素知らぬ顔をして

2005年03月12日

素知らぬ顔をして

[投稿者:仙台インターネットマガジン編集部]

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さびれたロッチェスターの町並み

出会いというのは突然やってくる。

私の専攻は、Public Administration(パブリックアドミニストレーション)という行政やNPOのマネージメントだ。

わざわざ、この専攻をとるために、NYでの楽しい暮らしを捨てて、この寂れたロッチェスターにある学校にきたのだ。

でも、悲しいことに、この専門はさっぱり人気がないらしく、ほとんどのクラスが応募の定員にたりなくキャンセルになってしまう。

本当は学校に入ったばかりなので、基礎のPublic Administration 101をとらなくてはいけなかったのだが、あえなくキャンセルで、Public Administration 203という、上級者向けとクラスをとることになった。

本当に大丈夫かなあと思ったのだが、5人しかいないクラスで、和気あいあいとしてクラスを受けることができた。

内容は、Grant writing for Non-for-profit organizationという感じだ。どういう感じかというと、どうやってNPOに助成をだしている財団に、うまい手紙をかいて、助成をうけるかという、非常に実用的なクラスである。

英語もろくにしゃべれないのに、そんな手紙を書けるか、とかなり心配をしながら始めたが、まあまあ、なんとかなるもんである。

非常によかったのは、その先生の教え方だ。まず問題提起があって、それからゴールと目標があって、それからどのようにそれをやるか、それから。。。という感じで、何を書いていったらいいか、どの段階を踏んでいけばいいか、しっかり教えてくれた。

そのうちこういうクラスのノートも公開しようとおもう。こういうモノは公共の利益になる。日本人でなにかアメリカでしようとしている人には、ぴったりだ。

クラスが始まって1ヶ月すぎ、先生がファイナルプロジェクトについて説明を始めた。曰く、ファイナルプロジェクトは、仮になにを企画して、そのイベントの助成申請の手紙をかいてくいださい。

そこで、おおこれはと、思いついた。どうせならこの廃れたダウンタウンを盛り上げる企画にしよう、と。

こうして、ダウンタウン復活のための企画をねることになったのだ。少し冷え込み始めた2004年の晩秋だった。

いつも思うが、何事もの出会いである。


「誰の上にも雨は降るけど 時々そしらぬ顔をして チャンスも降ってくる」

 ブルーハーツ チャンス より

佐藤研一朗

ニューヨーク留学事情もよろしく


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投稿者 仙台インターネットマガジン編集部 : 2005年03月12日 10:44
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