アメリカの姿1

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2004年10月13日

アメリカの姿1

昨年、一年間、ニューヨークシティーに滞在していた。
学校を転校したために、ロッチェスターという、ナイアガラの滝の近くの町に、引っ越してきた。

なんと言っても、ロッチェスターは寂れている。
街に人は歩いていないし、夜になると本当にしずかだ。大都会ニューヨークから移ってきて、最初はすこし正直落ち込んだ。ほんとに田舎にきちゃったと。でも、こちらにきてはや一ヶ月、少しずつおもしろくなってきた。というのはニューヨークにいたらわからないアメリカの姿がすこし見えてきたからだ。

アメリカに来る前は、こっちにはいろんな人が住んでいると漠然と思っていた。黒人、白人、そして世界中からの移民が一緒にごちゃごちゃと暮らしているというイメージだ。

三年前、はじめてニューヨークを訪れたときはたしかに、そのことに素直に驚いた。地下鉄にのっていると、白人、黒人、ヒスパニック、ユダヤ人、中国人、韓国人、日本人(この辺は見分けがつかないが)、インドや中東からの移民と見飽きることがない。まあ、人種の博物館みたいなところだと感動したものだ。

しかしよく観察していると、みなそれぞれの人種のグループに属して暮らしていることがわかってくる。基本的に白人は白人とつるんでいるし、中国人は中国人、黒人は黒人と言ったようにだ。

よくニューヨークをたとえて、サラダボールだという。材料がそれぞれ細かくわかれて、一つのボールの中でごちゃごちゃになっているけど、けっして解け合うことがない。

街を歩いているカップルをみているとこれが、もうはっきりわかる。人種をこえたカップルをみることはまれである。これだけ、いろんな国の人たちがいるのに!!! と、私は不思議でたまらなかった。ちなみに、その中で、日本女性はすこし異質な存在なようだ。日本人の女性は、白人男性、黒人男性とでもつきあう。この手のカップルが街をあるいているのはよくあることだ。これは、同じアジア人でも、韓国人、中国人となるとまったく話が違ってくる。彼女たちは基本的に国境を越えた恋愛をしないようだ。

社会学の教科書によると、Japanese-American(日系)の人種を越えた結婚の確率はたしかに、他の人種よりも高いそうだ。これは歴史的にみても、日本人の性質をあらわしているようにおもう。江戸時代の鎖国前に、東南アジアにたくさんあった日本人町は、鎖国後、あっというまに現地人と交わってなくなってしまったときいたことがある。

ちなみに、大和撫子と比べ、わが日本男児はどうだろうか? これはもう、からっきしだめである。日本人男性と白人、もうしくは、黒人とのカップルは、一年間ニューヨークに滞在して、2、3度しかみなかった。これは日本人に限らず、アジア人男性、全般がそうである。かなしい現実である。一度、日本人と白人女性のカップルをみたとき、おもわずがんばれよと声をかけそうになったくらいだ。




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投稿者 im-sendai : 2004年10月13日 08:05
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