包茎 アメリカ人 vs 日本人
包茎 アメリカ人 vs 日本人
[投稿者:佐藤研一朗]
やっと長かったセメスターが終わったので、こうやって文章を書き出そうとおもう。
いつも堅い話ばかりで、何だかなあと思っている人がいるだろうから、今日はかなりいつもと違う話題を取り上げてみる。かなり違うので、とまどわないでほしい。
*注
食事中の読者は、ご飯を食べてからよんでください。
お子様向けの文章でもありません。(R-14くらいでしょうか。)
あと、女性のかたで、男性が性について話しているのをみると軽蔑してしまうというかたも、どうぞご遠慮ください。
「日本人男性の65%は包茎です。。。。。。」(某エロ本の裏表紙から)
きっとたいていの男性は、この包茎手術の宣伝を見た記憶があるだろう。
(そんなのみたことないよ、なんて、言わないでしょう。)
このメッセージは
「みんなあなたと同じように包茎なんだから、くよくよ、悩んでもしょうがない。手術をうけてとっとと直してしまいましょう。」というもの。
そして、いかに包茎は男性の性生活において、不利益なことになるか、
こんこんとかたっているのだ。
たとえば、がんになりやすい。性病になりやすい。においがする。持続性がないというようなことだ。
ネガティブなことしか書いていないので、
エロ本を読み始めたばかりの中学生ころに、
みな自分のをみて、不安になった経験があるはずだ。(ねえ、そうでしょう?)
そして多くの人がコンプレックスをもっていると思う。
これは日本人において、英語コンプレックスにつぐ、
巨大なコンプレックスではないかと、私は勝手に推測している。
ものがものだけに、(馬鹿にされるから)友達に相談するわけにはいかないし、
ただしい知識というのも学校でならうわけでもない。
たしかに、「コンドームをつけましょう。」みたいな、
ただしいセックスの仕方のような授業を受けた記憶があるが、
包茎の授業はさすがに、保健体育の授業で受けた記憶がない。
さてさて、じゃあ、日本人の65%が包茎なら、
アメリカ人の何%は包茎なんだろうかと、
ちょっと気になりませんか、みなさん?
私の推定では、それは「25%くらい」である。 (注1)
Aさん
「え〜、日本人の3人に2人は包茎なのに、なんでアメリカ人は包茎がそんなにすくないの? やっぱり、彼らはむけやすい体質なんですか? スポーツと一緒で素質がない奴はだめなんだよ。これは日本人の劣性遺伝なんだよ。」(←コンプレックス)
Bさん
「なに、やっぱりアメリカって国は、世界一の覇権国家だから、包茎は少ないし、野郎のあそこはでかいのか。くそ! 包茎でも、日本はまたアメリカに負けるのか。」(←意味わからない)
これは、ある日、アメリカ人(男)のルームメート、その女友達と私で、
バーに飲みに行ったときのはなし。
たしか、そのときユダヤ人の話題について、いろいろとおしゃべりをしていたのです。
ーーーーーーーーーーーーーーー
私
「そいういえば、ユダヤ人って、赤ちゃんが生まれたときに、みんなあそこの皮を切るっていうよね。あれ、ほんと?」
ルームメート
「いやいや、ユダヤ人だけじゃなくて、アメリカでは、男の子みんな、生まれたときに割礼(circumcision)を受けるんだよ。別に宗教的な意味ではなけど。」
私
「えー、まじ! じゃあ、おまえも?」
ルームメート
「うん。覚えてないけど、生まれたときにね。皮がついているなんて想像がつかないよ。」
女友達
「。。。。。。。」
ーーーーーーーーーーーーーーー
こうして私は真実を知ってしまったのです。なるほど。
どうりで、アメリカのエロ本には包茎の宣伝がないわけだ。
(って、何冊も読み比べたわけではないですよ。)
確かに、どんな人種だって、みんな皮をかぶって生まれてくるのだから、
人為的操作をしないと、皮はむけないわけだ。
この割礼が、その後のナニのサイズに影響を与えるかというのは、なぞですが、
AV男優とポルノ男優のイチモツ比較すると、どうも、相関関係があるような気がします。
注1
(アメリカ人男性の63%が割礼をうけている。受けていない人が37%で、そのうち3人に2人が包茎なら約25%
出典 http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040726302.html )
といって、アメリカ人は包茎が少なくて、サイズが大きいからみんなハッピーかというと、
世の中、そう簡単ではないようなのです。
先日、Hotwiredというアメリカのインターネットマガジンの記事を読んでいて、私は吹き出してしまいました。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040726302.html
「男性よ、包皮を取り戻そう??米国に登場した各種の包皮回復器具」とい題のこの記事は、割礼に反対するグループを紹介している。
記事によれば、割礼をされた男性は、「重要な感覚的な能力を奪われているのだ。」という。
ある医師によれば、「亀頭が露出している場合は皮膚が厚くなるため、保護されている亀頭の方が敏感で、さらに包皮には4万もの神経終末が存在し、セックスでの感度が高くなる。」という。
あれーと思った。
いっていることは同じなのに、印象が日本の宣伝とまったく反対なのだ。
日本:包茎 持続性がない。つまりすぐ終わる。つまりセックスを楽しめない。(←ネガティブ)
アメリカ:包茎 敏感。つまり感度が高い。つまりセックスをもっと楽しめる。(←ポジティブ)
言葉はまったくいいようだ。
そして、なんと 包皮を回復する器具まで紹介している。
http://www.foreskinrestoration.info/pud.htm
http://home.epix.net/~wbpa/CATIIRO.htm
しかし、このような器具をつかっても、回復までには1年から3年の時間が必要だそうだ。
それでも、これらの器具の売れ行きはわるくないらしい。
これは、日本のエロ本の広告でよく見る、包茎矯正器具の反対バージョンではないか!
http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=U2WIZ+8NDQ5U+IJS+5YRHF
日本では皮をむく器具、アメリカでは皮をかぶせる器具。。。。
それともう一つこの議論には論点があって、女の子の割礼が禁止されているのに、男の子の割礼だけがまかり通っているのはおかしいし、本人に同意もなく、本人の性器の手術をするのは残酷だというものだ。
http://www.nocirc.org/
それにしても、きっと皮がない赤ちゃんのちんちんは不気味だろうなあ。
この記事の最後は、三年がかりで包皮を再生させようとしている男が、
少しずつ包皮が戻ってきてうれしいというコメントで締めくくられている。
人間というのはおもしろいもの、
皮がかぶっていようと、いまいと、
どうもそれにコンプレックスをもつ人がいるです。
それだけ、性は人間にとって大切な部分だということかもしれません。
どうして、今回、この話題を取り上げたかというと、
どこのどんな時代でも、
ひとはそれぞれ勝手にコンプレックスをもつということ、
それはそこの文化によって左右されて、
しかもいつも変わっていくということに気がついたからなのです。
(話題自体がおもしろいというのもあるのですが。)
たとえば、
日本には私は「ふとっている」とコンプレックスを持っている女性は
山のようにいるだろうけど、
その人たちが、アメリカにきたら、
自分は太っている分類に入りもしないということにきがつくだろう。
たとえば、平安時代に生まれていたら、
太っていることが美しさの基準だったのだから、
太っていることを誇らしく思っただろう。その反対もしかり。
まあ、体重が200キロだったり30キロだったら、
病気だろうから、それは医者にかかってなおした方がいいと思う。
けれど、たいていの人は、そういったレベルでもない、
そうでない人たちは、
あまりいちいち気にしない方がいいのではないか。
顔、体、性格、学歴、性、人間関係、まあ探せば、世の中どこにでも、自分の新しいコンプレックスを作る材料がそろっている。
完璧なやつなんていないからだ。
だから、自分の欠点を見つけてコンプレックスを作って、
くよくよするのは簡単なのですが、
「まあねえ、そんなに気にしてもしょうがないか。」といって、
ほかに自分のできることや、好きなことをやって、
余計なコンプレックスをつくらないようにしたほうがいい。
こういう考えた上でのずぼらさが、
この超内向きの、いまの日本で生きていくために、
必要なことではないでしょうか。
人間、誰でも何個かコンプレックスを持っているし、
全てにおいてポジティブになんかなれはしないのだから、
自分がコンプレックスをもっていることを認めて、
それと折り合いをつけて、
できるだけ気にしないようにして生きていくしかない。
それに時代や文化が変わって、ものの考え方が変わって、
いまになって考えてみれば、という話もよくある話だ。
それでも、
もし、本気で、自分のコンプレックスを解消したいなら、
「自分はなにやってもだめなんだ。」なんていっていないで、
本気で、その問題を研究して、努力して、自分の時間と金を投資して、行動するしかない。
ただ、それにはものすごい根気と情熱が必要だろう。
そういう人は、三年がかりで包皮を再生させようとしている男性のばかばかしいまでの根気と情熱を見習うべきだ。(笑)
(了) 2005.5.23
それでもコンプレックスが消えない人は東京上野クリニックへ(笑)
http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=U2Y36+1OQ8HE+1EA+5YJRM
|
最新の記事がアップロードされると、ブラウザに自動的にお知らせします。
|
|---|
仙台インターネットラジオ局
|
|---|
あの~、いきなりこういう話題で初コメントは気が引けるのですが・・・
アメリカのことはわかりませんが、ドイツでは「包茎という問題」は存在しないみたいですよ。というのは、そういうタイプの人がいないということではなく、それが「問題だ」と認識されていないらしいです。「でべそ」くらいの認識ではないでしょうか。ドイツ語で「包茎」という言葉を聞いたことがありませんし、説明しようとしても「そんな言葉は知らない」とのことでした。
それに私は女性なのでサッパリわかりませんが、実際に何か不都合でもあるのでしょうか?ないなら何故悩むのでしょうか。「問題だ」と刷り込まれているだけではないのでしょうか。
ビアンカさん初めまして。
書き込みありがとうございました。
なるほど、ドイツだと「問題だ」と認識されていないのですか。
この国ごとの反応の違いが、おもしろいですね。
今回の文章を書いていて、ちょっと知ったのですが、包茎が医学上、非常に問題であるというわけではないようですね。
まあ、コンプレックスは商売になりますからね。
不安をあおって、商品をうるという構造は、日本の英会話や、ダイエット食品と同じ部類のものだろうと思います。
やっぱりそういう商売の仕方はよくないし、社会を不健康にしていると思います。
ps.
ホームページ拝見させてもらいました。
結構おもしろかったです。
やっぱりヨーロッパにも近いうちに旅行にいかなくちゃっとおもいます。
アメリカはいい加減に飽きました。
アメリカにいるのに、外国に行きたいと思っている今日この頃です。
では
ごめんなさい。このメールマガジンは複数の方が執筆されているんですね。気づきませんでした。上のコメント、削除していただけますでしょうか。申し訳ございませんでした!!
いえいえ、そんなに気にしないでください。
掲示板のほうに転送しておきました。
またあそびにきてください。
http://im-sendai.jp/cgi/bbs01/smt_bbs.cgi?action=showlast&cat=11&txtnumber=log&t_type=tree
お手数おかけしました。
そうですね。価値基準は文化によって違うので、特定の基準に照らし合わせて悩むことはないとは思うのですが・・・
自分では「気にしない」と思っても、まわりが勝手に気にするという現象があります。たとえば、私は肌が褐色なのですが、自分ではそれをマイナス要因だと思っていませんし、コンプレックスも感じていません。しかし、日本では「色白=美人」という価値観なので、日焼け対策にもっと気をつけるように勧められたり、周囲が気をつかって肌のことは話題にしないなど、いろいろあります。
今の日本女性はあきらかに痩せすぎで、それに反比例するかのようにブラジャーの底上げ率は年々増加しています。ちょっとぐらい太ってたっていいじゃないか、とおばさんの私は思うのですが、男性が痩せて胸の大きい女性を好む(と女性が信じる)限り、ダイエットはとまらないんじゃないでしょうか。
佐藤さんのように、「別に気にしなくてもいいじゃないか!」ともっと多くの男性が言ってくだされば救われる女性が増えるのではないかしら。
女性も「包茎のなにが悪い。そんなの全然関係ないですよー」って、どんどん言ったほうがいいでしょうかね?
>価値基準は文化によって違うので...
というくだりは、本当にそうですね。
文化って非常に人の行動を規定するものだなあとつくづくおもいます。アメリカにきて、アジア人男性がほんとうにもてないということを何度も思い知らされています。まったく日本人女性に対する扱いの逆なので驚きです。本人の努力と能力しだいで、もちろん変わってくるけど、基本的に地位がひくいですね。ヨーロッパはどうなんでしょう。興味深いところです。
はなしはずれましたが、比較対象があると言うことが一番大切なのではないでしょうかね。日本にいてちょっといやなことは、たった一つだけの価値観しか認められないというか、価値観がテレビとか雑誌によってあおられていて、そんなことはどうでもいいとなかなか言いづらい雰囲気がつくられるという所でしょうか。これが私のいう超内向きの日本というやつです。だから地上波が100チャンネルになるまでは、あまり日本に帰りたくないです。(^_^)
だから、僕はいつも、一つの価値観に押しつぶされて、落ち込んでいる人をみると、やっぱり海外にいっていろんな国を見てきた方がいいですよとアドバイスをしています。
世の中には、自分と全く違う価値観でいきてる人がいるのだと、実感するだけで、どれだけ救われることでしょう。
日本人女性のみなさん(とよびかけるのは変ですが)あんまり細かいことで悩まないで、楽しく笑顔でくらしてください。それが男性にとっては一番の救いですから。
このエントリーのトラックバックURL : http://www.im-sendai.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/352
-
誕生日 二つの革命
今年の漢字は楽-新年のご挨拶
次に電子化するのは大学
翻訳終了 言語の高い壁
連銀を監査せよ! そして廃止せよ!!
思考・言葉・翻訳
アメリカは人種差別を克服できるだろうか アジア人編
アメリカは人種差別を克服できるだろうか
アメリカのあんまり好きになれない芝文化
2009年3月経済ニュース・ピックアップ
ドラッグワー終焉に向かうか? - 大麻の合法化法案がカリフォルニア州議会に提出される
ゴミ箱化するアメリカ財政
オバマの仕事は汚い便所掃除
次にはじけるのは?
アメリカ連邦政府の借金は5500兆円!
金融危機が実物経済に飛び火
金融救済案が否決される
世界大恐慌が始まった
街のトレンドが変わり始めた
オリンピックほど20世紀型のイベントはない
一日で借金を600兆円増やす。 ファニーメイとフレディマック
海外生活のコツ 自炊生活のススメ
もうお金は借りられません!
世界大恐慌への大疾走
グローバルな詐欺にご注意を!
ロン・ポールの闘いの経過2 ロン・ポールは今日も元気だ。
ロン・ポールの闘いの経過1 ロンポール一日で7億円を集める!
日本食レストランに見る大東亜共栄圏
ロン・ポール革命 5 -Ron Paul Revolution5 ロン・ポールはアメリカ帝国のゴルバチョフになるか?
ロン・ポール革命 4 -Ron Paul Revolution4 お金と経済の話-この世で一番の金持ちはお金を作る権利を持っている人
ロン・ポール革命 3 -Ron Paul Revolution3 政府は小さくあるべきだ。リバタリアン
ロン・ポール革命 2 -Ron Paul Revolution 2 Web2.0革命とロン・ポール
ロン・ポール革命 1 -Ron Paul Revolution 1 ロン・ポールの衝撃
アメリカの経済はやばい!?「サブプライムローンについて」
テレビを捨てる日?
マッチョとガリ
肉食人種とベジタリアン
Happy Thanks Giving! 佐藤研一朗
黒人少年達の戦場、そして私たちの戦場3
黒人少年達の戦場、そして私たちの戦場2
黒人少年達の戦場、そして私たちの戦場1
包茎 アメリカ人 vs 日本人
- 2010年03月
- 2010年02月
- 2010年01月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年09月
- 2009年08月
- 2009年07月
- 2009年06月
- 2009年05月
- 2009年04月
- 2009年03月
- 2009年02月
- 2009年01月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年09月
- 2008年08月
- 2008年07月
- 2008年06月
- 2008年05月
- 2008年04月
- 2008年03月
- 2008年02月
- 2008年01月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年09月
- 2007年06月
- 2007年05月
- 2007年04月
- 2007年03月
- 2007年02月
- 2007年01月
- 2006年12月
- 2006年11月
- 2006年10月
- 2006年09月
- 2006年08月
- 2006年06月
- 2006年05月
- 2006年04月
- 2006年03月
- 2006年02月
- 2006年01月
- 2005年12月
- 2005年10月
- 2005年09月
- 2005年08月
- 2005年07月
- 2005年06月
- 2005年05月
- 2005年04月
- 2005年03月
- 2005年02月
- 2005年01月
- 2004年12月
- 2004年11月
- 2004年10月
- 2004年07月
- 2004年06月
- 2004年04月
- 2004年03月
- 2004年02月
- 2004年01月
- 2003年12月
- 2003年11月
- 2003年10月
- 2003年09月
- 2003年08月
- 2003年07月
- 2003年06月
- 2003年05月
- 2002年04月
- 2002年02月
- 2001年11月
- 2001年07月
- 2001年06月
- 2001年05月
- 2001年02月
- 2000年12月
- 2000年11月
- 2000年10月
- 2000年09月
- 2000年08月
- 2000年07月
- 2000年06月
- 2000年05月

