4.html</a>

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<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2003/08/20038_2.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2003/08/20038_2.html</a>

メルマガ創刊記念　百日裁判（5）オレオレ詐欺
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2004/02/520042.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2004/02/520042.html</a>




・鎮守の森　宮脇昭　著　新潮文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101317518?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101317518?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・不都合な真実　アル・ゴア　著　ランダムハウス講談社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/427000181X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/427000181X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・「都市主義」の限界 (単行本) 　養老 孟司 (著)　中央公論新社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/412003240X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/412003240X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか　C.ダグラス ラミス　著 平凡社ライブラリー
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582765130?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582765130?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・日本奥地紀行　イザベラ・バード　高橋健吉訳　平凡社ライブラリー
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582763294?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582763294?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・イザベラ・バードの『日本奥地紀行』を読む　宮本常一　平凡社ライブラリー
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582764533?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582764533?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・日本とは何かということ―宗教・歴史・文明 　司馬 遼太郎 　山折 哲雄 　NHKライブラリー　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140841621?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140841621?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・日本人と「日本病」について (文庫) 　岸田 秀 (著), 山本 七平 (著) 　文藝春秋
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167540045?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167540045?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・梅原猛著作集〈9〉塔 (1982年)　集英社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7QM2E?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7QM2E?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・梅原猛著作集〈10〉隠された十字架 (1982年）　集英社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7MMXM?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7MMXM?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・梅原猛著作集〈11〉水底の歌 (1982年)　集英社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7RWKK?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7RWKK?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・梅原猛著作集〈15〉飛鳥とは何か (1982年）　集英社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7IXSK?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7IXSK?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・梅原猛著作集〈19〉美と倫理の矛盾 (1983年）　集英社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7HCJ6?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7HCJ6?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・君は弥生人か縄文人か―梅原日本学講義　梅原猛　中上健次　集英社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087481387?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087481387?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・神風連とその時代 (MC新書)　渡辺京ニ　著　洋泉社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4862480365?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4862480365?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・日本近代化の思想　鹿野政直　著　講談社学術文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061587463?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061587463?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・天皇制の基層　吉本隆明　赤坂憲雄　講談社学術文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061596179?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061596179?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・日本人のための憲法原論　小室直樹　著　集英社インターナショナル　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797671459?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797671459?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・大東亜戦争ここに甦る―戦争と軍隊、そして国運の大研究　小室直樹　著　　クレスト社　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877120335?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877120335?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・大東亜戦争肯定論　林房雄　夏目書房
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4931391923?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4931391923?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・対話・日本人論　林房雄・三島由紀夫　番町書房　　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000JAA4LG?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000JAA4LG?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・「東京裁判」を裁判する　渡部昇一　著　致知出版社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4884747682?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4884747682?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・宰相の器―人心は、どんな男に向かうのか　早坂茂三　著　クレスト社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877120033?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877120033?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・現代芸術の戦略―中村雄二郎対話集　青土社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791759109?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791759109?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・精霊の王　中沢新一　著　講談社　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062118505?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062118505?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・哲学の東北　中沢新一　著　青土社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791753682?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791753682?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・論理哲学論　ウィトゲンシュタイン　中公クラシックス
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/412160010X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/412160010X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・空海とアインシュタイン―宗教と科学の対話　　広瀬立成　ＰＨＰ新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569647820?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569647820?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・日本的霊性　鈴木大拙　著　岩波文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791753682?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791753682?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・法華経〈上〉　坂本 幸男 (翻訳), 岩本 裕 (翻訳) 　岩波文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003330412?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003330412?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・法華経〈中〉　坂本 幸男 (翻訳), 岩本 裕 (翻訳) 　岩波文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003330420?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003330420?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・法華経〈下〉　坂本 幸男 (翻訳), 岩本 裕 (翻訳) 　岩波文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003330439?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003330439?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・あの世はあった　文豪たちは見た！　ふるえた！　三浦正雄　矢原秀人　ホメオシス
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4902919028?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4902919028?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・＜神道＞のこころ　葉室頼和　著　春秋社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4393299116?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4393299116?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・神道のちから　上田賢治　著　たちばな出版
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4886925847?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4886925847?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・神道の逆襲　菅野覚明　著　講談社現代新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061495607?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061495607?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・日本人なら知っておきたい神道　武光誠　著　ＫＡＷＡＤＥ夢新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309502717?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309502717?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・神国日本　佐藤弘夫　著　ちくま新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480062955?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480062955?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・南方熊楠　選集1
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429211?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429211?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・南方熊楠　選集2
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/458242922X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/458242922X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・南方熊楠　選集3
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429238?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429238?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・南方熊楠　選集4
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429246?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429246?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・南方熊楠　選集5
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429254?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429254?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・南方熊楠　選集6
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429262?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429262?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・南方熊楠　選集（別巻）
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429270?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4582429270?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・南方熊楠と「事の学」　橋爪博幸　鳥影社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4886299318?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4886299318?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・近代文学の終り―柄谷行人の現在 (単行本) 　柄谷 行人 (著) 　インスクリプト
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4900997129?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4900997129?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・NAM生成 (単行本) 
柄谷 行人 (著), 坂本 龍一 (著), 村上 龍 (著), 浅田 彰 (著), 山城 むつみ (著), NAM学生 (編集) 
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872335759?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872335759?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・更新期の文学 (単行本) 　大塚 英志 (著)　 春秋社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4393444132?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4393444132?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・書きあぐねている人のための小説入門 　保坂 和志 (著)　草思社 
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4794212542?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4794212542?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・岩波講座 文学〈2）メディアの力学
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4000112023?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4000112023?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>]]></description>
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         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Thu, 28 Jun 2007 11:25:42 +0900</pubDate>
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      </item>
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         <title>憲法論議―広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ　2007.6.Ｘ</title>
         <description><![CDATA[一年程前に、小室直樹氏の「日本人のための憲法原論」（集英社インターナショナル）という本を読んでからずっと気になっていた人物がいました。戦前の憲法学における第一人者で、最後の枢密院議長を務め、戦後は幣原内閣が作った憲法問題調査会の顧問となり最後まで新憲法に反対し続けた清水澄（とおる）博士です。博士は、反対し続けた新憲法が施行された昭和22年9月25日に、熱海の錦ヶ浦で「我自決し国体を守らん」との遺書を残し自決されたとの事。僕は、ずっとその清水澄博士の存在が気になっていたのです。「我自決し、平和憲法を守らん」などという憲法学者が、果たして現代日本にいるだろうか……などとも。

清水澄博士の自死から23年後の昭和45年（1970年）に、僕がどうしようもなく惹きつけられている作家、三島由紀夫が、自衛隊の基地で、憲法に体をぶつけて死ぬ奴はないのか……云々と、アジ演説を行ってから割腹自殺を遂げましたが、もはや伝説ともなった三島のあの勇姿と、清水博士の自死のイメージとがオーバーラップしたからかもしれません。僕は小室直樹氏の「日本人のための憲法原論」を読んでから、清水博士の事をずっと気にかけていたのです。

気にかけている、言わばアンテナを張っていると、故人と言えども出会いはあるもので、
先日、その清水澄博士の学統を継ぐという南出喜久治氏と、愛国派の知の巨人である渡部昇一氏との対談本を書店で見かけたのでした。

「日本国憲法無効宣言」　渡部昇一・南出喜久治　　（ビジネス社）　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4828413464?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4828413464?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

戦後も戦後、70年代生まれの僕にとっては大変ショッキングなタイトルで、思わず目を見張りました。日本国憲法無効宣言！　もちろん迷わず購入です。
帯には「今こそ憲法改正阻止の一大国民運動を起こせ！！　」とあり、サブタイトルには「改憲・護憲派の諸君！　この事実を直視せよ」とありましたが、僕は初め、その意味するところが全くつかめませんでした。僕は、愛国保守派の論客である渡部昇一氏は、てっきり改憲論者だと先入観で決め付けてしまっていたので度肝を抜かれたのです。

本を最後まで読んでみれば、そのサブタイトルや帯の文句も納得なのですが「憲法改正阻止！　」と聞くと、パブロフの犬的に「護憲派」を連想してしまう、という時点で、いかに僕の頭が戦後の文化催眠にどっぷりとつかっていたことかと実感させられて、苦笑させられました。ちなみにこの「日本国憲法無効宣言」は、出版たちまち増刷出来で、よく売れているようです。

で、この「日本国憲法無効宣言」を読んでみて、流石に渡部昇一氏の指摘は鋭いな、と感心させられたのは、日本国憲法公布の勅語の冒頭文「この憲法は、帝国憲法を全面的に改正したものであって、国家再建の基礎を人類普遍の原理に求め、自由に表明された国民の総意によって確定されたものである」という部分で、天皇陛下が嘘を吐かされているのだ、という指摘です。（同書、37ページ）

そう言われてみれば確かにそうで、ＧＨＱによる、戦前の日本よりも悪質で巧妙な検閲、いわゆるプレスコードの中、中西輝政京都大学大学院教授が、日本人としてこれだけは知っておきたいこと（ＰＨＰ新書）の88ページで述べられていた、侵略戦争非難宣伝計画（ウォーギルド・インフォーメーション・プログラム）が実施され、日本人への戦争犯罪意識の刷り込みが行われ、戦前の指導者層がおおかた公職追放にあっているという状態で、新憲法、日本国憲法が「自由に表明された国民の総意によって確定されたものである」というのは、少々、というか、かなり無理があるのではないだろうか。
そもそもＧＨＱによる検閲、プレスコード下で制定された憲法に「第二一条二項、検閲は、これをしてはならない」などと書いてあるこの大いなる矛盾！　なんか変だな……と素人目に思ってしまいます。

大変だ！　真実が、イカサマと手を組んだ！
誰か僕に約束の守り方教えてよ……

ヘリコプターに驚いた
お天気の神様が
さようならも言わないで
黒い雨降らせてる

シャラランラ……シャラランラ

見上げてごらん
風に乗った女神様
誕生日もわからない
白髪のおばあさん

ちからコブもつくれない
あなたのちからでは
プロレスラーも倒せない
世界平和
守れない

あー奇跡を待つか
あー叫ぶのか

あー全ての罪は
あーみんなで分けましょう
みんなで分けましょう！

シャラランラ……シャラランラ

Ｂｙ　ブルーハーツ　シャララより

閑話休題。
たまに歌ってしまうという悪い癖が出てしまいましたが
僕自身は、憲法改正、改正阻止、護憲、無効論……等の中で態度を決めかねています。
現時点で立場を明確にできている人は、常日頃から自分の世界観を磨き上げている見識のある方だと思います。
時間ができたら太田光氏と中沢新一氏の対談によるベストセラー「憲法9条を世界遺産に」（集英社新書）などにも目を通して見識を深めてみたいと考えておりますが、今のところ僕は憲法論議に関する態度は保留です。

ついでに言えば、憲法の問題は戦争の放棄を定めた、第二章第九条だけではないように思います。今回「日本国憲法無効宣言」の附録で、日本国憲法を何年かぶりに読んでみたのですが、いかに近代国家、怪物、リバイアサン、バカ野郎の暴走を抑えるための憲法とはいえ、明治憲法に比してずいぶんと個人主義の徹底された、また、あまりに宗教色のない憲法だなという事に思い至りました。王様のいない共和国の憲法のようだなとさえも。

いずれにせよ、憲法論議が盛り上がり、真に「自由に表明された国民の総意によって確定されたものである」という新憲法が出来ればいいな……と言ったら、あまりに理想論に過ぎるでしょうか。

社会保険庁による5000万件にものぼる帰属不明の年金記録問題などで、憲法改正を目指す安倍内閣がピンチを迎えているようですが、この夏の参院選でどういった結果が出て、どう政局が動くにせよ、安倍政権が、戦後レジーム脱却を打ち出し、憲法改正を唱えた事で、国の根幹である、憲法、にスポットライトがあたるようになった事は、大変喜ばしい事だと僕は思います。

護憲派を、太田死ね！　とか、中沢尊氏！　などと中傷したり
逆に保守派を、ノスタル爺、などと揶揄したりする低次元の下品な争いは止めて
右も左も公明正大にワイワイとやっていれば、次第に煮詰まってきて
いい感じになっていくのではないでしょうか。

広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ――五箇条のご誓文より


―憲法論議―広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ（完）―


日本人のための憲法原論　小室直樹　著　　集英社インターナショナル
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797671459?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797671459?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

日本国憲法無効宣言　
改憲・護憲派の諸君！　この事実を直視せよ　渡部昇一・南出喜久治　ビジネス社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4828413464?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4828413464?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

憲法9条を世界遺産に　太田光　中沢新一　集英社新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087203530?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087203530?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

日本人としてこれだけは知っておきたいこと　中西輝政　著　　ＰＨＰ新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569648444?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569648444?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

三島由紀夫が復活する　小室直樹　著　　毎日ワンズ
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4901622013?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4901622013?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

君には聞こえるか三島由紀夫の絶叫　山本舜勝　著　パナジアン
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7B3C8?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J7B3C8?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

文化防衛論　三島由紀夫　著　ちくま文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480422838?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480422838?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

「三島由紀夫」とはなにものだったのか　橋本治　著　　新潮文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101054142?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101054142?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

源泉の感情　三島由紀夫対談集　河出文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309407811?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309407811?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

三島由紀夫おぼえがき　澁澤龍彦　著　中公文庫
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4122013771?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4122013771?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

火群のゆくへ　鈴木亜繪美　著　田村司　監修　柏艪舎
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4434070665?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4434070665?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

三島由紀夫が死んだ日　編・監修　中条省平
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4408534722?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4408534722?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

続　三島由紀夫が死んだ日　編・監修　中条省平
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/440853482X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/440853482X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる　佐藤幹夫　著　ＰＨＰ新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569649343?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569649343?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>




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         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Thu, 21 Jun 2007 02:57:00 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>首相の力、政治の力　2007.6.Ｘ</title>
         <description><![CDATA[官僚王国解体論―日本の危機を救う法

小泉純一郎前首相が、2001年に内閣総理大臣に指名される5年前
1996年に出版した本のタイトルです。

官僚王国解体論

小泉政権の五年五ヶ月は、この本のタイトルそのままだな、と実感させられます。
官僚王国解体論のページをめくって、トピックを何個か拾い上げてみても
その後の小泉政権の動きにあまりに正確に反映されていて
首相の力、政治の力、というものを実感させられて
ある種の恐ろしささえ感じてしまいます。
以下、官僚王国解体論からトピック抜粋。

・官尊民卑から民尊官卑へ
・大きな政府から小さな政府へ
・官僚の既得権益の打破
・東京一極集中の解消
・郵政三事業の民営化による財政投融資の見直し
　それによる特殊法人改革、大蔵省の権力構造改革
・米百俵の精神
・国会議員の既得権「永年在職議員表彰」を辞退する

等々。

実現しませんでしたが、首都移転、首相公選、といったトピックもありました。

圧巻なのは、官僚王国解体論の154ページ

「郵政三事業の民営化は国民の支持がある。反対しているとむしろ時代に逆行していると
思われてしまう」と（多くの議員が）考え始めれば、政界のムードもクルッと変わり、
一気に民営化のタイムスケジュールが机上に乗ってくるだろう。

の一節です。
2005年の「郵政・ガリレオ解散」を、10年近く前の1996年に
予定していたかのような記述です。

読者の皆様もご承知の通り2005年の「郵政・ガリレオ解散」では、
小泉首相は、郵政民営化法案に反対した自民党議員を公認せず
各選挙区に郵政民営化に賛成の候補を、落下傘候補、刺客候補、くノ一候補、として
送り込み「小泉劇場」を演出し、自民党に歴史に残る大勝をもたらしました。

1996年出版の小泉純一郎著、官僚王国解体論、の154ページの抜粋を
もう一度記しておきます。

「郵政三事業の民営化は国民の支持がある。反対しているとむしろ時代に逆行していると
思われてしまう」と（多くの議員が）考え始めれば、政界のムードもクルッと変わり、
一気に民営化のタイムスケジュールが机上に乗ってくるだろう。

恐るべし、小泉純一郎。恐るべきは首相の力、政治の力です。

という訳で、首相の力、政治の力、というものを今更ながら実感した僕は
安倍晋三首相の著書、美しい国へ、を購入して読んでみたのであります。
大変売れているようで、僕が購入したものでも（2006年8月20日発行版）既に第五刷です。
いかに首相とはいえ、政治家の書いた本が出版一ヶ月で第五刷などという事が
ありえるのだろうか、と僕はまず思いました。
ヤングジャンプやヤングマガジンといった漫画がメインカルチャーで
小林よしのりさんの漫画でちょっと思想をかじったりすると浮いてしまう、という
90年代後半に学生時代を送った者としては、ちょっと不思議な感覚でしたが
時代が変わったのかもしれません。日本人の危機意識に火が着いたのかもしれません。

閑話休題。
まず、美しい国へ、というタイトルが意味深です。

・美しい日本の私――――川端康成
・あいまいな日本の私――大江健三郎

たぶん、安倍政権下では、日本はより保守化していくという事なのだと思います。
バカ朝日的な風潮も、より露骨になっていくのかもしれません。
美しい国へ、の内容に関しては、いろいろ思うところもありましたが、又、別の機会に。

先日、行き付けの本屋さんで麻生太郎外務大臣の著書
とてつもない日本、という本をみかけました。
とてつもない日本！
これまた凄いタイトルだ。
今月出版されたばかりのようですが、とてつもない日本。
とてつもなく売れそうだ！
美しくて品格があってとてつもない国、日本！

政治家の書いた本が商業出版される。
そういった風潮は、きっと悪い事ではないと思う。

といった訳で、1996年出版の小泉純一郎前首相の著書
官僚王国解体論―日本の危機を救う法、を読んで
改めて首相の力、政治の力、というものを実感した僕は
今月10日、仙台国際センターで開かれる
とてつもない日本、の著者、次期首相に最も近い男、外務大臣麻生太郎氏の
外交フォーラムに参加してくる事にしたのでありました。

とてつもない日本、を上梓されたばかりの麻生太郎外務大臣。
その、とてつもない外交フォーラム、に参加して思うところがありましたら
読者の皆様にも後日ご報告さし上げたいと思います。



―首相の力、政治の力（完）―



官僚王国解体論―日本の危機を救う法　小泉純一郎　著　光文社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334052347?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334052347?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

美しい国へ　安倍晋三　著　文春新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4166605240?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4166605240?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

とてつもない日本　麻生太郎　著　新潮新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/410610217X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/410610217X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

国鉄を再建する方法はこれしかない　三塚博　著　政治広報センター
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4880941085?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4880941085?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

]]></description>
         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/06/20076.html</link>
         <guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/06/20076.html</guid>
         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Fri, 08 Jun 2007 16:38:57 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>スピリチュアルブームに思ふ―見えない存在への思ひ　2007.2.Ｘ</title>
         <description><![CDATA[無神論は精神の力のしるしである。
しかしある程度までだけである。

by パスカル「パンセ」

無神論、唯物論、最近なら、唯脳論、は
まさに精神の力のしるしだと僕も思いますが
パスカルも言うように、それは、ある程度まで、だとも思います。

死を前にしてニーチェもキルケゴールも役に立たない、とよく言われますが、
全くその通りで、現代日本のポストモダンニーチェイズムの旗手
村上龍さんの作品なども、死を前にしては役に立たないな、と
僕は思ってしまう事があります。
誤解されると困りますが、僕は、村上龍さんの作品を貶めているわけではなくて
村上龍さんの小説は、現世を肯定し、強く生き抜く力を与えてくれますが
死を前にしては、そのメッセージさえも無力だろうな、という意味です。

唯脳論の論客として有名な、解剖学者の養老孟司さんの本に
死の壁、というタイトルの本がありましたが
無神論、唯物論、唯脳論、といった人間の思想的営みにとって
死、は、まさに、壁、となって立ちはだかります。

無神論は精神の力のしるしである。
しかしある程度までだけである。

by パスカル「パンセ」

最近、オーラの泉、というＴＶ番組の影響か（しかし今だテレビの影響は
凄いものがありますね）巷はスピリチュアルブームという事らしいですが
本屋さんに行くと、前世療法、やら、退行催眠やらの本が溢れていたりします。

僕も、福島大学の飯田史彦教授の、生きがいの創造、や
ワイス博士の前世療法、といった本を買ってきて読んでみたのですが
輪廻転生、というものがあるのかなあ、と考えていたところです。
ユング心理学の河合隼雄先生も、アメリカの前世療法について言及していたりして、
最近、輪廻転生、というものが妙に説得力を持って僕にせまってきていました。

以前、僕の秘密の居酒屋のマスターが、生まれ変わりの法則、を
よく話していて、その時僕は失礼ながら、この人はトンデモ本にイカれているな、と
思ってしまったのですが、最近は、それも一つの考え方としてありかなと思うようになりました。
そのマスターは、一昨年に亡くなってしまったのですが
自身の唱える、生まれ変わりの法則、によって、中有を経て
どこかへ転生したのでしょうか。

輪廻転生の小説としては、三島由紀夫の遺作、豊饒の海四部作が
思い出されますが、豊饒の海、は、仏教の唯識論の通り
転生を繰り返した挙句、それも心々ですさかい、という台詞で
虚をつくような結末を迎えます。そういった遺作を書き上げた後
七生報告（七度生まれ変わり皇国のご恩に報いる）の精神で
割腹自殺を遂げた三島由紀夫は、その後、どこかへ転生し
何回目になるかは分かりませんが、皇国のご恩に報いるために
今も活動しているのでしょうか……。（そういえば最近、三島転生、という
タイトルの小説が出版されたようですね、読んでみたいです）

孔子は、怪力乱神を語らず、という現実的な立場を取ったようですが
語らず、というところがミソで、ない、とは言っていないわけであります。
鬼神を敬じて遠ざく……未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らん、などとも
孔子は語っていたようで、形而上学的問いには積極的にはくみしていません。

お釈迦様は、死後の世界、地獄、極楽、といった形而上学的問いに対しては
積極的に答えずに沈黙し、無記、という態度をよくとられたようですが
それも一つの答えかもしれません。

20世紀の天才哲学者ウィトゲンシュタインは、純粋言語批判の書ともとれる
論理哲学論、において、言語の限界を語りつくした上で
語りえぬことについては沈黙しなくてはならない、と述べています。

言語、というものは、結局は、外界を切り取る、記号、に過ぎないのであって
自ずと有限性があり、その表現力、表象力に限界があるわけです。
その有限な、記号、である言語をもって、無限の知性、無限の力、を
持つであろう至高の存在を表現する事はできず、そういった問いに対しては
沈黙するしかないのかもしれません。語りえぬことについては沈黙しなくてはならない。

やはり、お釈迦様のように、無記、という態度を取るか、孔子のように、怪力乱神を語らず
鬼神を敬じて遠ざく、といった立場を取るしかないのではないか、と思ったりします。

人間の五感の認識力を超えたもの、或いは、言語、という、記号、で
表記しきれないもの、人智を超えた、サムシング・グレイト。
そういった存在は、感じる事、信じる事でしか存在させられないのではないか、と
思ってしまいます。

唯脳論、で、人間は死んだら脳の電気活動が停止してそれで全てが終わりなのか、
前世や来世、死後の意識、魂、霊魂、種子の転生、などはあるのか、
創造主、造物主は存在するのかといった形而上学的論争は、
おそらく、有限な記号である、言語、という道具を使って議論している限り、
永遠に答えは得られないのではないか、と思ってしまいます。
養老孟司さんなら、人間の脳で考えられないことが神秘であって
答えが得られないのは脳ミソの能力が足りないからだ、と言うかもしれません。
言語の限界、脳の認識力の限界。

自然科学の認識もまた、目で見えるもの、耳で聞こえるものといった
有限な感覚器官で得るデータに依存しているわけなので
人間の認識力、人智を超えたものに対しては、アプローチできないのではないか、と
思ったりします。

感じる事、信じる事でしか、スピリチュアルな世界は
存在させられないような気がしますが
そこに危うさもあって、超古代文明の探求と同じで
アカデミックなメスを入れにくいから何とでも言えてしまうという部分があります。
あまり飛躍したした事を言うと、トンデモ度高し、と嘲笑されてしまいそうです。
やはり、ない、とも、ある、とも言わず、お釈迦様のように、無記、としておくのが
賢明なのかもしれません。

答えは、無記。しかし人間は、死を前にして無神論者や唯脳論者でいられるほど
強くはありません。死を前にしては、ニーチェもキルケゴールも
村上龍さんも役には立たないのであります。

無神論は精神の力のしるしである。
しかしある程度までだけである。

by パスカル「パンセ」

僕は、人間の精神力の限界を認め、天と呼ぶか、神と呼ぶか
光の存在と呼ぶか、サムシング・グレイトと呼ぶか
毘盧舎那仏と呼ぶかは別にして、そういった至高の存在の前に
謙虚でありたいと思います。


―スピリチュアルブームに思ふ―見えない存在への思ひ（完）―


パスカル　パンセ（1）　　中央公論新社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600142?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600142?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
パスカル　パンセ（2）　　中央公論新社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600177?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600177?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
論語〈1〉　中公クラシックス
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600436?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600436?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
論語〈2〉  中公クラシックス
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600487?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600487?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
哲学的直観 ほか  ベルクソン　 中公クラシックス
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600355?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600355?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
道徳と宗教の二つの源泉〈1〉 ベルクソン　　中公クラシックス
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600606?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600606?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
道徳と宗教の二つの源泉〈2〉 ベルクソン　　中公クラシックス
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600614?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121600614?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
論理哲学論　ウィトゲンシュタイン　中央公論新社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/412160010X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/412160010X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
脳と魂　養老孟司・玄侑宗久　　筑摩書房
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480816410?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480816410?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
唯脳論　養老孟司　　青土社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791750365?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791750365?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
脳を鍛える　立花 隆 (著) 　新潮社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/410395504X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/410395504X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
証言・臨死体験　立花 隆 (著)　文藝春秋 
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/416352200X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/416352200X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
生、死、神秘体験―立花隆対話篇　書籍情報社 
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4915999009?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4915999009?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)　エリザベス キューブラー・ロス (著), 
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4122037662?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4122037662?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
カミとヒトの解剖学　養老孟司　法蔵館
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4831871907?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4831871907?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
生きがいの創造　　飯田史彦　ＰＨＰ研究所
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569657060?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569657060?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
ワイス博士の前世療法　ブライアン・Ｌ・ワイス　ＰＨＰ研究所
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569652530?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569652530?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
ユングと共時性　イラ プロゴフ (著),　河合 隼雄 (翻訳)　河合 幹雄 (翻訳)　創元社 　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4422112120?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4422112120?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
豊饒の海（1）　春の雪　三島由紀夫　　新潮社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/410105021X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/410105021X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
豊饒の海（2）　奔馬　　三島由紀夫　　新潮社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101050228?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101050228?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
豊饒の海（3）　暁の寺　三島由紀夫　　新潮社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101050236?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101050236?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
豊饒の海（4）　天人五衰　三島由紀夫　新潮社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101050244?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101050244?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
唯識のすすめ―仏教の深層心理学入門　岡野守也　著　NHKライブラリー
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140840900?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140840900?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
唯識の心理学　岡野守也　著　青土社　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791761847?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4791761847?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
唯識とは何か―『法相二巻抄』を読む　横山紘一　著　春秋社　
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4393135342?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4393135342?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
釈迦　　瀬戸内寂聴　新潮社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4103112182?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4103112182?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
中陰の花　玄侑宗久　文藝春秋
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163205004?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163205004?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
霊の探求　人生の探求　本山博・渡辺昇一　到知出版社
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4884747690?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4884747690?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
心と脳の正体に迫る　天外伺朗・瀬名秀明　ＰＨＰ研究所
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569641806?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569641806?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
法華経を生きる　石原慎太郎　幻冬舎
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877282718?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877282718?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
法華経　久遠の救い　渡辺宝陽　著　ＮＨＫ出版
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140801506?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140801506?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡　ジュリアン・ジェインズ　著　紀伊国屋書店
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4314009780?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22　">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4314009780?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22　</a>


最後に畏れ多くも僕著
神歌　大場理史　マイブックル
<a href="http://www.mybookle.com/indiv/bookle/161">http://www.mybookle.com/indiv/bookle/161</a>


]]></description>
         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/02/20072.html</link>
         <guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/02/20072.html</guid>
         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Thu, 22 Feb 2007 16:00:00 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>号外　ドロップシッピング方式での出版報告</title>
         <description><![CDATA[仙台インターネットマガジン読者の皆様こんにちは。
卵のなかみ、大場理史です。

今回、私の小説、神歌、を、マイブックル（<a href="http://www.mybookle.com/indiv/bookle/161">http://www.mybookle.com/indiv/bookle/161</a>）の
ドロップシッピング方式で出版する事にしました。

著者利益0円の設定でも、印刷経費などで2772円となり
文庫版の小説としては値が張ってしまいますが
お財布に余裕のある方で、大場理史の小説を読んでみたいという方がおりましたら
是非購入の程、宜しくお願い致します。
レビューなどつけて盛り上げて頂くと、なお嬉しいです。

作品の方は、直木賞作家の熊谷達也先生に添削を加えて頂き
大沸次郎賞作家の佐伯一麦先生にも高い評価を頂いたもので
一定の水準に達しているものと自負しております。
いつか世に問いたいと常々考えておりましたので
今回、本の形にできた事を大変嬉しく思っております。

今後、色々と調べて、もっと安く提供できる方法を探っていきたいと思いますが
とりあえず、ドロップシッピング、という形式で、読者の皆様に私の小説を書籍の形で
提供できる形態が整いましたので、ご報告させて頂きました。

みなさん宜しくお願い致します。



購入は、下記ページより行えます。
　↓
マイブックル（<a href="http://www.mybookle.com/indiv/bookle/161">http://www.mybookle.com/indiv/bookle/161</a>）




―号外　ドロップシッピング方式での出版報告―
]]></description>
         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/02/post_229.html</link>
         <guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/02/post_229.html</guid>
         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Tue, 20 Feb 2007 23:55:20 +0900</pubDate>
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      </item>
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         <title>公共哲学に基づく社会的企業「ＴＨＥ　ＢＩＧ　ＩＳＳＵＥ　ＪＡＰＡＮ」の挑戦　2007.2.Ｘ</title>
         <description><![CDATA[ビッグイシュー、という雑誌をご存知でしょうか。

ビッグイシューは、1991年（世界史的には、ソビエト連邦崩壊
日本史的にはバブル崩壊の年）に、英国ロンドンで始まった
ホームレスの仕事をつくり、自立を応援する雑誌販売プロジェクトです。
日本では、水越洋子編集長の東奔西走の末、2003年9月
（アメリカ同時多発テロから二年後）に創刊されました。

ビッグイシューホームページにもありますが
このプロジェクトは、公共哲学に基づく社会的企業
あるいは社会的起業、だと僕は思います。

話は逸れますが、僕は、ここ何年か考え込んでいたのであります。
マルクスとエンゲルスの共産主義思想の下での
生産手段の国有化による計画経済は、ソビエト連邦の74年にわたる
壮大な実験の後に破綻してしまい、先進国は軒並み財政赤字で
（特にアメリカと日本は深刻）大きな政府から小さな政府への流れは不可避。
よってケインズ政策による有効需要創出のための大規模公共事業も、もはや不可能。
アダム・スミス、ハイエク型の新自由主義思想の下
血も涙もない剥き出しの資本主義システムが稼動し始める。
時を同じくして、下部構造にあたる生産手段が、農業、工業、知価、へと移行していき
世界はより速く、より複雑になり、精神面でも経済面でも
人々の生活の安定が失われていく――。

そういった中、各企業が、自社利益最大化のためにレッセ・フェール（自由放任）的に行動すれば
必ず社会的矛盾が生じてくるはずで、その矛盾を放置すれば
世界は、暗黒の中世、に逆戻りしてしまうのではないか、と。
新自由主義の市場原理下では、市場に、神の見えざる手、が働いて、資源の最適配分が
行われるのかもしれませんが、労働市場にも、神の見えざる手、が働いてしまうので
多くの人々の生活が不安定なものとなってしまいます。
（労働市場。嫌な言葉ですね。人間の労働が市場価値で売買される。
人々は自分の市場価値を高めるために四苦八苦。嗚呼、人間疎外。
一昔前のマルキストの嘆きも分かります）

そういった社会状況からもたらされる、痛み、を、自立、自己責任、といった概念だけで
個人へ被せるのはあまりにも酷だし、それでは社会の絆が壊れてしまうのではないか、と
僕は考えていたのです。
実際、最近の自己責任論議では、自己責任、というシニフィアンが
自業自得、というシニフィエに転換してしまっている感さえあります。
社会は、助け合い、互恵の精神、を失くして、殺伐とした空気（ニューマ）に
満たされています。

小泉首相は、痛みを伴う構造改革、とよくアナウンスしていましたが
まさに、その、痛み、を何とかしなくてはいけない時期にきているのではないか、と
最近僕は考えていたのです。
小泉首相が退陣した頃から、格差論議、が盛んになってきましたが
構造改革の、成果、と共に、その、痛み、も顕在化してきたのだと思います。
その点、小泉首相は誠実だったと僕は思います。
始めから、痛みを伴う、構造改革だと言っていたのですから……。
ただ、痛みに耐えてよく頑張った！　が、痛みに耐えてよく死んだ！　
になってしまっては、それはもう人間の社会ではないと僕は思います。

痛みは始めのうちだけ、慣れてしまえば大丈夫
そんな事言えるあなたは、ヒットラーにもなれるだろう

byブルーハーツ

閑話休題。
フランシス・フクヤマ氏の、歴史の終焉、ではありませんが
人類のイデオロギー闘争を最終的に勝ち抜いたかに見えた
資本主義・民主主義・近代法、のトリオ・ザ・ファンク。
このトリオ・ザ・ファンクがどうも完璧なものではないらしいという事に、多くの人々が
気がつき始めたように思います。
では、この資本主義・民主主義・近代法のトリオ・ザ・ファンクがもたらす社会の矛盾・痛みを
解決するために何が必要なのか。共産主義でも社会主義でもケインズ政策でもなく……と
僕はここ何年か考え込んでいたのですが、それは、公共哲学に基づく社会的企業
或いは、社会的起業、なのではないか、と考えるに至ったのです。
図示すると以下のようになります（下部構造にあたる生産手段の変化に対応して）

農業――→工業――→知価
　　　　↑　　　　　　↑
　　共産主義　　　公共哲学に基づく社会的企業

民間部門の人間が、公共的視野に立って社会的矛盾を発見し
又、解決しながら利益を上げていくという、公共哲学に基づく社会的企業。
資本主義システムの中で、資本主義の矛盾を解決していく、社会的企業、或いは
社会的起業、が必要なのではないか、と僕は考えるように至ったのです。
仙台インターネットマガジン代表の佐藤研一朗氏が、現在、アメリカのロチェスターで
起ち上げようとしている、世界で一番大きな写真展、ＲＯＭＡプロジェクトもその一つだと思いますし
何より、ビッグイシュー、こそは、まさに、公共哲学に基づく社会的企業だと思ったのであります。

僕は、昨年六月に、仙台市青葉区五橋の福祉プラザビルで行われた
ビッグイシュー編集長の水越洋子さんのトークライブに参加してみたのですが
水越さんのお話を聞いていてそれを確信しました。
これぞ、今最も必要とされている、公共哲学に基づく社会的企業だ、と。
そういった意味でも、僕は、公共哲学に基づく社会的企業
「ＴＨＥ　ＢＩＧ　ＩＳＳＵＥ　ＪＡＰＡＮ」の挑戦を
全面的に応援したいと思うのであります。

で、この公共哲学に基づく社会的企業であるビッグイシューの
ベンダー（販売員）さん達は、基本的にホームレス状態の方々です。
そういったシステム上、僕もそうでしたが、ほとんどの人は
ビッグイシューを初めてベンダーさんから購入する際
恵まれない人への寄付や救済のような気持ちで購入してしまうと思います。
ですがそれは、ベンダーさん達への失礼な態度だと、すぐに気づかされると思います。

ベンダーさんからストリート雑誌、ビッグイシュー、を購入し
誌面に目を通してすぐに気がつくのは、ビッグイシューのその誌面の充実ぶり
圧倒的クオリティーの高さです。
ファッションやらグルメやら旅行やらのカタログ化した既存の商業誌にはない
イシュー、まさに、ビッグイシュー、が目白押しなのです。
説教臭くない形で読者に、イシュー、つまり、課題や論点を示し
新たな視点を提供してくれます。自然な形で知的好奇心も満たしてくれます。
こういった若者向けの媒体が、90年代にあれば
僕の学生時代ももっと充実したものになったのにな、と
現在の若者達をちょっと羨ましく思ってしまいます。

マクルーハンではありませんが、まさに、メディアはメッセージ
メディアがマッサージ、で、ストリート雑誌、ビッグイシューというメディアを通じて
マジョリティで、かつ、マイノリティの
ナショナルでありインターナショナルのメッセージを何回と受け取っていると
自分の中で何かが変わってくるのが分かります。
日本の既存のテレビや雑誌に日々触れていては錆び付いてしまう、感性、を
ビッグイシュー、というメディアは守ってくれるのです。
それは、失くしてはいけない、少年の声、のようなものです。
ビッグイシューを読み続けることで、人は優しくなれます。

ビッグイシューが社会に定着すれば、日本と世界は変わると思います。
僕は、公共哲学に基づく社会的企業
「ＴＨＥ　ＢＩＧ　ＩＳＳＵＥ　ＪＡＰＡＮ」の挑戦を応援したいと思います。
「ＴＨＥ　ＢＩＧ　ＩＳＳＵＥ　ＪＡＰＡＮ」をよろしく。


○仙台のビッグイシュー販売場所

パピナ名掛丁入口／サンモール一番町マクドナルド付近／一番町入口141ビル前――etc.

・ベンダー（販売員）さんが用事や休憩などで売り場を離れている事もありますので
　予めご了承下さい。基本的に一冊200円での販売となります。


―公共哲学に基づく社会的企業「ＴＨＥ　ＢＩＧ　ＩＳＳＵＥ　ＪＡＰＡＮ」の挑戦（完）―


関連ＵＲＬ

ビッグイシュー日本版
<a href="http://www.bigissue.jp/">http://www.bigissue.jp/</a>

「ＮＰＯ法人　仙台夜まわりグループ」
<a href="http://www.yomawari.net/">http://www.yomawari.net/</a>
]]></description>
         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/02/post_227.html</link>
         <guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/02/post_227.html</guid>
         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Thu, 01 Feb 2007 00:00:01 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>納豆狂想曲を見て、テレビ時代の終焉を思ふ　2007.1.Ｘ</title>
         <description><![CDATA[そういう事だったのか、と、僕は思ったのでありました。

正月明けから、馴染みのスーパーで、納豆が連日品切れ。
値段も普段の1.5倍ほど。いったい何が起きているのか、と思っていたら
発掘！　あるある大辞典２、というテレビ番組で
納豆がダイエットに効果ある、と放送されていたとの事であります。
それで納豆人気に火がつき、僕の馴染みのスーパーからも
納豆が姿を消してしまった。
納豆は安いし健康にもいい、と、僕は納豆常食派だったのですが
納豆が買えない！　ＯＨ！　ＮＯ！

と、この辺までは、みのもんたさんの番組（思いっきりテレビ？　）で
健康にいいとされて取り上げられた食品が、番組放送直後から
スーパーで品薄になる、といったいつもの光景と構図は同じなのですが
今回の、納豆狂想曲、をもたらした、あるある大辞典2、が悪質なのは
以下の三点。
・番組内容自体が、演出、を超えた全くの、やらせ、捏造データの寄せ集めであった。
・納豆がダイエットや若返りに効果がある、という内容で番組が放送される事が
事前に納豆メーカーや大手流通業者に漏洩していた。
・大手スーパーのバイヤーさん達が、番組放送前に納豆を食品メーカーに
大量発注していて、番組放送直後から売りさばいて一儲けしていた。
悪質、という形容が相応しいのか分かりませんが、中々上手くできています。
パーフェクトなマスマーケティング術です。正月明けの、列島納豆狂想曲。

僕は今回の、納豆狂想曲、を、さして驚くことなく、むしろ感心して
見ていたのですが、それと云うのも、谷村智康さんの
ＣＭ化するニッポン（ＷＥＶＥ出版）という本に書いてある内容
そのままの構図だったからです。ＣＭ化するニッポン。非常にお勧めです。
（著者の谷村智康さんは、大手広告会社の雄、博○堂の元社員で
現在、仙台市産業振興事業団のプロジェクトマネージャーとして
活躍されている方です。僕は一度、仙台市産業振興事業団の主催する
セミナーで、谷村さんの講義を受けた事がありますが
とてもアクティブで気さくな方でした。谷村さんと飲んでみたい……。
読者の方で谷村さんにツテのある方がおりましたらご連絡を）

僕はかつて、卵のなかみ、で、テレビをこっぴどく批判していて
長らく一人で、テレビ不視聴運動、を繰り広げていたのですが
昨年暮れ辺りに和解しまして、たまにテレビを見るようになっていたのです。
しかし今回の、納豆狂想曲、で、やらせ、捏造、その他
特集という名の見えない広告の問題などが表に出てきて
再びテレビ不視聴運動を始めなくてはいけないのかな……などと
考え込んでしまいました。

先日、テレビっ子のとある女性から、しずちゃん知らないの？　
と聞かれたことがありまして、知らない、と答えたら、まるで異星人でも見るかのように
怪訝そうな顔をされて、僕は参ってしまったのですが
そういった共通の話題元としてのテレビの強制力は
一部では、いまだ非常に強いように思います。
その話題を知らないと、仲間外れにされたような気分になってしまうのが
テレビネタの恐ろしいところです。
そして日本社会は、山本七平氏の説くように、空気（ニューマ）が支配する
日本教、の世界。テレビ、というマスメディアは、日本教の要素を
強化する役割を果たしていたのかもしれません。
でもその、テレビジョン、が、最近何だかおかしい。
ともかく不祥事続きです。やらせ、データ捏造、視聴率買収……etc.

閑話休題。
グーデンベルグの活版印刷技術は、公衆、を創造し
テレビジョンは、大衆、を創造したと言われますが
果たして現在のＩＴ革命、それに続く、ＷＥＢ2.0、と総称される
技術革新やパラダイムシフトは、いったい何を社会にもたらすのでしょうか。
僕は今のところ分かりませんが、テレビと大衆
工業化と企画大量生産によるところの20世紀後半の世界観が
音を立てて崩れてきているのは、間違いないような気がします。

僕は2011年のアナログ放送終了と共に
テレビ時代は幕を降ろすのではないか、という予感がしています。
地デジで月9、であるとか、地デジマン、といった
最近のテレビ業界の、非常に苦しい地上デジタル波への
乗り換えキャンペーンを見ていると、僕はそんな気がするのです。
蛍の光、窓の雪……テレビ時代が去って行く。

最後の護送船団、平成の戦艦大和、沈み行くタイタニック号……。
2011年のアナログ放送終了を待たずに、在京キー局を中心とした
テレビ業界のビジネスモデルは、早晩、崩壊してしまうのではないだろうか。
僕は、あるある大辞典2、の放送に端を発した
正月明けの、列島納豆狂想曲、を見ていて、そんな事を思ったのでした。

参考までに、僕がテレビ批判三部作、トリオ・ザ・ファンクとして
お勧めする三冊の本を以下にリンクしておきます。
どの本も、新たな視点を与えてくれる良書です。

・ＣＭ化するニッポン　谷村智康　著　（ＷＡＶＥ出版）
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872902351?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872902351?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日本人
森達也　森巣博　（集英社新書）
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/408720314X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/408720314X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・電波利権　池田信夫　著　（新潮社）
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106101505?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106101505?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

僕は子供の頃からテレビがあまり好きではありませんでしたが
そのテレビの時代が、今まさに幕を降ろそうとしているのを見ていて
何だか複雑な思いです。テレビ黄金時代を微かに記憶しているので
無常観を感じてしまうのです。

祇園精舎の鐘の声　諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色　盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢の如し
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ。

by　平家物語

本当に、諸行は無常で、盛者必衰。
ただ春の夜の夢の如し……と思ってしまいます。なんとも言えません。
テレビという巨大な怪獣が、断末魔の叫びをあげながら
のた打ち回り、滅んでいこうとしています。たけき者も遂には滅びぬ……。

ゆく河の流れは絶えずして
しかももとに水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは
かつ消え、かつ結びて
久しくとどまりたる例なし
世の中にある人と栖と、またかくのごとし

by　鴨野長明「方丈記」

世の中にある人とメディアも、またかくの如し……
といったところでしょうか。
嗚呼、テレビ時代が去っていく……。



―納豆狂想曲を見て、テレビ時代の終焉を思ふ（完）―


関連

メルマガ創刊記念　百日裁判（5）オレオレ詐欺
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2004/02/520042.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2004/02/520042.html</a>

７%理論（1）～（4）
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2003/11/12003111.html">http://www.im-sendai.jp/archives/2003/11/12003111.html</a>


・ＣＭ化するニッポン　谷村智康　著　（ＷＡＶＥ出版）
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872902351?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872902351?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日本人
森達也　森巣博　（集英社新書）
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/408720314X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/408720314X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>

・電波利権　池田信夫　著　（新潮社）
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106101505?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106101505?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>　　
]]></description>
         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/01/20071_1.html</link>
         <guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/01/20071_1.html</guid>
         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Wed, 24 Jan 2007 03:05:57 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>新春に。反応しないという自己防衛法　2007.1.Ｘ</title>
         <description><![CDATA[というわけで僕は２００７年の新春から、訳の分からない事件、には
反応しない事にしたのであります。
両親を殺してから家に放火してみたり、包丁で人を刺して
車で逃走した挙句田んぼに落ちて行ったり、傘の先でデパートの
店員の眼球を突然突いたり、姉を殺してから死体を切断して
部屋に隠していたり……母親が娘の幼稚園の友達を殺したり、
といった、訳の分からない事件、には本年から極力反応しない事に
したのであります。
こうして、訳の分からない事件、を並べていくと、その深刻さが霧消して
パロディ小説が出来上がりそうに思えてくるから不思議です。

一つ一つの事件の背景には、一応それぞれドラマがあって
考察すべき事もあるのでしょうが、いちいちそれらに反応してたら
身が持ちそうにないし、こちらが精神的にヤラれてしまいそうです。
というか既にヤラれていて、昨年は時折、ヒドいウツ状態に
陥っていました。
というわけで僕は、2007年の新春を機に、訳の分からない事件、に
反応する事を止める事にしたのであります。
なんだか禁煙宣言みたいですね。

以前、作家の村上龍さんも似たような事を述べられていましたが
現在の日本社会では、訳の分からない事件、に反応するのを止めた方が
精神衛生上、良さそうです。
第一、訳の分からない事件、の数が多すぎて
反応仕切れない状態であります。
もちろん、そこにはマスメディアの発達という要素もあって
メディアが世界をあたかも阿鼻叫喚の地獄であるが如く
映し出している、という事情もあるのでしょうが
それらに一々反応するのは、唯心論的立場から見ても
やはり精神衛生上良くない、と思うのであります。
生きていく上での覇気を奪われてしまいそうです。

かつては、というか戦後は（戦後、も還暦を迎えて、
安倍晋三首相も言うように、そろそろ戦後レジーム
脱却の時期なのですが）永山則夫連続射殺事件、
あさま山荘事件、宮崎勤連続幼女誘拐殺人事件、
地下鉄サリン事件、サカキバラ事件……と
じっくりと腰を据えて考察すべき
時代の病を象徴するかのような事件がありましたが
現在の頻発する、訳の分からない事件、は
そういった事件とも異なる種類のものに思えるのであります。

単純に、日本社会のアノミー禍、無連帯、無規範症候群、とでも
名付けて、片付けてしまった方がよさそうです。

日本社会のアノミー防止策は、
（１)国旗、日の丸、を尊重する事。
（２)国家、君が代、の演奏時には、起立しないまでも最低限の敬意は示す事。

以上。

死体をノコギリで切断してクローゼットの中に入れていた、とか
息子をベランダから放り投げて殺した、とか、見知らぬ男が
突然包丁でスーパーの店員を刺した、とかいう
訳の分からない事件、には、極力反応しない事にして
しばらくは、読書と小説執筆に時間を割きたいと思うのであります。
世界に対する思考停止ではないか、といった批判もあるかも
しれませんが、精神衛生上良くないので、そうしたいと思います。
メンタルヘルス的にも、きっとその方がよいと思う。

世界に目を向ければ、アメリカ合衆国は、イラクの次は
イラン、シリア、と攻撃の準備を進めているようであります。
こちらも予断を許しませんが（格言、日本はアラブのアブラがいる）
流れだけ押さえておいて、なるべく反応しないようにしたいと
思います。いかん、本当に思考停止に近づいている……。
そう言えば、世界が完全に思考停止する前に、というタイトルの
森達也さんの本がありましたな……。

戦争、デフレ、財政赤字、年金危機、リストラ、自殺、
いじめ、凶悪犯罪、人口減、ウツ病の蔓延、新感染症……etc.
世界は矛盾だらけで、ネガティブな現象に溢れていますが
読者の皆様も、何とか自分なりに上手く時代と折り合いを
つけて、サバイバルして行って下さい。

明けない夜はない。やまない雨はない。
何があっても必ず朝は来る……はずですから。



―新春に。反応しないという自己防衛法―（完）





ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日本人　
森達也・森巣博　　集英社新書
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/408720314X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/408720314X?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>


読んでいませんけど、一応リンク↓

世界が完全に思考停止する前に　森達也　著　角川書店
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4043625030?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/gp/product/4043625030?ie=UTF8&tag=imsendaijp-22</a>
]]></description>
         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/01/20071.html</link>
         <guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2007/01/20071.html</guid>
         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Sat, 20 Jan 2007 15:26:52 +0900</pubDate>
＜$MTEntryEnclosures mime_include="audio"$＞
＜$MTEntryEnclosures mime_include="video"$＞

      </item>
            <item>
         <title>縁なき衆生は度し難し（2）　2006.9.Ｘ　初出</title>
         <description><![CDATA[━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　◆アイフル被害対策全国会議◆　→　<a href="http://www.i-less.net/">http://www.i-less.net/</a>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆消費者金融：生命保険での債権回収、１割は自殺（毎日新聞）
<a href="http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060906k0000m040156000c.html">http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060906k0000m040156000c.html</a>

◆消費者金融：１０社借り手に生命保険　死亡時受け取り人に（毎日新聞）
<a href="http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060815k0000m040107000c.html">http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060815k0000m040107000c.html</a>

◆消費者金融５社の債権回収､自殺保険金３６４９件（産経新聞） 
<a href="http://www.sankei.co.jp/news/060906/kei016.htm">http://www.sankei.co.jp/news/060906/kei016.htm</a>

◆消費者金融　自殺で保険金、年３６００件（朝日新聞）
<a href="http://www.asahi.com/business/update/0913/044.html">http://www.asahi.com/business/update/0913/044.html</a>

◆自殺で３６４９件回収　消費者金融５社、０５年度に（西日本新聞社）
<a href="http://www.nishinippon.co.jp/nnp/economics/20060906/20060906_018.shtml">http://www.nishinippon.co.jp/nnp/economics/20060906/20060906_018.shtml</a>

◆「自殺で借金返済」昨年度は消費者金融大手5社で3,649件（Ｊ－CASTニュース）
<a href="http://www.j-cast.com/2006/09/07002871.html">http://www.j-cast.com/2006/09/07002871.html</a>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　◆アイフル被害対策全国会議◆　→　<a href="http://www.i-less.net/">http://www.i-less.net/</a>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


バックナンバー（2003.10.Ｘ　掲載より）　卵のなかみ　大場理史　
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ポップなお地蔵さん（2）　2003.10.Ｘ　初出
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
某消費者金融のＴＶＣＭに出てくる
とてもポップなお地蔵さん、お自動さん、とは
いったい何者なのだろう、と僕は思うわけであります。

生活苦で地獄に落ちてしまった衆生を
お自動さん、は、あまねく平等に救ってくれるとでも
言うのでしょうか。
地蔵菩薩様が、地獄で救ってくれた見返りに
お布施として金を取る、などという話は聞いた事がありません。
でも、お自動さん、は、高い金利を取るのだそうです。
何かおかしい、と思うのは僕だけではないような気が
しますが、どうでしょう。
僕の周りには、最近の消費者金融のTVCMの無軌道ぶりに
憤りを覚えている人達がたくさんいます。

僕はあのＴＶＣＭは絶対によくないと思う。
ずるいな、と思うのは、地蔵菩薩様をポップさにくるんで
かわいい、お自動さん、にしてしまっているという事。
とてもポップなお地蔵さん、お自動さん、に
してしまっているという事です。

少々話が逸れてしまいますが、まずその、ポップ、について考えてみたいと思います。

アメリカ文化の強さはアンディ・ウォーホールに代表されるポップ性にあるとはよく言われますが、
戦後日本人はマクドナルドやコカ・コーラが入ってきても
アメリカの思想が入ってきているとは気がつきませんでした。
何故か？　
それらがとても、ポップ、だったからです。
ポップは思想を隠します。

戦中派の人達は、街中でところかまわず
歩きながら飲み食いする若い人達を見て
眉をひそめますが、要は戦前の日本には
マクドナルドやコカ・コーラに代表されるものが
なかったわけです。
別にＧＨＱに命令されて日本人がところかまわず
飲み食いするようになったわけではありません。

ちなみに70年代頃の日本では、マックが一番お洒落な
店だったそうです。
僕が子供の頃は、コカ・コーラ、が格好よく見えた気がします。
最近ではその本質がバレてしまって
マックをお洒落な店だと思う人はいないだろうし
コカ・コーラのビンを並べたりする人は
コレクター以外にはいないと思います。

では何故戦後のある時期まで
マックやコカ・コーラが格好よく思えたのか。
それは、勝者の文化だから、という事プラス
たぶん、ポップ、だったからなのだと思います。
ポップは思想を隠します。
その、隠された何か、によって日本文化は戦後
かなり侵食されてしまったのだと思いますが
その何か、はきっと重要なものなのだと思います。
イスラム圏では、その何か、を警戒して最近
コカ・コーラに対抗してメッカ・コーラを
発売したらしいですが、気持ちはよく分かります。
僕が子供の頃、ビートたけしさんＣＭの
ジョルト・コーラというものがありましたが
（確かカフェイン2倍がウリでした）
あれはもしかしたら、コカ・コーラの持つ何か、に対して対抗していたのではないか、と今思いました。
ジョルト・コーラは日本のメッカ・コーラだったのです。
何か深読みし過ぎているような気もしますが
北野武さんはやはり凄い人だな、と今改めて思いました。

そういった文化の持つ力を
ソフトパワーと言うらしいのです。
ハーバード大学のジョセフ・ナイという政治学者が
ソフトパワー論というのを提唱していますが
アメリカ上層部は結構その辺意識的なわけです。
アメリカの上層部はとんでもなく頭がいいから
手に負えません。とにかく全てにおいて戦略的なのです。

そういったソフトパワー、文化の感染力のようなものの中でもポップカルチャーは、
思想が見えないだけに警戒のしようがないため実は最も強力なのでは
ないか、と僕は思ってしまいます。

ポップは武器です。
日本はどんどんピカチュウを輸出すればいいと思います。
ピカチュウは日本最強のソフトパワーです。
ピカチュウは人々に警戒心を持たせないので
外国の人は、ピカチュウを見ても
日本の思想が入ってきているとは
感じないと思います。
ちなみに僕は、一度観光地でピカチュウバスを見かけた
事があるのですが、なんだか嬉しくなってしまって
難しい事を一切考えずにピカチュウバスに
乗ってしまったことを覚えています。

なんだか嬉しくなってしまって
難しい事を一切考えずに～してしまう。

それがポップの力なのではないかと思います。
その感覚はきっと、インテリ先生が100万言を尽くしても説明できない性質のものなのです。
論理ではなく感覚に訴えるもの。
左脳ではなく右脳に訴えるもの。
それがポップの持つ力なのだと思います。
インテリにポップは無理だ、と
かつて村上龍さんが発言していましたが
全くその通りです。
インテリ先生が百万言を尽くしても
ポップの力は説明できません。
だからそれは力なのだ、と僕は思います。

つい最近まで、反日、というキーワードで
国民の一体感をキープし、国家の近代化に
取り組んでいた大韓民国が、日本文化の
流入を制限していたのもそのためなのでしょう。
韓国のインテリ先生達が、百万言を尽くして
国民に反日思想を吹き込んだとしても
ピカチュウが侵入してきたら
韓国の子供達は、日本を好きになってしまいます。
それは日本人がディズニーランドで
アメリカを好きになってしまったのと
パラレルなのだと思います。

そういった関係は、実は近代国家同士の文化戦略だけに
限らなくて、ヤッシー人形などで上手くポップ性を獲得する事に成功している
田中康夫長野県知事と長野県民の関係も同じだと僕は思います。ポップは力です。
ヤッシー人形は警戒心を持たせません。
田中康夫知事の政治理念がどういったものか
分からなくても、ヤッシー人形に代表されるポップ性で
改革してそうに見えてしまいます。
インテリ先生が百万言を尽くして
田中康夫知事の政策批判の文章を書いたとしても
ヤッシー人形のポップ性の前には敗北してしまう。
ポップは力です。
そういった政治手法はテレビとセットなのでしょうが
現代文明はテレビなしには成立しないのだから
仕方がないと思います。
嘘も方便、なのだから、田中康夫知事は、ヤッシー人形を前面に出していけばいいと思います。
ちなみに僕は田中康夫氏がどういう考えを持っている人
なのかよく知りません。
でもヤッシー人形が振りまく、改革っぽい雰囲気、は
よく知っています。
その点で既に僕もメディアに侵されているわけです。
現代の政治家には俳優の才能が求められるし
現代の有権者には映像の嘘を見抜くメディアリテラシーが求められるという事なのでしょう。

と、ズラズラとポップの力、映像の力、ソフトパワーについて書いてきたわけですが、
そういった手法を駆使して、高利貸し、のイメージを変えようとしている
消費者金融のＴＶＣＭはよくないのでは
ないか、と僕は言いたいわけであります。
特に、お自動さん、は、絶対よくないと思う。
仏教関係者はどうして何も言わないのだろう。

僕が子供の頃は、サラ金だけには手を出すな、と
よく教えられたものですが、最近の消費者金融のＴＶＣＭを見ていると、
だんだんお金を借りることへの罪悪感がなくなってきます。
これから若い夫婦が子供を育てようとする時に、果たして、サラ金だけには手を出すな、と
子供に教えられるだろうか、と疑問に思ってしまいます。
ＴＶＣＭでは借金を奨励しているようにさえ見えます。

もちろん借金が全て悪いわけではなく
ここが勝負どころだ、と思ったら借りるのも手だし
車を買う時なども頭金だけ払って
後はローンで、いう方が便利な場合もあります。
でもサラリーマン金融というものは、そういう性質のものではないような気がします。

僕は高利貸しと売春は、人類の文明の本質に関わる
普遍的なテーマだと思います。

ユダヤ人は差別でまともな職につけなくて
高利貸しとして身を立てたために、ますます嫌われる、という歴史をたどりましたし、
イスラム世界ではマホメッドが金利を取る事を禁止したりしました。
借金が返せないなら娘を風呂屋に突っ込め、というのは
昔はおなじみの脅し文句でした。
シェイクスピアの、ベニスの商人、という小説では
借金の返済の代わりに胸の肉を差し出すのは是か否か、という、人肉裁判、が
重要なモチーフとなっています。

そういった人間の悲喜劇が凝縮される高利貸しという行為を、
ポップ性にくるんで隠す、というのはズルいと思う。
まして多くの人々の悲痛な祈りを受け止めてきた
地蔵菩薩様を、お自動様、などというポップなキャラクターにしたてて
借金を薦めるＴＶＣＭを大々的に流す、などという行為が許されるのだろうか。

そう言えば、売春、も、いつの間にか
援助交際、というポップなイメージに
変換されてしまいました。
援助交際とテレビの関係についてもいずれ書く予定です。

僕は子供の頃からテレビがあまり好きではありませんでしたが
最近では、嫌い、という感覚に近くなってきているのに今気がつきました。
ＴＶの普及をさして、一億総白痴化、と評したのは
大宅壮一だったと思いますが、もうそんなレベルを
超えているように思います。
もう狂気に至っているような気がする。
そして、毎日大量に浴びせられる狂った情報は
食品添加物のように次第に人々の深層意識に
蓄積されていくのです。
僕は知的障害者が人類の中で唯一罪のない存在だと
考えているので、一億総白痴化、という表現は使いたく
ありません。
あえて現在の状況を言えば、一億総狂気です。

ドス黒いメッセージを隠したポップなＴＶＣＭが
溢れていますが、そのポップ性を剥ぎ取られた
本物の地蔵菩薩にはやっぱり凄みがあるし
本物の売春の現場はとても生々しいと思うし
高利貸しもかなりドギツイ業界のはずです。
僕の知人はサラ金業界に入って三ヶ月で辞めて
しまいました。凄かったそうです。

偶像崇拝も売買春も高利貸しも
人類の業なので、なくなる事はないと思います。

でもそういった人間の悲喜劇が凝縮される
ディープな性質のものを、ポップさにくるんで
大々的にＴＶＣＭで流すという社会は
狂っているとしか言いようがありません。




－ポップなお地蔵さん（完）－




一休宗純　狂雲集　中公クラシックス
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121600037/qid%3D1100069430/sr%3D1-2/imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121600037/qid%3D1100069430/sr%3D1-2/imsendaijp-22</a>

コーラン（1）　中公クラシックス
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121600347/qid%3D1110451492/sr%3D1-16/imsendaijp-22">http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121600347/qid%3D1110451492/sr%3D1-16/imsendaijp-22</a>

コーラン（2）　中公クラシックス
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ヴェニスの商人　シェイクスピア　新潮文庫
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アイフル被害対策全国会議
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◆消費者金融：生命保険での債権回収、１割は自殺（毎日新聞）
<a href="http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060906k0000m040156000c.html">http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060906k0000m040156000c.html</a>

◆消費者金融：１０社借り手に生命保険　死亡時受け取り人に（毎日新聞）
<a href="http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060815k0000m040107000c.html">http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060815k0000m040107000c.html</a>

◆消費者金融５社の債権回収､自殺保険金３６４９件（産経新聞） 
<a href="http://www.sankei.co.jp/news/060906/kei016.htm">http://www.sankei.co.jp/news/060906/kei016.htm</a>

◆消費者金融　自殺で保険金、年３６００件（朝日新聞）
<a href="http://www.asahi.com/business/update/0913/044.html">http://www.asahi.com/business/update/0913/044.html</a>

◆自殺で３６４９件回収　消費者金融５社、０５年度に（西日本新聞社）
<a href="http://www.nishinippon.co.jp/nnp/economics/20060906/20060906_018.shtml">http://www.nishinippon.co.jp/nnp/economics/20060906/20060906_018.shtml</a>

◆「自殺で借金返済」昨年度は消費者金融大手5社で3,649件（Ｊ－CASTニュース）
<a href="http://www.j-cast.com/2006/09/07002871.html">http://www.j-cast.com/2006/09/07002871.html</a>

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         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2006/09/2_4.html</link>
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         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Thu, 14 Sep 2006 14:56:23 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>縁なき衆生は度し難し（1）　2006.9.Ｘ　初出</title>
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◆消費者金融：生命保険での債権回収、１割は自殺（毎日新聞）
<a href="http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060906k0000m040156000c.html">http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060906k0000m040156000c.html</a>

◆消費者金融：１０社借り手に生命保険　死亡時受け取り人に（毎日新聞）
<a href="http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060815k0000m040107000c.html">http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060815k0000m040107000c.html</a>

◆消費者金融５社の債権回収､自殺保険金３６４９件（産経新聞） 
<a href="http://www.sankei.co.jp/news/060906/kei016.htm">http://www.sankei.co.jp/news/060906/kei016.htm</a>

◆消費者金融　自殺で保険金、年３６００件（朝日新聞）
<a href="http://www.asahi.com/business/update/0913/044.html">http://www.asahi.com/business/update/0913/044.html</a>

◆自殺で３６４９件回収　消費者金融５社、０５年度に（西日本新聞社）
<a href="http://www.nishinippon.co.jp/nnp/economics/20060906/20060906_018.shtml">http://www.nishinippon.co.jp/nnp/economics/20060906/20060906_018.shtml</a>

◆「自殺で借金返済」昨年度は消費者金融大手5社で3,649件（Ｊ－CASTニュース）
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バックナンバー（2003.10.Ｘ　掲載より）　卵のなかみ　大場理史　
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★ポップなお地蔵さん（1） 2003.10.Ｘ　初出
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お釈迦様は、偶像崇拝はいけない、としていたそうです。
つまりお釈迦様は、特定の偶像を拝んではいけいない、としていたのです。
僕は何故か、どういうわけか、どういう巡り合わせか
今日はお地蔵さんの話を書いてみようと思ったのでありますが、
お地蔵様信仰、というのは、お釈迦様が考えたものではないわけです。
お釈迦様は、偶像崇拝はいけない、としていた。

ちなみに、イスラム教もユダヤ教も
偶像崇拝を認めていません。
イスラム原理主義勢力、タリバン、が、バーミヤンの大仏を破壊して
世界中から非難された事件は記憶に新しいものですが、
イスラム教が偶像崇拝を認めていない事と無縁ではないような気がします。
宗教というのは、人々の感覚や感受性、最終的な正邪の判断にまで影響を
及ぼしてしまうものなので厄介ですね。

僕はその、偶像崇拝、というのはどちらかというと
教祖がいなくなった後に後世の指導者が
民衆を教化するために作った、嘘も方便、の類ではないか、と
今のところ考えています。
お地蔵さん信仰も、そういった流れの中で
出てきたものではないかと思うわけです。

ちなみに、お地蔵さん、というのは
正確には、地蔵菩薩、と呼ばれる菩薩様で
地獄に落ちてしまったどんな悪人でも
あまねく平等に救ってくださる
大変有難い菩薩様であるそうです。

中世の破戒僧、一休禅師、一休宗純は

南無釈迦じゃ、
娑婆じゃ地獄じゃ極楽じゃ
どうじゃこうじゃと
言うが愚かじゃ

という大変格好いい歌を遺していますが
全くその通りで、僕は人間が生きていく現実の中に
天国も地獄もあるのであって、死んでしまってから
天国に行ったり、地獄へ行ったり、という事は
ないのではないか、と思ってしまいます。

南無釈迦じゃ、
娑婆じゃ地獄じゃ極楽じゃ
どうじゃこうじゃと
言うが愚かじゃ

この大変格好いい歌を遺した、一休宗純、という
中世の破戒僧は、僕が子供の頃あったアニメ、一休さん、のモデルとなった
人物でもあります。
二十代後半以降の方はご記憶かと思いますが
頓知小僧、一休さん、は、将軍様こと足利義満の
押し付ける無理難題を、毎回頓知（とんち）で切り抜けていきます。
確かそんなアニメだったように思います。

一休宗純はその名も、狂雲集、という歌集を遺していますので
興味のある方はどうぞ読んでみて下さい。
中央公論新社の中公クラシックスから出ています。
僕もその、狂雲集、読んでみたのですが
一休さんこと一休宗純は、中々熱い人で
自殺未遂を起こしたり、女のもとに入り浸ったり、と
中々の、破戒僧、ぶりを発揮しています。
近代以降の言葉で言えば、デカタンス、とか、退廃、という事になるのでしょうが、
近代以前はそれが、破戒、だったのかもしれません。
破戒、つまり、戒め（いましめ）を破る、という事です。

最近では、かつては、聖職者、とされていたはずの学校の先生達が、
女子高生と援助交際していたのがバレてクビになったりしてますが、
僕が受ける印象では、それらの事件はどうも、デカタンス、の匂いも、
退廃、の匂いもしない、かといって、破戒、という覚悟すらない、
なんともスケールの小さいミミッチイ事件ばかりのように思えて
とても嫌な気分になります。
はっきり言って、ちょっとした助平心、しか感じられません。
ちょっとした助平心で、前途ある少女の人生を
台無しにするような事は許されないはずです。

お地蔵さんの話を書くはずが
だいぶ話が逸れてきてしまいましたが、
気にしない、気にしない、一休み、一休み、です。

で、僕はまだ若いせいか、一休同様死んでからの
天国だ、地獄だ、という発想には懐疑的なわけであります。
でも歳をとったら、どうか分かりません。
お地蔵さん、わしが地獄落ちても救うてくれよ、と
毎日お地蔵様に線香を上げることになるかもしれません。
そんな時、地獄に落ちてしまったどんな衆生（しゅうじょう）でも、
あまねく平等に救ってくださる地蔵菩薩様は大変有難い菩薩様であるわけであります。

僕は最近その大変有難い地蔵菩薩様を
ＴＶＣＭで見かけるようになったのでありますが
あれはいったい何なのだろう。
とてもポップなお地蔵さん、お自動さん！？



－ポップなお地蔵さん（2）へ続く－
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◆消費者金融：生命保険での債権回収、１割は自殺（毎日新聞）
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◆消費者金融：１０社借り手に生命保険　死亡時受け取り人に（毎日新聞）
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◆消費者金融５社の債権回収､自殺保険金３６４９件（産経新聞） 
<a href="http://www.sankei.co.jp/news/060906/kei016.htm">http://www.sankei.co.jp/news/060906/kei016.htm</a>

◆消費者金融　自殺で保険金、年３６００件（朝日新聞）
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◆自殺で３６４９件回収　消費者金融５社、０５年度に（西日本新聞社）
<a href="http://www.nishinippon.co.jp/nnp/economics/20060906/20060906_018.shtml">http://www.nishinippon.co.jp/nnp/economics/20060906/20060906_018.shtml</a>

◆「自殺で借金返済」昨年度は消費者金融大手5社で3,649件（Ｊ－CASTニュース）
<a href="http://www.j-cast.com/2006/09/07002871.html">http://www.j-cast.com/2006/09/07002871.html</a>

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         <link>http://www.im-sendai.jp/archives/2006/09/120069.html</link>
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         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Thu, 14 Sep 2006 13:31:20 +0900</pubDate>
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      </item>
            <item>
         <title>仏の顔も三度まで（2）　2006.4.Ｘ　初出</title>
         <description><![CDATA[━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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◆アイフルに対し業務停止命令＝近畿財務局（ロイター）
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000916-reu-bus_all">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000916-reu-bus_all</a>

◆＜アイフル＞全店舗に業務停止命令へ　金融庁（毎日新聞）
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000046-mai-soci">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000046-mai-soci</a>

◆アイフル相手に一斉提訴　全国で過払い金返還請求（共同通信）
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060310-00000137-kyodo-soci">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060310-00000137-kyodo-soci</a>

◆アイフル全店に業務停止命令へ＝相次ぐ違法取り立てで－金融庁（時事通信）
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000036-jij-bus_all">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000036-jij-bus_all</a>

◆遺族がアイフル提訴　死体診断書求められ苦痛（神戸新聞） 
<a href="http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000011075.shtml">http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000011075.shtml</a>

◆アイフル全店を業務停止　金融庁、異例の厳重処分（共同通信）　
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000189-kyodo-bus_all">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000189-kyodo-bus_all</a>

◆アイフルが行政処分で社長に3カ月間30％の減給、
　ＴＶＣＭなど2カ月自粛（ロイター）
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000931-reu-bus_all">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000931-reu-bus_all</a>

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バックナンバー（2003.10.Ｘ　掲載より）　卵のなかみ　大場理史　
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★ポップなお地蔵さん（2）　2003.10.Ｘ　初出━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
某消費者金融のＴＶＣＭに出てくる
とてもポップなお地蔵さん、お自動さん、とは
いったい何者なのだろう、と僕は思うわけであります。

生活苦で地獄に落ちてしまった衆生を
お自動さん、は、あまねく平等に救ってくれるとでも
言うのでしょうか。
地蔵菩薩様が、地獄で救ってくれた見返りに
お布施として金を取る、などという話は聞いた事がありません。
でも、お自動さん、は、高い金利を取るのだそうです。
何かおかしい、と思うのは僕だけではないような気が
しますが、どうでしょう。
僕の周りには、最近の消費者金融のTVCMの無軌道ぶりに
憤りを覚えている人達がたくさんいます。

僕はあのＴＶＣＭは絶対によくないと思う。
ずるいな、と思うのは、地蔵菩薩様をポップさにくるんで
かわいい、お自動さん、にしてしまっているという事。
とてもポップなお地蔵さん、お自動さん、に
してしまっているという事です。

少々話が逸れてしまいますが、まずその、ポップ、について考えてみたいと思います。

アメリカ文化の強さはアンディ・ウォーホールに代表されるポップ性にあるとはよく言われますが、
戦後日本人はマクドナルドやコカ・コーラが入ってきても
アメリカの思想が入ってきているとは気がつきませんでした。
何故か？　
それらがとても、ポップ、だったからです。
ポップは思想を隠します。

戦中派の人達は、街中でところかまわず
歩きながら飲み食いする若い人達を見て
眉をひそめますが、要は戦前の日本には
マクドナルドやコカ・コーラに代表されるものが
なかったわけです。
別にＧＨＱに命令されて日本人がところかまわず
飲み食いするようになったわけではありません。

ちなみに70年代頃の日本では、マックが一番お洒落な
店だったそうです。
僕が子供の頃は、コカ・コーラ、が格好よく見えた気がします。
最近ではその本質がバレてしまって
マックをお洒落な店だと思う人はいないだろうし
コカ・コーラのビンを並べたりする人は
コレクター以外にはいないと思います。

では何故戦後のある時期まで
マックやコカ・コーラが格好よく思えたのか。
それは、勝者の文化だから、という事プラス
たぶん、ポップ、だったからなのだと思います。
ポップは思想を隠します。
その、隠された何か、によって日本文化は戦後
かなり侵食されてしまったのだと思いますが
その何か、はきっと重要なものなのだと思います。
イスラム圏では、その何か、を警戒して最近
コカ・コーラに対抗してメッカ・コーラを
発売したらしいですが、気持ちはよく分かります。
僕が子供の頃、ビートたけしさんＣＭの
ジョルト・コーラというものがありましたが
（確かカフェイン2倍がウリでした）
あれはもしかしたら、コカ・コーラの持つ何か、に対して対抗していたのではないか、と今思いました。
ジョルト・コーラは日本のメッカ・コーラだったのです。
何か深読みし過ぎているような気もしますが
北野武さんはやはり凄い人だな、と今改めて思いました。

そういった文化の持つ力を
ソフトパワーと言うらしいのです。
ハーバード大学のジョセフ・ナイという政治学者が
ソフトパワー論というのを提唱していますが
アメリカ上層部は結構その辺意識的なわけです。
アメリカの上層部はとんでもなく頭がいいから
手に負えません。とにかく全てにおいて戦略的なのです。

そういったソフトパワー、文化の感染力のようなものの中でもポップカルチャーは、
思想が見えないだけに警戒のしようがないため実は最も強力なのでは
ないか、と僕は思ってしまいます。

ポップは武器です。
日本はどんどんピカチュウを輸出すればいいと思います。
ピカチュウは日本最強のソフトパワーです。
ピカチュウは人々に警戒心を持たせないので
外国の人は、ピカチュウを見ても
日本の思想が入ってきているとは
感じないと思います。
ちなみに僕は、一度観光地でピカチュウバスを見かけた
事があるのですが、なんだか嬉しくなってしまって
難しい事を一切考えずにピカチュウバスに
乗ってしまったことを覚えています。

なんだか嬉しくなってしまって
難しい事を一切考えずに～してしまう。

それがポップの力なのではないかと思います。
その感覚はきっと、インテリ先生が100万言を尽くしても説明できない性質のものなのです。
論理ではなく感覚に訴えるもの。
左脳ではなく右脳に訴えるもの。
それがポップの持つ力なのだと思います。
インテリにポップは無理だ、と
かつて村上龍さんが発言していましたが
全くその通りです。
インテリ先生が百万言を尽くしても
ポップの力は説明できません。
だからそれは力なのだ、と僕は思います。

つい最近まで、反日、というキーワードで
国民の一体感をキープし、国家の近代化に
取り組んでいた大韓民国が、日本文化の
流入を制限していたのもそのためなのでしょう。
韓国のインテリ先生達が、百万言を尽くして
国民に反日思想を吹き込んだとしても
ピカチュウが侵入してきたら
韓国の子供達は、日本を好きになってしまいます。
それは日本人がディズニーランドで
アメリカを好きになってしまったのと
パラレルなのだと思います。

そういった関係は、実は近代国家同士の文化戦略だけに
限らなくて、ヤッシー人形などで上手くポップ性を獲得する事に成功している
田中康夫長野県知事と長野県民の関係も同じだと僕は思います。ポップは力です。
ヤッシー人形は警戒心を持たせません。
田中康夫知事の政治理念がどういったものか
分からなくても、ヤッシー人形に代表されるポップ性で
改革してそうに見えてしまいます。
インテリ先生が百万言を尽くして
田中康夫知事の政策批判の文章を書いたとしても
ヤッシー人形のポップ性の前には敗北してしまう。
ポップは力です。
そういった政治手法はテレビとセットなのでしょうが
現代文明はテレビなしには成立しないのだから
仕方がないと思います。
嘘も方便、なのだから、田中康夫知事は、ヤッシー人形を前面に出していけばいいと思います。
ちなみに僕は田中康夫氏がどういう考えを持っている人
なのかよく知りません。
でもヤッシー人形が振りまく、改革っぽい雰囲気、は
よく知っています。
その点で既に僕もメディアに侵されているわけです。
現代の政治家には俳優の才能が求められるし
現代の有権者には映像の嘘を見抜くメディアリテラシーが求められるという事なのでしょう。

と、ズラズラとポップの力、映像の力、ソフトパワーについて書いてきたわけですが、
そういった手法を駆使して、高利貸し、のイメージを変えようとしている
消費者金融のＴＶＣＭはよくないのでは
ないか、と僕は言いたいわけであります。
特に、お自動さん、は、絶対よくないと思う。
仏教関係者はどうして何も言わないのだろう。

僕が子供の頃は、サラ金だけには手を出すな、と
よく教えられたものですが、最近の消費者金融のＴＶＣＭを見ていると、
だんだんお金を借りることへの罪悪感がなくなってきます。
これから若い夫婦が子供を育てようとする時に、果たして、サラ金だけには手を出すな、と
子供に教えられるだろうか、と疑問に思ってしまいます。
ＴＶＣＭでは借金を奨励しているようにさえ見えます。

もちろん借金が全て悪いわけではなく
ここが勝負どころだ、と思ったら借りるのも手だし
車を買う時なども頭金だけ払って
後はローンで、いう方が便利な場合もあります。
でもサラリーマン金融というものは、そういう性質のものではないような気がします。

僕は高利貸しと売春は、人類の文明の本質に関わる
普遍的なテーマだと思います。

ユダヤ人は差別でまともな職につけなくて
高利貸しとして身を立てたために、ますます嫌われる、という歴史をたどりましたし、
イスラム世界ではマホメッドが金利を取る事を禁止したりしました。
借金が返せないなら娘を風呂屋に突っ込め、というのは
昔はおなじみの脅し文句でした。
シェイクスピアの、ベニスの商人、という小説では
借金の返済の代わりに胸の肉を差し出すのは是か否か、という、人肉裁判、が
重要なモチーフとなっています。

そういった人間の悲喜劇が凝縮される高利貸しという行為を、
ポップ性にくるんで隠す、というのはズルいと思う。
まして多くの人々の悲痛な祈りを受け止めてきた
地蔵菩薩様を、お自動様、などというポップなキャラクターにしたてて
借金を薦めるＴＶＣＭを大々的に流す、などという行為が許されるのだろうか。

そう言えば、売春、も、いつの間にか
援助交際、というポップなイメージに
変換されてしまいました。
援助交際とテレビの関係についてもいずれ書く予定です。

僕は子供の頃からテレビがあまり好きではありませんでしたが
最近では、嫌い、という感覚に近くなってきているのに今気がつきました。
ＴＶの普及をさして、一億総白痴化、と評したのは
大宅壮一だったと思いますが、もうそんなレベルを
超えているように思います。
もう狂気に至っているような気がする。
そして、毎日大量に浴びせられる狂った情報は
食品添加物のように次第に人々の深層意識に
蓄積されていくのです。
僕は知的障害者が人類の中で唯一罪のない存在だと
考えているので、一億総白痴化、という表現は使いたく
ありません。
あえて現在の状況を言えば、一億総狂気です。

ドス黒いメッセージを隠したポップなＴＶＣＭが
溢れていますが、そのポップ性を剥ぎ取られた
本物の地蔵菩薩にはやっぱり凄みがあるし
本物の売春の現場はとても生々しいと思うし
高利貸しもかなりドギツイ業界のはずです。
僕の知人はサラ金業界に入って三ヶ月で辞めて
しまいました。凄かったそうです。

偶像崇拝も売買春も高利貸しも
人類の業なので、なくなる事はないと思います。

でもそういった人間の悲喜劇が凝縮される
ディープな性質のものを、ポップさにくるんで
大々的にＴＶＣＭで流すという社会は
狂っているとしか言いようがありません。




－ポップなお地蔵さん（完）－




一休宗純　狂雲集　中公クラシックス
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コーラン（1）　中公クラシックス
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コーラン（2）　中公クラシックス
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ヴェニスの商人　シェイクスピア　新潮文庫
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アイフル被害対策全国会議
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　　　◆アイフル被害対策全国会議◆　→　<a href="http://www.i-less.net/">http://www.i-less.net/</a>
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◆アイフルに対し業務停止命令＝近畿財務局（ロイター）
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000916-reu-bus_all">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000916-reu-bus_all</a>

◆＜アイフル＞全店舗に業務停止命令へ　金融庁（毎日新聞）
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000046-mai-soci">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000046-mai-soci</a>

◆アイフル相手に一斉提訴　全国で過払い金返還請求（共同通信）
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060310-00000137-kyodo-soci">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060310-00000137-kyodo-soci</a>

◆アイフル全店に業務停止命令へ＝相次ぐ違法取り立てで－金融庁（時事通信）
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000036-jij-bus_all">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000036-jij-bus_all</a>

◆遺族がアイフル提訴　死体診断書求められ苦痛（神戸新聞） 
<a href="http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000011075.shtml">http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000011075.shtml</a>

◆アイフル全店を業務停止　金融庁、異例の厳重処分（共同通信）　
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000189-kyodo-bus_all">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000189-kyodo-bus_all</a>

◆アイフルが行政処分で社長に3カ月間30％の減給、
　ＴＶＣＭなど2カ月自粛（ロイター）
<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000931-reu-bus_all">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000931-reu-bus_all</a>

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　　　◆アイフル被害対策全国会議◆　→　<a href="http://www.i-less.net/">http://www.i-less.net/</a>
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         <category>1-2.　卵のなかみ　大場理史</category>
         <pubDate>Sat, 01 Apr 2006 00:00:02 +0900</pubDate>
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