ピンズライブvol5密着取材

2000年10月05日

ピンズライブvol5密着取材

[投稿者:仙台インターネットマガジン編集部]

ピンズライブvol5密着取材

9月10日に141にあるエルパーク仙台で行なわれた劇団CUEプロデュースピンズライブに行ってきました。密着取材というのは少々大げさでその場の空気を感じてきたというのが妥当のようです。朝から晩まで舞台裏にお邪魔させてもらいました。今回出来るだけ出演者を刺激しないように露骨なインタビューなどはしないで、じっとその場の空気を変えないように静かに見ているということにしてしました。それが良かったかどうかは分からないけれど、その場の空気が少しでも伝わったらいいなと思っています。


 私は9時に行く。少し雨がふっている。 場所は141にあるエルパーク仙台、こじんまりとしたいいホールだった。 何もないホールをステージ、照明、客席を一つずつ一つずつ自分たちで組み裁ってていく。 照明合わせ、そしてリハーサルと着々と準備は進んでいく。

 五時半になりお客が入ってくる。お客は 10台から20代がほとんどだった。ちらほらと年配の方も見ることができた。 150〜170人は入ったんじゃないだろうか。

 ライブはダンスに始まり、三つのコント、そしてダンス&うたで終わった。まず最初のダンスあの迫力ある踊りを目の前でされると、こちらがやられそうになる。効果音、照明も素晴らしかった。

 コントはとても話しが分かりやすいものと、話しに脈絡が無くどこで笑えばいいか分からなくなる物があった。とても面白かったのは相方というコントだった。ビックなお笑い芸人を目指す二人組の話しで、兄さんと呼ばれる主人公は苦節十年売れないお笑い芸人をやって来た。 実は今まで10年間同じ相方とコンビを組んでいたが全く売れなかった。そしてその彼の相方は自殺をして死んでしまった。

 そしてやっと見つけた今度の相方の増田君(?たしか)とは今までにないくらい、相性がよくうまくいきそうである。あすに迫ったお笑いの大会に向けてネタ合わせをしているという舞台設定である。

 兄さんが増田君に「死んでしまった元相方はひどいもので、あいつのせいで売れなかった。」「あんなやつ死んでくれて、本当に良かったよ。」「俺増田君とコンビを組めてよかった。今度はうまくいくきがするよ。」なんて元相方の悪口をいっていると。そこに自殺したけど成仏出来ない元相方が幽霊になって出てくる。「もっと突っ込みたいよ〜〜」という調子である。もちろん彼は成仏が出来ないのだから自分が死んだとは思っていない。そして兄さんに新しい相方が出来たことを気に入らず、二人を別れさせようと邪魔をしようとしてどたばたと話しがすすんでいく。落ちは確か兄さんも死んでいるという感じだった。

 このコントがよかったと思うのは分かやすい設定、理解しやすい心境、客が頭を使い想像をしながら見る事が出来るところだろう。兄さんには昔の相方の幽霊が見えて増田君には見えない。増田君がトイレに行った間に兄さんは何とか成仏させようと元相方の幽霊をなだめすかし説得しようとする。その様子を増田君に見られてしまう。この時増田君には幽霊が見えないので、兄さんは一人でなにをおかしなことをしているかと、いぶかしげな目で見る。ここでは客にはもちろん幽霊役は見えているけれど、お客は増田君には見えないんだよなぁと想像して頭を使ってその錯覚を楽しむ。これがとてもいいのではないか、私がほんとに面白いと思ったコントはこの要素があるように思える。これで落ちがもっとひねるか、ほんとは兄さんもお化けだったということをうまく説明出来れば最高だっただろう。それにしてもよくあんな話しが思いつくものだ思う。ピンズは夜中に練習をするために墓地を使うと聞いた。近所迷惑にならなくしかもタダの場所を探したらお墓しかなかったらしい。 もしかしたらこのネタはそこ思いついたのかもしれない。

 そして最後のライブパホーマンスは圧倒される。ダンサーの激しい動き、心臓の鼓動に合わせ私の胸も高鳴っていく。全て舞台が終わったのに自分の心臓がドキドキしている事に気がついた。これには自分でも驚いた。 ライブパホーマンスが終り、ステージが終わったんだと気がついて少し間を置いて拍手がなったのが印象的だった。みな我に帰るまで少々時間がかかたようだ。そしてあっという間にライブが終わってしまった気がした。

 今回笑いに来たお客は少々面を食らっていたようだ、客は笑う余裕がなく圧倒的なパワーにあっけにとられていた。笑うというより笑わされていたようだ。 いいものを見せてもらった気がする。早く劇団CUEが一流のエンターテイメントになってくれることを思いながら。


佐藤研一朗

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投稿者 仙台インターネットマガジン編集部 : 2000年10月05日 11:40
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