世界で一番大きい写真展

2005年02月18日

世界で一番大きい写真展

[投稿者:仙台インターネットマガジン編集部]

ロッチェスターは退屈だ。

私が住んでいるダウンタウン(中心街)は、アメリカのほかの中小都市とおなじように、完全にさびれてしまっている。

過去五年間で3万もの仕事がなくなり、1200のオフィスがダウンタウンを離れていった。中心部の空き部屋率は20%にのぼる。夜五時すぎになると、もうどこの店もやっていない。一件の中華屋が、ぽつんと店をあけているだけだ。黄色い看板が闇に浮かんでいる。

ロッチェスターのダウンタウンは、まさにシャッター街のお手本のような街なのだ。

私はこのうらびれた街にすんでいて、学校もここにある。
車を持っていないので、年がら年中、ずっとこのダウンタウンにいるのだ。
唯一、ダウンタウンを離れるのは、一週間に一度、スーパーマーケットに30分かけ自転車をこいで、買い出しにいくときだけだ。
ダウンタウンには、スーパーマーケットの一つもないのだ。


退屈だ。本当に退屈だ。

そして、この寂れた街を、毎日眺めていると、だんだんかなしくなってくる。


学校は、ひじょうに忙しく、確かにそんなことを考えている場合でもない。

でも、考えてくれ、毎日、毎日、ホームレスに、金をせびられるのだ。(一度も払ったことはないが)
街を歩いている人はみんな暗い顔をしているのだ。

人間として、ここに住んでいると、気が滅入るのである。
これは精神的、そして、物理的な問題なのだ。

何かをしなくてはなと、ある頃から思うようになった。

つづく


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投稿者 仙台インターネットマガジン編集部 : 2005年02月18日 15:43
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コメント

トラックバックありがとうございました。
5年で3万もの仕事がなくなるなんて
想像できないくらい過酷な情勢ですね...。
私の住む町は、市内のベットタウンですが
まだまだ田畑が広がる落ち着いた環境です。
またその辺の画像もアップします。
気が向いたら、また遊びに来て下さい♪

投稿者 adviser : 2005年03月13日 12:52

TBありがとうございました。
これはもしかして、「街全体で看板サイズの写真を使った写真展を開催した」とかそういう話に繋がっていくのでしょうか?
ちょっと気になりますねぇ。

投稿者 イイイイイ : 2005年03月13日 16:49

adviserさん、イイイイイさん書き込みありがとうございます。
アメリカというところは非常に極端なところで、だめになるとどん底まで、落ちていくという所です。

日本人は、中途半端というか、なんでも中道に落とすという癖がありますが、このごろはそれも悪くないことなのではないだろうかと、思うようになりました。

イイイイイさんなかな鋭いですね。まあまだこれは企画の段階なのです。街全体をつかった写真展というより、屋外の美術館をつくりたいとおもっています。

どんどん途中経過を書いていくので、お暇なときにまたのぞいてください。

では

投稿者 佐藤研一朗 : 2005年03月14日 05:45
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