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exiteでROMAが紹介されました。

2006年08月05日

exiteでROMAが紹介されました。

[投稿者:佐藤研一朗]

(仙台インターネットマガジンが故障中で更新が止まっていました。mixiにたまっている連載を更新していきます。)
2006年05月19日記

mixiで知り合ったpesceさんにROMAのことをexiteism{都市生活者のためのWebマガジン}で取り上げてもらいました。日本語で紹介されるのは初めてだったので、うれしいばかりです。
ほんとうに、美しくてまとまっている文章で、読んでいて「いやーそうなんだよね。この人すごいねえ」と自分で関心してしまう始末。(^_^) 言いたいことを全部代弁してもらって、ほんとに感謝感謝です。pesceさん本当にありがとう!

exiteism{都市生活者のためのWebマガジン}より転送
http://blog.excite.co.jp/i-architecture/1080915/

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世界最大の写真展?

パブリックアートというジャンルがある、その名の通り
公共の場所で行われる各種の作品展示やアート行為で、
日本でもよく見られるものとしては街角の彫刻だろうけれど、
街路でのインスタレーションなども近年は増えてきている。
しかし、商業的な意味合いや目的を省いたものは
日本よりもヨーロッパやアメリカの方が活発だろう。
そういった文化的な活動への許容が、結果として観光資源と
しても働くことがよく理解されているからだろう。

そんな中でアメリカはニューヨーク州北部のロチェスターという
小さな郊外都市でひとつのプロジェクトが始動している。
街全体を使った世界最大の屋外写真展覧会、そして
このプロジェクトの企画者そしてディレクターは一人の日本人留学生だ。Rochester Outdoor Museum of Art

ロチェスター・アウトドア・ミュージアム・オブ・アート、略してROMAと呼ぶ。

ロチェスターは、かつてはコダックの本拠地であり、地下鉄が走るアメリカで一番小さな街でもあったほどに人々がにぎわう商業都市であったという。しかし、ほんの少しの都市計画の狂い、そしてコダックの撤退が街を衰退させ、今ではその中心地はゴーストタウンと呼ぶにふさわしい荒廃ぶりだという。地下鉄も廃止され、連動していたトラムも消え、異常に整備された大きな道路と駐車場だけが、がらんとした街の風景だ。

この街に都市計画の勉強のために留学に訪れた佐藤研一郎さんは、自身が暮らす街の不便とその不自然さ、そこに残された可能性と資源について考え、そしてROMAプロジェクトを一年前に立ち上げた。街に残された建築物やその「失敗した都市計画」で残された多くの構造物、スペース、それらを展示場所として再活用し、訪れた人々が街を歩き作品、そしてロチェスター自体を楽しむことのできる「村おこし」的なプロジェクトでもある。しかし、この提案は諦めの底にいたロチェスター市民の心を確実に動かし、そして行政を動かし始めた。

以前の都市計画の失敗は、「車社会」としてロチェスターをリデザインすることで、中心部へ続く多くの車専用道路、その多くの車を停めるための巨大駐車場、一見便利な駐車場やビルの間を渡る歩道橋などの未来的な環境・・・それらは結果として街=ストリートを歩く人々を奪い、街に立ち並ぶ商店やカフェ、レストランから客を奪い、その多くは撤退し、運の悪い事にコダック社の移転と言う基幹産業の転覆から、当初の目的は見事に裏返ったものとなり、街は死んだ。

今回のプロジェクトは街に人々を歩かせる、街の血液は結局、人間なのだ。街を訪れるきっかけとしての展覧会があり、観光客を引き寄せれば、路上に店や働く人々は戻ってくる、「生活」がそこには復活するだろう。

プロジェクトの第一弾はプレ・オープニングとして2006年9月、一般公募による巨大フォトモザイクを皮切りとしてスタートする。順調に行けば一年後には最大50mの写真の展示を含む、街のあちらこちらで巨大写真が展示され、そのスペクタクルを楽しむことができるようになる。展示は一年毎の更新で、訪れる人々は年毎に違った表情のロチェスターを楽しむことができるようになる・・・。

もちろんこれは理想の話であり、現在このプロジェクトはまさにその実現に向けて急速にその形を整えつつある段階である。九月の展覧会はその試金石である。一人の若い異邦人がアメリカの街全体を巻き込んで、億の予算を必要とするプロジェクトに挑んでいる。

街に訪れたひとつの小さな熱は、その血液を取り戻し、ロチェスターと言うかつての「都市」の息を吹き返させることができるのだろうか? 完成した計算の中のエンタテイメントではなく今まさに進行して行くドキュメントに、観客として訪問者として参加してみることも一興ではないか?


ロチェスターはニューヨークから飛行機で一時間、電車、または車で六時間。しかし有名なナイアガラの滝から一時間ほどの場所でもあり、トロントからみれば川の対岸という立地である。便利とは言えない、しかし可能性と条件はゼロではない。仙台出身の研一郎さんは、「仙台の七夕」という地方都市の観光客誘致の成功例を武器としてアメリカの企業、行政に挑んで行く。成功の暁には、ロチェスターの姉妹都市である静岡市をはじめとした日本各地の地方都市への巡回展も企画されている。

by ism-architecture | 2006-03-05 17:22 | 海外情報 | Trackback(1) |



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投稿者 佐藤研一朗 : 2006年08月05日 13:53
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