Problem about English in Japan
Problem about English in Japan
[投稿者:仙台インターネットマガジン編集部]
<この文章は私が中本誠司個人美術館のメーリングリスト向けに、連載してたものです。ニューヨークに行こうがなかなか進まないので、こちらを先回りして、掲載します。>
20031003 NY ART REPORT7 Problem about English in Japan
私が、こちらにきて、もはや1ヶ月である。
全く、はやいものです。
窓のないこの小さい部屋にもなれてきて、慣れたくもないのですが。毎日英語との戦いです。
先週、CUNYのオフィスにいって、来年の1月から、大学に入るようにアプライをしてきました。
そこで言われたことは、書類はこれで大丈夫です。あと必要なのはTOEFLの成績だけです。ということでした。TOEFLというのは、ご存知のかたも多いでしょうが、アメリカの大学に入るための英語の能力テストのようなものです。やっとこさ、ここまでこぎ着けたと言う感じです。
このTOEFL(Test of English Forign Language)は690点満点で、私が必要なのは450点、この数字は、他の難しい大学をうける人から言わせると、楽勝な点数でしょうが、私にとってはなかなか大変な点数なのです。
それにしても、このテストは難しい、難しい。
聞き取りに始まり、文法、長文読解、そして、決められたテーマのエッセーを書く。
聞き取りなら、5分くらいの大学の講義をきいて、問題に答える。
長文も、見たこともないような、日常でもあまりお目にかかれない単語がぎっしり。
テスト時間は3〜4時間、しかも コンピューターの前で、画面をにらめっこしながらである。
私は何回かこのテストを受けたことがあるが、終わることには、もうフラフラである。
毎回、テストの帰り道をどう帰ってきたかよく覚えていない。
通常、日本人留学生で、日本からアメリカの大学に、ストレートで入れる人は、ほとんどいない。
やはり、みんな英語の壁があって、大学に行く前に、ESLと呼ばれる、語学学校に通うことになります。
大体、平均で、1年から1年半は、この語学学校にかよって、英語を身に付けて、大学にいくということになります。
だから、留学というのは思った以上に、時間がかかるものです。
この時期というのは、だれにとっても、辛い時期で、どうして俺は英語が出来ないんだろうと、劣等感にさいなまれて、落ち込む人も多いものです。
私もいまはまだこの段階で、なんとか、さっさと英語の壁を乗り越えたいなあと思っています。
私の場合は、昨年3ヶ月ほどこちらの語学学校で勉強していました。
それから、9ヶ月間、日本に帰って仕事をして、今回またこちらにもどってきて、ちょうど1ヶ月目、それで、大学にアプライするのは、結構、スゴイというか、むちゃというか、、、
まあ全体的にみてみれば早いほうなのです。これでパスできればの話しですが。
それにしても、日本人にとって、英語というのは、これほど、いや〜なものはないのかも知れません。
私が思うに、日本人全員が、英語コンプレックスに陥っているように思います。
どうして、中学1年生から、勉強しているのに、こんなに英語をしゃべれないのでしょうか。
一つは、学校での英語の教えかたがあるでしょう。
文法とか、英文を日本語に訳させたり、日本語を英語に訳させたり、英語単語を、暗記させられたりということです。
ここで問題なのは、英語を勉強しているのに、日本語をつかって覚えるということでしょう。
私は英語を勉強している時、日本語は一切使わないように心がけています。
辞書も英英辞書だけを使っています。
さながら、英語の脳みそだけを使っているような感じです。
その分、上達が早いように思います。
実は、英語でおしゃべりができるようになると言うことは、本当はそんなに難しいことではありません。
それは、日常で使う言葉というのは、限られているし、単純な言い回しが多いからです。
これは、日本語でも、韓国語でも、同じことでしょう。
だから、本当は中学、高校生では、日常で使う、こういう時には、こう返事をするんだよということを、100個、200個も覚えていれば、もう十分なのです。
それだけで、旅行先でそんなに困ることがないくらいは話せるでしょう。
でも、どうも、英語の教科書にでてくる英語は、へんな言葉がおおい。
そんな言い方をするだろうか、あんまりそんな言い方はしないよなあというのが、多い。
いった何を考えて、教科書を作っているんだろうか?
それともう一つ、このごろ、日本人が英語が苦手な理由を、発見したのです。
それは、小学校5年生で習う、ローマ字というやつです。
ローマ字は、この文章を打つのにも使っている分けですが、これが、英語を読むのには、じゃまになるのではないでしょうか。
私が、中学校にはいって英語のクラスが始まって、一番最初に理解できなかったのは、英語の単語をいったいどう発音していいか、と言うことでした。
たとえば、"HERE" という単語、これをローマ字読みすると、"ヘレ" となりますよね。これは”ヒァー”というように読みますね。
"NAME"これはどうなりますか、ローマ字読みすると、”ナメ”ですね。でも、本当は、”ネイム”ですね。
ローマ字というのは、ローマというだけあって、多分イタリア語あたりの発音を取り入れたんでしょう。きっと日本が明治になって開国をしたときに、日本語をアルファベットに置き換える時に考えられたんでしょう。イタリア語はローマ字読みでばっちりだと、以前聞いたことがあります。
その当時は、ヨーロッパが中心だったのでしょうから、問題はなかったのでしょうが、今では英語が中心なった今でも、いまさら、変えるわけにもいかないというような感じで、この問題はほったらかしなんでしょう。
だから、中学校1年生で、英語を教えるときは、英語の読みというのを、教えるべきでしょうね。
と言うよりも、
最初は、なによりも、口から、
"HELLO" とか "HI"、"How are you? " "Good morning"と、口から英語が出てくるように、英語が身に付いて、自分のものになるように教えなくてはいけないと思いいます。
文字は、2の次、3の次でイイともいます。
一番大切な事は、子どもに英語なんて、いやだーと、思わせないで、楽しく覚えさせることです。
私も英語嫌い、英語コンプレックスから開放されるまでに、大変時間がかかりました。
よく、思い出してみれば、高校の時に、学校嫌いになったのも、まともに英語も話せない先生が、英語を教えているといのが、気に入らなかったと言うのが原因だったような気がします。
こんな笑い話があります。東大の英語の教授がアメリカに1年間留学した。
クラスが始まった日、彼は口から英語がまったく思うように出てこなかった。
しかし彼は、一年経っても、まともにクラスメートと会話がする事ができなかった。
思い出してみれば、学生時代、みんな、あれだけ、一生懸命、エネルギーを使って英語を勉強したけれど、学校を、でても誰も英語をしゃべれない。
それなら、まだしも、英語コンプレックスにまで陥ってしまう。
これなら、いっそのこと、英語を義務教育から外したほうが、よっぽどイイのではないか。
気持ち良く暮せるのではないかと、私は思ってしまうくらいです。
はたして、日本の英語教育というのは、いったい何なんでしょうかね?
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