談合を非難する物たちの談合 河北新報と地方ジャーナリズムの不在2
談合を非難する物たちの談合 河北新報と地方ジャーナリズムの不在2
[投稿者:佐藤研一朗]
談合を非難する物たちの談合
先の折り込み会社のホームページによる、各都道府県の新聞のシェアをもう一度見てほしい。http://www.geneva-japan.com/page412.htm
日経、朝日、読売、産経、毎日という全国紙をのぞくと、ほとんどの県で、地元新聞社は1社しかない。青森や、福島のように地元の新聞が二つ以上があり、シェアが拮抗しているのは、きわめてまれである。そのような地域は、江戸時代、藩が二つあって、明治以後に一つの県になったというような歴史的背景があって、地域ごとがもともと独立している。
だいたい、独占の地元新聞がシャアの50%以上を占めているのだ。日本中がこうである。どこの地域も、独占メディアである。日本には日経、朝日、読売、産経、毎日という5つの寡占全国紙と、独占地方紙のしかない。悲しいかな日本というのはこういう国である。草の根のような地元のメディアというのがないのだ。
独占メディアっていうけど、テレビだってあるじゃないかと、つっこまれるかもしれないけど、地元のテレビ局はすべてキー局の系列である。フジテレビとかテレビ朝日とか。彼らは、地元の情報をながす時間も、予算もほとんどない。くだらない、「ゲーノー人」のスキャンダルとかを、地元の大切なニュースとか、情報のかわりにながさなくてはいけない、かわいそうな人たちである。
日本の情報の90%は、フジテレビ、テレビ朝日、日本テレビ、読売テレビ、毎日テレビの5つのキー局と、日経、朝日、読売、産経、毎日という5つの寡占全国紙の新聞、それと独占地方の新聞によってコントロールされているのだ。
地上波のデジタル化に伴って、チャンネルが100チャンネルにふえ、インターネットの一層の普及により、このテレビ、新聞の独占、寡占状態に、終わりがくることを心から、望む。
記者クラブという困った人たち
長野県の田中康夫知事が「脱記者クラブ」宣言をしたのは、記憶に新しい。記者クラブというのは、市役所とか、県庁、県警本部などで、取材をするために張り付いている新聞や、テレビなどの記者たちの団体だ。この団体のひどいところは、たとえば仙台インターネットマガジンが仙台市の記者会見に参加しようとしても、記者クラブに加盟していないので参加できないと言うことだ。基本的に上にあげたような、でかいメディアの人たちしか参加できない。
もうひとつは、この記者クラブは自治体の役所のスペースを無償で使っているのだ。光熱費はおろか、電話代金、ファクスを自治体が負担していることもある。自治体が負担しているといことは、税金がつかわれているってこと。税金の無駄使い、談合を非難するひとによる、無駄使いと談合をここにみる。
長野県の脱記者クラブのホームページ
http://www.pref.nagano.jp/hisyo/press/kisya.htm
それをうけて浅野知事の応対
http://www.pref.miyagi.jp/kohou/kaiken/h13/k130521.htm#club
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、このような制度があるのは世界的にも日本だけだそうだ。日本の植民地支配のなごりとして記者クラブが存在していた韓国でも、報道機関自身による記者クラブの改革が見られるということだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/記者クラブ
参考資料
「記者クラブ」---大メディア・カルテル・ファシズム
http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r18-89.htm
こんなことをやっているから、日本のマスメディアは、本気で政府や、自治体を批判しないのだ。だって自分たちがいい思いをしているんだから。そして、マスメディアが自分たちで、この記者クラブのありかたを批判なんかするわけないでしょ。こうして談合は続いていき、マスメディアは「御用メディア」となる。
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