ハングリーという意味

2006年04月16日

ハングリーという意味

[投稿者:佐藤研一朗]

前回のからのつづき
号外 Breaking News

ここ三日四日、久しぶりに、集中してぎっちりと仕事をした。GRE(Great Rochester Enterprise)のリクエストである、写真を貼りたい建物のトップ50の選考をやっていたのだ。もうこの企画を一年半も企画しているだけはあって、頭の中でもうほとんど候補は決まっていた。頭の中で建物を一つずつはっきりと思い浮かべることができる。それを地図に書き出して、住所を割り出して、グーグルマップのアドレスを貼り付けで、市の建築物のデーターベースで詳細を割り出す。幸いに、壁のサイズと写真はほどんとできていた。昨年の夏に3ヶ月ダウンタウンを1人で歩き回って、一つずつ建物の壁のサイズは測ったかいがあった。ちなみに最大、小さい写真も入れて、1000もの写真を貼りけることができる。

それらのデータをウエブにあげて、すぐみんなが仕事ができるように、ページをつくる。まあ、こんなかんじ。 http://outdoormuseum.com/projects/summer2006/top50slide/

昨日の夜には、だいたい仕事の区切りがついたので、お祝いに1人でどっかにいくことにした。でも、気がついたのは、「やることがない。」ということ。1人で飲みに行っても悲しいし。喫茶店にいっても何にもすることがないしと、どうも、多くの選択肢はない。しょうがないんので、ダウンタウンにあるlittle theater というインディペンデント映画ばかりやっている小さな映画館にいって、オスカーにノミネートされた短編映画を見てきた。でも、セレクションが全部戦争とか内戦とかの話ばかりで、暗くなる。まったく夜中に1人でなんでこんなに悲しい映画を見ているのかなと。。。。

いつまでたっても、この街を楽しめない。いつまでたっても、この街が自分の街ってきがしない。もう一年半も住んでいるって言うのに。いままでいろんな街にいったけど、よく考えればロッチェスターには、仙台を抜かせば一番長く住んでいる。おどろきだ。しっかしいつまでたっても、ここに住んでいる気がしない。旅先の街にそのままとどまっている。そんな感じだ。

だれかに、電話してのみにいこうと誘えばいいのに、それもする気にならない。どうしてなのかは自分でもよくわからない。こんなフレンドリーでどこに行っても友達ができる自分がいつの間にかアンフレンドリーなロッチェスター人のようになっている。完全にどっかでボタンを掛け間違っている。自分が悪いのか、ロッチェスターが悪いのか、それはわからない。

ニューヨークにいたときはこんなことは一度も感じなかった。毎日友達と飲みに行って、週末はパーティーにいって、月に一回は、自分のアパートでパーティーをした。そういえば、一度パーティーに100人くらいゲストがきたことがあったっけ。今でもよくニューヨークの元ルームメートから、「友達みんなとのんでいるよー。」と、電話がかかっている。そのたびに、飛行機に乗ってニューヨークに帰りたくなる。ニューヨークには、たった一年しかいなかったのに。。。どれだけ街そのものが、住んでいる人の行動に影響を与えるか、身をもって、それを体験している。

ロッチェスターでのプライベートな生活は全然おもしろくない。というよりは、ほとんど存在していないという気がする。学校に行って、勉強して、ROMAの仕事に打ち込む。どうもここでやっていることは、それだけなのかもしれない。ニューヨークでの生活はいかに、楽しい日々の過ごし方を教えてくれたけど、ここでの生活は、つくづくハングリーにいかに仕事に打ち込むかを教えてくれる。

ハングリーでいるってことは、それだけでモチベーションがあがる。前に進まなきゃ、生きていけないのだから、無我夢中で前に進もうとする。でも、これは一種のやせ我慢に近い。こういうのはそんなに長い間続けられる物でもない。

孫子も背水の陣は、ここぞという時以外やってはいけない。長い間やると失敗するっているじゃないか。こういうのを長い間やっていると、どうも人間がすり減ってくるような気がしてならない。もうこうやって、追いつめられたまま、一年半も暮らしている。もうそろそろ、こういう生活は終わりにして、日常も楽しめるようになりたい。そうしないと、こういうハングリーさの中でしか暮らせない人間になってしまう。それはやっぱり不幸だ。

もう少しで、学校も卒業、自分の企画からもすこしはお金ももらえそうだ。きっとすこしは楽しい日々になるだろう。まあ、自分の企画が実現するまでは、やっぱり楽しめないのかもしれないねえ。ええ、わかってますよ。前にすすめって事でしょう。(^_^)


佐藤研一朗の翻訳本
仙台インターネットマガジン代表の佐藤研一朗の翻訳本が発売されました
アメリカを代表するリバータリアン ロン・ポール議員の初の日本訳本
佐藤研一朗が「税金廃止論」を出筆しました。

仙台、宮城、東北のブログをもっと読みたい人は人気blogランキング

今月の人気記事を見る。

blank_space
投稿者 佐藤研一朗 : 2006年04月16日 23:06
RSSで仙台インターネットマガジン最新の記事を購読
最新の記事がアップロードされると、ブラウザに自動的にお知らせします。
登録をする (XML)
RSS対応のブラウザ
Windows: FirefoxIE7
Mac: Firefox, Safari, OmniWeb


仙台インターネットラジオ局

仙台発のポッドキャストをどうぞ。
iTunesに登録
iTunesにアイコンをドロップ&ドラッグしてください。
iTunesを持っていない方はこちらからダウンロード (無料)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL : http://www.im-sendai.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/436

blank_space
このカテゴリの全記事
blank_space