ギター流行

2004年08月27日

ギター流行











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No.5






 最近、ギターがまた流行っている。「また」というのは、以前も流行っていたから
である。小生が高校の頃の、空前の第1次ギターブームだった。土曜日ともなると、
教室の後ろの方にズラリとギターケースが並び、お昼で授業が終われば、我先にとバ
ス停まで走り、ギターを担いでいそいそと勾当台公園へと集合し、ギターを弾いて歌
を歌ったものだ。歌う歌はフォークであり、シンガーソングライター全盛の時代であ
る。フォークのシンガー達はみな、フォークギターを使っていた。今はこれをアコー
スティックギター、または単にアコギと呼ぶ。正確に言うと、この表現は正しくない
。アコギ=フォークギターではない。アコースティックギターのグループにはには、
もう一つの対極をなすクラシックギターがある。小生はこのクラシックギターの演奏
者であるが、高校生当時は我々は極めて少数派であり、クラシックギターの演奏者が
メディアに乗るということはほとんど無いに等しかった。こんなギターブームを言わ
ば傍観していた人間の一人だった。これらフォークギターとクラシックギターを、今
の人々はアコギという括りを使い、はっきり区別しない傾向にある。実は今日ほどク
ラシックギターがメディアに乗り、若い演奏家達がクラシックギターをアピールして
いる時代はないのである。これはギター全体にとっては、喜ばしいことであるが、反
面問題もある。すなはち見る側や聴く側が、違いに気づいていないことが多いのだ。
ストリートミュージシャン達が使っているギターと、テレビなどで紹介される若いソ
ロギタリストが使っているギターが同じものだと思われているのである。これは多い
にメディアの取り上げ方にも原因があるように思う。取り上げられる曲が、大きく違
いを感じないような物ばかりである。弾き手自身も軽い感覚で軽快に演奏することが
多い。

 クラシックギターは、ヨーロッパに端を発する古典音楽という、それは深く広
いレパートリーを持っている。伝統あるこの古典音楽にこそ、クラシックギターの神
髄があるのである。古典音楽は華麗な指さばき、早弾きなどテクニックにその中心
があるのではなく、長い期間鍛練し、練習を重ねて尚変化して行き、何度も繰り返し
て再現するに足るような内容を持ったものである。こういった音楽が、そういうもの
として取り上げられる事は現在は少なく、残念なことである。ギターが流行ることは
多いに結構だが、読者の皆さん、どうかクラシックギターもお忘れなく!古典音楽も
お忘れなく!
不一 




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投稿者 im-sendai : 2004年08月27日 02:02
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