分かりやすい現代美術1

2004年08月27日

分かりやすい現代美術1




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No.1








 代美術において、表現とは何を意味するものなのか?いきなり重いテーマから始めたいと思います。
構成は、大きく分けて以下のようにしたいと思います。順番や内容の濃い薄いは、書き手の気分次第
という事で容赦願います。








1. 現代美術の役割とは


2. 現代美術の歴史と今後の表現


3. 現代美術以外の表現形態における現代性

 代美術の役割とは?私はこう考えています。
哲学が、人間の保守的な側面に対してあるべき姿をあらわにしていく作業だとしたら、現代美術は、
革新的な部分に対して、その可能性を広げていくことが役割だと考えています。
もう少し具体的に言うと、すでに存在する歴史や宗教、風俗・生活習慣といった側面から、人間像を
明確にしていく作業が、哲学の役割だと思います。
それに対し、固定的なものと考えがちな、風俗・生活習慣・価値観等の常識に対し疑問を投げかける
ことにより、自分と社会および自分の中の自分像と自分を構成する肉体と精神との関係を見つめ直す
ための材料を提供するのが現代美術の役割だと思います。

 代美術表現とは、それを観て感動するためだけのものではありません。作品鑑賞という行為の終了
は、鑑賞の終わりではなく、むしろその表現に触れることにより、感動(というよりは感じること)
を通して、自分はこんなふうにも感じられるんだ、なんとなく常識だと思っていたことについてこん
な見方もあるんだということを提示することにより、自己探求への入り口に立つことを意味します。
そこから先は鑑賞する人、一人一人が感じ、考えていかなければなりません。

 かに、常識の中で生きるだけであれば、現代美術は必要ありません。でも、本当に常識の枠の中だ
けで自分の体や心が充足していけるのでしょうか。もちろん、常識に従っているのことを頑迷だの
古いだのという気は毛頭有りません。ここで、問題なのは、頭では常識を信じその枠の中に居るべき
だと考えるのに、体や心がついてこないという不幸にみまわれた人達です。どうでしょう、いわゆる
学問や宗教・思考はそれに対して答えを与えてくれるでしょうか?思考は、つまるところ、道理や真
理の理解にとどまると思います。それに対し、現代美術が提供するのは、判断でも理解でもありませ
ん。自分の五感で感じた事を素直に受け入れられるだけの、自分だけの超常識を自分に納得させるた
めのきっかけです。

 度も言いますが、現代美術は、完結した物語ではなく、鑑賞者一人一人を、全く別の世界へいざなう入り口を提供するものなのです。



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投稿者 im-sendai : 2004年08月27日 01:32
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