ル京詩世VS風俗嬢

2003年07月18日

ル京詩世VS風俗嬢

美談を一つ

正義の味方をはじめてまだ間もない頃、
或る、おばさん風俗嬢と、飯を食いに行ったことがあります。
その風俗嬢はとても疲れていて、希望を失っているようでした。
人を信用できなくなっているようです。

確かに、人は信用できません。
でも、そう思っていては、悲しいことです。
それで、無理矢理、「そんなことないぜ!」と言いました。
理屈も何も無く、です。

今がまさに正義の味方の存在価値が、問われていると思った私は、
言いました。
「昨日、正義の味方を見たよ」
「へー」と彼女。
「そんなのいたら、見てみたいね」

そこで、私はトイレに行くフリをして、駐車場に向かいました。
私の愛車20万のサニーには常時、マントとマスクが忍ばせてあるのです。

変身して帰ってきた私は、おばさんにキスされました。
そして、なぜかカラオケを歌わされました。
おばさんのリクエストは、尾崎豊の『卒業』です。

大晦日での失敗もあり、心を込めて卒業を歌い終わってから私は、一目散に退陣し、
トイレから素知らぬ顔して、おばさんの元に戻りました。

白々しい顔で私が、
「あれ、いま正義の味方来てなかった?トイレでまた会っちゃったよ」と言うと、
おばさんは、こう言いました。
「あれは正義の味方なんかじゃないね。あれはどう見たって、デビューできなくて、
やけになっているアホな男だよ、あんたはもっと頑張らないと!」

と真実を口にしました。


事実は小説より奇なり。
愛ある説教だけが正義を創る。
おばさんは風俗嬢でもあるし、神でもある。

2003/07/18




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投稿者 im-sendai : 2003年07月18日 03:14
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