アメリカの青年団?との出会い1
アメリカの青年団?との出会い1
[投稿者:佐藤研一朗]
結局、この行政学グラントライティングのクラスではAをもらうことができた。どのようにリサーチをするとか、まずニーズを語るには数字が必要だとか、なかなか重要なことを教わった。
先生には、これはいい。たいした物だ。と、ほめられれて、なかなかいい気分で授業を受けることができた。少数のクラスなのでわからないことがあったら聞けばよかった。こういう感じのクラスをとるのが一番力がつくと思う。講義をただきいているだけの授業はほとんどただ受けただけ、テストのために勉強をするだけで、あとあと、ほとんどなにも残らない。今考えると、よく自分のへたくそな英語にクラスのみんながつきあってくれたなあと言う感じだ。
まあ、先生にほめられたこともあって、いい気分で、いろんな人に会うたびに、こういうアイディアがあるんだけどと、作ったコンピューターグラフィックを見せるのが日課になっていった。だって、見せた全ての人がこれは素晴らしいアイディアだと言ってくれるので、気分がよかったのだ。
これは、あとからわかったことだけど、アメリカ人は、返答に困ると、とりあえずこれはいいアイディアだということがおおい。だってほめるのはタダだもんね。そんなのだめだよとかいって、けなしてその場の雰囲気を壊すよりいいに決まっている。アメリカ人も実は建前をつかう。それにしても、本当にだれ1人も、これはちょっと。という人がいなかったから、やはりいいアイディアだったんだろうと思う。
「こんなのやっても、おれは絶対にいかねー」と、言ったのは、日本人留学生の知り合い1人のみ。(^_^;、私もあなたには見てもらいたくないよとは言い返さなかったけどね。大人だから。でも、ここにまだこうして書くというのは、まだきっとむかついているんだろう。そして実は私は子供だから。
だいたい新しいアイディアを出すと、「なんだそれ。」とか「そんなの無理だよ。」みたいな反応しかしめさない仙台人の中で生まれ育った私にとって、みんなにほめられるなんて、生まれて初めての経験だった。(^_^) 仙台人はどっかではやった二番煎じ的な物を好む傾向があって、仙台から新しい物を発信していこうとか、仙台独自の物をとか、独創的な物とか人を応援していこうとか、そいう風土はまったくない。仙台の発祥のものといったら、新しい市長がいうように、牛タン、冷やし中華とあとは回転寿司くらいなもんだろう。あー、はずかしい。(まあ、西澤さんの発光ダイオードがあるか。)
どうか友達よ。あなたの友達で何か新しいことを始めようとしている人に、「なんだそれ?」とか「そんなの無理だよ。」なんて言わないで、「なかなかおもしろいね。がんばって。」と言ってあげてほしい。問題点がみえみえなら、「おもしろいけど、ここはどうするの?」と、さりげなく聞いてあげよう。これは他人だからできる客観的なアドバイスだとおもう。
あんまり、だめだ。だめだ。っていうと、本当に才能がある人を、劣等感の固まりにしちゃうことがある。やっぱり、そうした風土は変わった方がいいとおもう。ほめるって大切なことだとおもう。ねえ、どっちにしろ、タダでできるんだし、人をほめれば、あなたもほめられるわけで、まあお互い気分いいじゃん、そのほうが。
まあ、話はずれまくりですが、こうして私は、みんなにほめられて、いい意味で勘違いをしながら、どんどん調子にのって、だんだんこれを本当に実現させてみたいとおもうようになっていったわけです。
セメスターも終わりにさしかかり、ある日、次の学期のクラスを登録をしにいった。その時、担当になってくれたのが、ダビダというインド出身の社会学の教授だった。いつものように、自分の企画を紹介すると、これはおもしろそうだから、あなたにぴったりな団体を紹介してあげようといってくれた。
紹介してもらったのはtransitionsというヤングプロフェッショナルグループ(私は青年団と訳している)。なんかダウンタウンを盛り上げようとしている人たちらしい。青年団に連絡をとって、ミーティングに参加することになったのは、もう年の暮れ、2004年の12月の中頃だった。
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