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2006年02月 アーカイブ

2006年02月07日

補助金を獲得!!

昨年の12月に申請をしていた、地元の文化事業財団(art&cultural council)からの補助金を獲得することができた。申請していた200万のうち、150万円だ。予算は250万円だから、後100万円をかき集めなければいけない。

先週150万の補助金を獲得してからというもの、にわかに、忙しくなってきた。木曜日は、補助金申請のために名前を借りたRDDC(Rochester Downtown Develop Corporation)との打ち合わせと、16日のプレゼンを主催してくれているダウンタウンの図書館との打ち合わせがあった。

金曜日は一年目の企画の写真を設置するビルを貸してもらうことになったニューヨーク州立大のブラックポートとの打ち合わせ。このミーティング主な目的は100万円をこの企画に出してもらうこと。

以前、ブラックポートから100万円を出してもらうことになったと書いたけど、これが一波乱あって、一週間後に彼らから届いた書類には25万だけ払いますとおなっていた。ちょっと詰めが甘かった。しっかり、ミーティングの終わりにで「100万円出してもらえるのですね。」と確認をしておくのだったと、思ったときには、時すでに遅し。

担当の、ルーはバケーション、そしてクリスマス前、締め切りは次の日だったので、しょうがないのでほっといたのだ。だれでも、休み中に、しかもクリスマス前に、金額がおかしいとか、もっとお金を出してほしいとか、電話をかけてこられたらイヤなはずだ。というのが私の感覚。

メンバーの1人は、もっと強く出るべきだ。という人もいたのだけれど、強くでてその時、金を出してもらっても、それは長いつきあいにならないのではないかと、私は思う。人の休暇を台無しにするような人は私は信用しない。自分のこの常識を信じようとおもう。

金曜のミーティングでは、さんざんこの企画はブラックポートの宣伝になりますよ。こちらはもう頑張って150万を集めましたよ。あと100万円ないと始まらないですよ。この企画は、ロッチェスターのシンボルになるし、これから何十年も続けられるような企画です。普通は、これを1人でやろうとしたら、宣伝にもならないし、金ももっとかかるんですよと。押しの一手。

ここまで条件をそろえて押さない手はない。その夜には、もう一度、どれだけブラックポートがどれだけ、この企画で利益を得ることができるか、丁寧に説明をして改めて100万円の支援が必要なのだというメールを出した。返事は22日の重役会議の後でということだ。来週にはプレゼンの招待状を出すがてら、もう一度、軽くふれてプレッシャーを与えておこう。

彼らもここまできて、Noとは言わないだろうし、言えないだろうと私はおもう。これで16日のプレゼンにきてどれだけ人々が盛り上がっているかみれば、すぐにお金を払いますと言ってくるだろうと思う。

実は、今日のROMAのミーティングでも、これで議論になった。Kenはもっとタフネゴシエーターにならなきゃだめだ。よと、1人のメンバーがさんざん言うわけ。「わかったわかった。」って、話を聞いてやったけど、ほんとに疲れた。こっちはやっと走り回って150万取ったんだから、すこし静かに先にすすませてくれ。

こういうのはただの結果論にしかならないから、結果が出てみないと、なんともいえない。ブラックポートが金を出さなければ、かれが正しかったことになるだろうし。だせば、私の判断は間違っていなかったという事になる。それだけだ。だから自分の信じるようにやるしかない。さてどうなるか。

私が思うには、ロッチェスターの人間は、コミュニケーションが苦手だから、コラボレーションができない。お互いの利益になるようなことを提案して、助け合って行こうとしないから、いつまでも、この町は発展しないのだ。もしくはその提案がいつも失敗ばかりしている。

私は、そんな街にいて、みんなのためになるようなことを考えて、みんなの周りを駆け回って、利害を調整してこの企画を進めている。お客さんに大きな夢をみさせて、そうやって、もとで0から、一億円を集めるのが私の仕事。やっと最初の150万が手に入った。

一番最初の金を集めるのが一番大変なのだ。だから自分ではこれを大きく評価している。0と150万の違いは、150万と1億よりもおおきいのだ。

さて、次は、プレゼンが大きなキーだ。彼らに大きな夢をみさせて、この企画を高く売りつけなくては。

2006年02月22日

プレゼンは大盛況!ROMA第一部完

2月16日のROMA初のプレゼンがやっと終わった。会場は満員で大盛況。きたお客さんみんなが、「この企画はすごい!なんでこれがいまロッチェスターに無いんだ!」と気がついたようだった。

最初に、5分間のフラッシュアニメーションを見せて、映像として、この企画を理解してもらう。なんといっても、この完成想像図をみてもらうのが、この企画を説明するのに、一番いい。まず、写真をみてもらって、ロッチェスターのビルが本当に野外美術館になっていくところをみてもうらうのが、いい。これでだいたいだれも文句や、とんちんかんなことをいわなくなる。視覚というのは本当に強いのだ。80%情報は目から入ってくるのだから。
http://outdoormuseum.com/flash/short.html

それから、Power Pointを使ったプレゼンに移る。まず、自分がどんな街からやってきたのか、ところから入る。美しく活気のあるダウンタウンの例として、定禅寺通りや仙台のアーケードの写真を見せる。ロッチェスターの人には、あのような美しくて、人が沢山歩いているダウンタウンというのは、驚きのようであった。仙台のpublic artの例として、仙台七夕とか、光のページェントの写真を見せて
毎年これをやるたびに、200万人が訪れるんですよと説明すると、「オー」と声を上げておどろいていた。(注1)

(注1)今回の例を挙げるように、この美しいケヤキ並木は、仙台が世界に売り込んでいける素晴らしい財産である。どうか、仙台市や仙台市民に、その価値を理解してもらって、街のシンボルを、採算がとれないく借金を増やすだけの地下鉄のために、ぶちこわすことがないようにしてもらいたい。仙台は「杜の都」のはずだ。 仙台にしてもロッチェスターにしても問題は、自分自身の価値をよく理解していないということだ。

ロッチェスターの人々が「Sendai」という単語を聞いた初めての日であっただろう。さりげなく、こうやって地元の仙台を売り込んでいるのだ。仙台市あたりで、仙台のプロモーターとしてやっとってもらえないだろうか(笑)。

しかしこれは、非常に効果的だった。自分のバックグランドの説明だけではなく、Public Artの成功例をあげているわけだから、説得力がある。保守的なロッチェスターの人々には、こういう成功例をあげるというのが、大切なような気がする。保守というのは、突っ込んでいえば、変わらないこと、現状を維持するということだ。こういう人たちに、画期的な新しいアイディアがあるのですと、売り込んでもうまくいかないだろう。それより、こいう前例があって、これをロッチェスターでロッチェスター風にやりたいのだと、説明するのが、いいのかもしれない。

その後は、企画の説明と、この企画の経済波及効果と、社会的な影響がどのように起きるかを説明した。最後に、public artで一番すばらしいことは、「あなたのとなりにいる、見ず知らずの人と同じアートを共有すると言うことです。自然と、他人と会話が弾むそんな街にしたい。」といって、私のパートは終わりにした。会場の暖かい拍手がうれしかった。

私の次に、ビジネススクールに通っているアダムが、ビジネスのパートを説明して細かい部分をおぎなう。すごくいいコンビだったと思う。ゲストとしてきてくれた、市議会議員も、非常に好意的なスピーチで、こういう人材をロッチェスターにとりとめておかなくてはいけないと、いってくれた。

最後の質疑応答も、厳しい質問と言うよりも、観客がこういうアイディアはどうだろうかと、投げかけで、みんながどうやってこの企画を実物にしていくか、考えてくれたという感じだった。会場にきていたビルのオーナーからは、ビルの壁を使う許可までもらった。

なんと言ったらいいか、和気あいあいと言うか、みんなでこの企画を応援していかなきゃという雰囲気だった。「ロッチェスターにきてくれてありがとう。」と、ロッチェスタリアン(ロッチェスター人)に言われたのは、初めての経験で、感動的でもあった。

その夜は、メンバーと楽しく、沢山ビールをのんだ。久しぶりにおいしい酒だった。どうも、よっぱらって、1人でダンスをしていたようだ。そのせいもあってか、それとも気が抜けたのか、三日間なにもする気にならなかった。

初めてのプレゼントしては、これ以上ないくらいの成功だったと思う。テレビが一社だけだがきてくれて、ニュースが流れた。先日見たけど、本当に好意的で、会場の雰囲気が伝わってくるようだった。こういうプレゼンをこれから100回くらいやっていくうちに、2億円くらいすぐに集まるだろう(笑)。

これはそのニュースの記事、残念ながら動画ない。そのうちアップします。
http://rnews.com/Story_2004.cfm?ID=35024&rnews_story_type=18&category=10


これにて、ROMA第一部終了。ほんとは3ヶ月でかたをつけるはずだったんだけど、一年かかってしまった。

ROMA第二部は、ここから写真を展示するところまでだ。来年の夏前までに決着をつけたい。
資金集めと、実際に写真をビルに貼っていくたの準備におわれることだろう。

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