ロメロテクニック

2001年02月10日

ロメロテクニック


前回の連載で私がロメロテクニックを学んでいることはご存じと思いますが、実際今までのテクニック上の悪い癖を含めいきなり直しそれを使いこなすことなど不可能です。 ましてやそれがロメロテクニックともなると。。。。。

 先月卒業演奏会がありました。そのためその前にテクニックを変えると大変なことになると思い、基礎的な部分のみ直して卒業演奏会に臨みました、 結果はひどいものでしたが、少しずつ今までのテクニックに付随する感覚が変わってくるのがわかりました。 それと同時にいかに自分がいいかげんなタッチで演奏していたかを思い知らされます。(まあそれはロメロテクニックに変更するという方針からみればですが)。

それはさておき最近は専らロメロテクニックの拾得に励んでいます。まだまだやることが多すぎてまともに曲が演奏できなくなることもありますが、 そのテクニックを駆使した時にギターから発せられる音色には代え難いものがあります。

 話は変わりますが、ある筋の話によるとペペロメロはフラメンコよりのギタリストなので日本のクラシックギター界からは敬遠されている!!!というような話を耳にしました。 まったくとんでもない話です。確かに全員がこの話に同調するとは思いませんが、 みなさんもペペのCDをお聴きになっておわかりのように彼をクラシックギタリストと呼ばずしてなんと呼ぶでしょう!  確かにペペはフラメンコ少年でしたが、(ちなみに三男のアンヘルはスカルラッティ少年だったらしい)だから何なのでしょう。 ロメロ一家はアンダルシア出身なので、そのフラメンコ魂を受け継がれているはずです。 それがまた彼らのリズムさばきの素晴らしさに見事に反映されているのが何よりの証拠でしょう。ギタリストの掛布雅弥さんはペペの大ファンで去年の清里スペイン音楽祭では、 一時間以上ペペの素晴らしさについて語り合わせていただきました。

 長々と書きましたが、要約すると「なぜペペは日本に来ないのか?」ということです。いやというより「なぜ呼ばないのか!」だと思います。 彼のコンサートスケジュール表をみると、半年に一度自宅に戻るか戻らないかの忙しさ、アメリカやドイツヨーロッパ各地、またお隣の韓国にまできているのになぜ?  やはり答えは一つ、日本が、いや日本のギター界が呼ばないからです。現代ギターひとつとってもそうです。 たとえばジョンウィリアムスかれが何回同紙の表紙を飾ったでしょう!(別にジョンがどうというわけではないが、彼もすばらしいギタリストです。) ジョンが来日するときは、半年も前から来日の軌跡だの何だの莫大にページを消費しているくせに、ペペとなると対談企画も行われずたいしたプロモートもしない。 一体何なのでしょうか? 実に腹立たしく同時に彼の素晴らしさがわからない連中は一体何なのか思います。

 おととしの12月に12年ぶりに来日した際にペペにサインを求めたとき片言の英語で「また日本に来てください」 との言葉に対して笑顔と握手で答えてくれた彼の姿が忘れられません。もっとたくさんの方にペペの演奏を聴いて頂きたい心底そう思います。

 最後に一つ宣伝をさせて頂くと、来る3月17日に私の師匠でもあるギタリスト大嶋芳氏がサントリーホールで演奏します。 まさに日本のペペロメロと呼ぶに相応しい方です。プログラムはセレドニオロメロの曲を中心に演奏されます。お近くにいらした方は是非是非いらして下さい。 3月4日には名古屋でアランフェス協奏曲とやはりセレドニオロメロの曲を中心に演奏されます。
場所、チケット等のお問い合わせは私、千葉(03-3948-8420)まで。よろしくお願いいたします。




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投稿者 im-sendai : 2001年02月10日 11:41
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