共学化って、なんですか?Part3浅野史郎宮城県知事の発言一覧をおう

2004年12月04日

共学化って、なんですか?Part3浅野史郎宮城県知事の発言一覧をおう


共学化についての浅野史郎宮城県知事の発言一覧

さてこの問題について宮城県のリーダである浅野知事はどのような意見を持っているのだろうか。 ここ
をハッキリしないと誰が責任者なのか分からないまま終わってしまう。 共学化についての浅野知事の発言をおってみた。県のHPから引用する。URLはそれぞれ下記のとうりです。


平成11年10月12日(火) 知事定例記者会見内容



http://www.pref.miyagi.jp/kohou/kaiken/backno/k111012.htmlより引用



県立高校の将来構想について




 きょう県立高校の将来構想の素案が出された。三つ柱が示されたが、特にその中で再編の考え方と男女共学を進めるという部分について県民に今後どのように理解を求めていくのか。


浅野知事

 大変関心の高いことでありますし、いろいろ県民の中で広く深く議論すべき内容を含んでいます。
そういうことで素案という形で我々、我々ってこれは教育委員会というところですね、そこがこう考えていますよという、
それがないとなかなか議論が進まないのでお示しをしたわけですから、これからこれをめぐって具体的な内容について議論が進められて、
そして、高校再編というのはどうしても進めなくてはいけないことでありますのである意味では締め切りのある話ですよね。
そういう認識のもとにこれから議論が展開されることを望みます。




 先日、男女共学についても知事自身の考えを述べたが、ごく一部だがどちらかというと反対という声もある。その辺についてはいかがか。

浅野知事

 これは男女共同参画社会を進める立場ということもありますけれども、そんな大上段に言わなくても、やはり高校生活という時に、
公立高校として男子だけ、女子だけというのは今の時代なりそういう中からいっていかがなものだろうかというのは私も強く思っています。
確かに反対というのはあるんですね。なぜですかというのを少し、今突っ込むつもりはありませんけれども、やはりそれはちゃんと率直にお聞きしながら、
私は行き着くべき結論というか、ところというのはあるような気はしていますので、そこは問答無用というわけにいかないです。

 高校の問題というのはかなり多く、自分たち高校生自身というのももちろんありますよね、それは主人公の一人でありますけれども、
PTAという親御さんと、もう一つ卒業生があるわけです。自分が出た学校というのは一体どうなるんだろうか。そういう中で男女共学、
再編の問題もそうですけれども、というのをそういうところも色濃く反映しながら議論されているということなんですが、その辺のことをひもといていくというか、
うまく整理をしていけばおのずから皆さんが納得できる結論に至るのではないかと私は楽観をしておりますけれども、問題提起を今回させてもらったということです。

宮城県広報課編集



平成12年1月17日(月) 知事定例記者会見内容



http://www.pref.miyagi.jp/kohou/kaiken/backno/k120117.htmlより引用



県立高校将来構想について






 県立の高校の将来構想中間案の取りまとめを今しているようだが、来月、男女共学などについて学識経験者からなる検討会をつくるということになっている。これまでも男女共学に対する知事の考えを聞いたが、どうも賛同が得られていないようだが、改めて伺いたい。

浅野知事

 賛同を得られていないというのはそうでしょうねと思います。すぐに「はい、わかった」となるほど簡単な問題ではないというのが一つと、やはりみんな経験があるんですね。ただ、一部の人を除いて高校時代に共学と別学両方体験したという人は数少ないんですよ。だから、なかなか議論が経験ベースではかみ合わないんですね。私も高校、別学しか経験していません。ですから、共学というのと比べろといっても想像の上でしか比べられないんですよね。別学に行った人がいるけれども、その人との対話というのはなかなか成り立たなかったりする。ただ、比べられるのは、私にとっては中学校です。私の場合は公立でしたから、小学校、中学校は共学です。共学であったのが高校で別学になった。年齢は3歳ちょっと上になっていますけれども、どうであったのかというようなことをちょっと考えています。

 これは個人的な経験だけで物を言うわけじゃありませんけれども、一般論で言っても、中学校までは公立共学というのが普通です。それが高校になると急に別学になるという方が逆に本当は説明責任があるんですよね、なぜなのかというのが。男女共同参画社会というのを持ち出すまでもなくてという感じはするんです。それが一つです。

 それから、御質問になかったかもしれませんけれども、議会でもちょっと申し上げましたが、この議論はまさにだれのための議論かというと平成の子どもたちにとっての議論なんです。これを時々忘れがちで、どういうことかというと、ひょっとしてOB・OGのための議論だったりすることですね。おれの出た、私の出た学校がなくなるのは困ると。別学から共学にすることによってそういう事態も出てきます。ただそれは、それはそれとして一つの論点ですが、主要な論点は、だから今の小学生・・・中学生は逆に間に合わないかもしれません、まだまだ生まれてこない、平成のもう21世紀に生まれてくる宮城県の子どもたちの高校が公立学校でどっちがいいのかという議論にやはり立たなくてはいかんと。非常に一般論ですけれども、そんなことから私はやはり原則は男女共学ということから考えていくべきではないか。別学という方が何でなんだということをこれは説明していかなくてはいけないことだというふうに思っていますので、ただ、そういう委員会を設けた、
そしてその中でいろいろ御意見を聞いていくということは必要だと思います。そう簡単にいく問題とは思いませんが、その過程も含めて得るものがあるのではないかということを期待しています。


宮城県広報課編集





平成12年2月21日(月) 知事定例記者会見内容



http://www.pref.miyagi.jp/kohou/kaiken/backno/k120221.htmlより引用



県立高校将来構想について




 きのう高校再編の関係で意見を聞く会があった。共学の話も含めていろんて意見があり、その場で県教委から3月に出す中間報告を少し延ばしてという話があったが、これは進め方としてなお一層もう少しじっくりと意見を聞いてやっていくという方向に変わりつつあるということか。



浅野知事

 意見を聞く会ですね、高校再編、仙台での開催だけが注目されますが、古川でもやりました。ほかのところでもやります。仙台がちょっと多くて、昨日170名でした。6名の指定発言者プラス45名、計51人の方から御意見を聞きました。ですから御意見をお持ちの方でお話したい方すべての意見を聞いたということで、予定よりも1時間延びて3時間半にわたって繰り広げられたようです。

 教育庁では、3月中までに高校再編全体についての中間報告、7月に最終報告というふうにセットしておりましたけれども、こうやって意見を聞く会とか、実はそれ以外にもいっぱい意見入ってきます。これはまさに傾聴すべき御意見がたくさんあるわけでありまして、こちらで勝手に・・・勝手にというか、我々の思いとしてこの辺と思っていたけれども、ここで御意見を聞くのを打ち切っててというか、それで慌てて出すというのはいかがなかという思いはあるようです。ですから、少しそのスケジュールは先延ばしというかやりますけれども、私の考えとしてはズルズルという表現になるような形はお互いにとって良くないと思います。十分に御意見を聞きながら、それはあるところで締め切ってというか、ある程度で意見というのを集約を図って、そして結論を出していくべきだと思いますが、それが今3月に中間報告というのはちょっと現状から見ると早過ぎるのではないかという判断のようです。したがって少しそれが延びますけれども、そこそこのところでは中間報告、最終報告というのが出されるし、出されるべきものだとは思っています。




 3月中や7月というのは意味があってのことだったのではないか。次年度以降のことを見越した上での3月なり7月という設定だったはずで、それがないとなったらば最初にその時期を示したのは何だったのかという話になると思うが。



浅野知事

 そう言えば身もふたもないんですけれども、一応そのぐらいには意見を聞いてまとまるだろうと。そうしたら予想以上に非常に活発な御意見が展開されつつあります。それは私はいいことだと思っているんですよ。そういう御意見がいろいろあるというのは。だったらそれを少し尊重すると、そういう動きを尊重してやっていこうと。

 これは教育庁としてもなるべくそういうスケジュールでやっていきたいというのはあります。それと、意見をもう少し聞くというのをてんびんにかければ、やや延ばすというのも、さっき言ったように無原則的にというかいつまでもということではなくて、しかるべくところをセットして少し延ばすということは合理的な判断だろうと思います。





 これまで過去にもこの問題は何度も話し合われていて、いわゆる懸念すべきズルズルという事態になってきた問題だと思う中で、もう一度決意のほどを聞きたい。


浅野知事

 その昔もというのは私は実は経験しておりませんので、私にとっては初めてのものです。ですから、決意というか、これはやはりやります。ただ、我々がもうこういうふうに思い決めて絶対にそれでやるんだというのは、これは高校教育というかかわる方が大変多いさまざまな御意見のある中での問題ですから、これは教育庁だけの問題ではなくて私としても相当な関心を持って対応していかなければならないと思っています。決めた限りはそれでいきたいと思っていますが、決めるまでにはもう少し時間を持ちたい。ズルズルとやていくつもりはありません。


宮城県広報課編集




知事随筆「助走」




1999年3月号掲載

http://www.pref.miyagi.jp/kohou/tiji/joso/joso04.htmより引用


 高等学校を卒業して33年になります。母校から「走って」3分のところに住んでいることもあって、同窓生に会う機会がひんぱんにあります。卒業から33年たっても、先輩だ、恩師だという関係は変わりません。つまり、いつまでも頭が上がらないものです。

 高校時代は楽しかったかと聞かれれば、素直にうなずくことはできません。受験、受験の尻叩きの圧力の中で、ほんとうの教育ってなんだろうとの疑問にとらわれたこともありました。いい面もあったし、そうでない面もあったのですが、まちがいなく言えることは、あの3年間の高校生活が今の自分を確実に作り上げたということです。

 私の母校は、当時も今も、男子校です。つまり、クラスメートは男だけ。文化祭などの限られた機会にしか校内に女子の姿は見られません。女子高生へのあこがれとおそれ、気恥ずかしさと意識し過ぎ。女友達を持つ級友は英雄であり、まぶしい存在でした。良くも悪くも、こういった経験も今の私を作っているのでしょう。

 高校生活の良さは卒業した後にこそ実感されるものです。財産は多くの友人たちです。私の場合は、2度の知事選挙を通じて、同級生のありがたさが身に染みていますが、そういった特別な場合に限らず、同級生はありがたいものです。

 私の同期は卒業回数にちなんで「一八会」と称しているのですが、偶数月の18日に仙台市内の居酒屋に集まっています。その場での標準語は、33年前の仙台弁。なつかしさだけでなく、郷土愛をも再確認する貴重な機会です。こういったことも財産のひとつと言えるのでしょう。



知事随筆「助走」




1999年11月号掲載

http://www.pref.miyagi.jp/kohou/tiji/joso/joso06.htmより引用

 以前のこの欄に「高校時代」の題で思い出を書きました。「受験、受験の尻叩きの圧力の中で、ほんとうの教育ってなんだろうとの疑問にとらわれた」ことも率直に書いた覚えがあります。

 高校時代から体重は10キロ以上増えましたが、身長は伸びていません。身体つきだけでなく、性格も考え方も行動様式も、あの頃に確定したような気がします。つまり、高校時代3年間はその後の人生を規定するぐらいに大事な時期だと言いたいのです。

 だから、高校生活を有意義に送ってもらいたいのです。人生50年生きてきたところで振り返っても、「いい高校生時代だった」との思いが残るかどうか。いい先生やいい友人に出会うこともあるでしょうし、心に残る経験をすることも大事です。高校時代は次のステージへの単なる踊り場ではありません。それ自体、人生の貴重な3ページ分なのです。

 そんな高校生活をすべての生徒に保証できる高校を作らなければなりません。県内の高校選びのシステムも含めてのことです。つまり、特色のある学校を自分で選べるようなシステムです。男女共学化を進めることも忘れてはなりません。

 私としてのもう一つの関心事は、障害を持った生徒の高校教育をどうするかです。特に、知的障害を持つ生徒にこそ十分な教育が必要であるという観点が必要です。そもそも「教育」とはなにか、ということを我々に突きつけるような問題ではあります。

 ともあれ、自分の35年も前のことを思い出しながら、「悔いなき青春を」なんていう言葉を口に出したくなったりしています。




〜後記〜


 私はこの県立高校を再編し全ての高校を共学化するという県立高校将来構想を調べていて、いったい誰が責任者なのか分からなかった。
しかしこの浅野知事の発言をおっていくうちに、自分のバカさ加減に気がついた。そうである。この県立高校将来構想の責任者は他の誰でもない浅野史郎宮城県知事である。
よく考えれば、いやそうでなくても当たり前のことだが、県知事はその県の行政のリーダー、トップ、責任者である。これが県の方針ですと政策を進めるときは、
県知事自身が積極的に進めようがしぶしぶと苦渋の決断であろうかは別にして、すべての県の方針、政策は県知事の最終責任をもって決められる。予算、法律であれば議会の方にまわされる。
以前県庁の県教育委員会に話しを聞きにいき「この案の責任者と言うのは誰になりますか。」と質問すると「一人で決めているわけではないので誰が責任者かというのはおかしいですよね。」
と県教委は語っていたがそんなアホことがあるはずはない。だいたい教育委員会という名前を聞くとどうも偉い人が働いているイメージがあるが、
そうじゃなくてただの県職員である。部屋も県庁の中にある。土木部とかと一緒だ。
県教育委員会というのは単なる県の教育担当の部署であるから、当然そのリーダーは県知事ということになる。それにこの県立高校将来構想は法律ではないから議会での承認は必要がない。
浅野知事がやるといったらやるのである。



 浅野知事の発言を要約すれば「この案に賛成でも反対でも意見を聞きますよ。まずは議論しましょう。でももう時間も無くなってきたので
最終的にはやりますよ。それはもう決めたことですから。」というところだろうか。でも県民の中で広く深く議論すべきだとか、
問答無用というわけにいかないとかオブラートに包んだような言い方をするのは共学化に反対する人にの配慮だろう。
はっきり言えば支持率を下げたくない。自分への票を一票も減らしたくないという政治家として当然の行動だろう。とくに浅野知事の戦略としては、対立軸をハッキリさせないで支持者を割らないようにして、
さわやか、クリーンといったイメージのもと県民にとって当たり障りのない情報公開とか福祉を進めることでリーダーシップをアピールしたいところだろう。
この高校のリストラ、伝統校である別学の廃止という高校将来構想は浅野知事にとって波風を立てたくないいやな問題だろう。


 だからこそ県立高校将来構想案にあなたが意見するということは非常に力を持つだろう。幸いして県知事選は間近にせまっている。
もしあなたが県立高校将来構想案に反対であるならばは浅野知事には投票しないければいい。賛成ならば浅野さんに入れればいい。
反対運動をしていくならば「県立高校将来構想案から県立高校をすべて共学にするという項目を削除しないかぎり、
浅野さんにはもう自分の一票を入れません。」と表明して行動していく事だろう。それこそ民主市議、デモクラシーの基本のはずだ。
日本は民主主義と名乗っているのだから、あるていど有効に作用するだろう。
なんせ役人には選挙にはないが、政治家は選挙で落選すればただの人。明日のおまんまだってままにはならない。政治家にとってこれほど恐ろしいことはない。
まったく大変な商売だ。けれどだからこそ権力を持つことができる。

 逆に考えれば「まあいいやそんなことはどうでもいいや。」と政治にまったく関心を持たない、「選挙?なにそれ〜、行く訳ないじゃん。」ということは
「煮るなり焼くなり、生かすなり殺すなり好きにやってくれ」と言って自分の命と財産、そして自分の大事なものを政治家にゆだねるのと同じことだ。
政治家を軽べつしバカにしているつもりが、その相手に首根っこ押さえられている。なんとも私たちはこっけいだ。

佐藤研一朗


こちらは高校一律共学化に反対しているHP

りょういっち徒然部屋今回インタビューをさせていただいた石川綾一さんのHPです。

宮城県の高校の共学化を考える会二高OBの方が運営されているHPです。

宮城教育フォーラム一高OBの方が運営されているHPです。



こちらは県庁のHP内の宮城県教育委員会HP宮城県の教育方針が分かります。

これは高校改革推進室のHP県立高校将来構想案が見れます。





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投稿者 im-sendai : 2004年12月04日 11:50
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