誰が電気自動車を殺したのか? 近未来交通機関の現在1

仙台インターネットマガジン読者の皆様こんにちは、仙台インターネットマガジン代表の佐藤研一朗です。ロチェスターは非常に冷え込んで今して先週はとうとう雪が降りました。今回は久しぶりにリポートを書いていこうと思います。ここ二ヶ月ずっと頭にあって、概要はできていたのですが、なかなかまとめる時間がなく書けないでいたのですが、とっととはき出して、文章にしてしまいましょう。そうじゃないといつも同じ事ばかり考えて、脳みそがすっきりしませんね。

という映画をこの間みてから、電気自動車が非常に気になり始めた。いろいろと調べていくうちに、近い将来、電気自動車はガソリン車に取って代わる存在になるという一つの結論に行き着いた。

これはただ自分たちが買う車の種類が、単にガソリンから電気に変わるというだけではなくて、世界規模での経済、政治、はたまた安全保障までをがらりと変えてしまうような、大きな変化となるでしょう。100年前、石炭が石油に取って代われたように、石油全盛の時代ももうすぐ終焉をむかえる。まだ、(自分が調べた限り)だれもここまで突っ込んでこの問題に触れている様子がないので、朝に学校に一番乗りしたような気分で、多くの人に読んでもらえるのではないかと、わくわくしながら文章を書いています。

英語のお勉強に

さて、この映画のあらすじはこうです。10年前、アメリカカリフォルニア州で新しい排気ガス規制が始まった。自動車会社は2003年までに10%の車を排気ガスを少しも出さないゼロミッションカーにしなくてはいけないという、非常に厳しい法律だった。世界で一番大きい自動車会社、GM(General Motors:ジェネラルモーターズ)はこれをうけ、翌年、電気自動車、EV1 (Electric Vehicle One)を1000億円かけ開発した。

EV1はスポーカーのように加速もよく、一回の5時間の充電で120から240 km走れた。トップスピードは時速120キロに制限されていたが、実験で時速300キロまでスピード出せるように設計されていた。車体価格は800万円と高かったので、GMは三年リースで、月々3万から5万円で貸し出した。

音も静かだし、加速も時速100キロまで達するのに8秒と非常にいいが、エンジンのように乱暴な加速では無いそうだ。充電もがっちとプラグを差し込むだけなので、非常に簡単だ。なんと充電のコストは大体ガソリンの10分の1と非常に安い。10年前にこれだけの車がすでに存在していた。排気ガスを出さないので環境にもいいし、性能も悪くもない、維持費も高くない、少し懐に余裕がある人で環境問題にも敏感な人にはなかなかうってつけで、実際に愛好家も多かった。

遠出をしないで、通勤に使うにはもってこいな車だ。今のように原油価格が上がって、環境問題の意識も高まってきて、燃費のよい車が飛ぶように売れているご時世なので、当然EV1も沢山売れているだろうと思うのだが、実はGMはEV1のリースを終了してしまった。新たに製造をしないどころか、現在、EV1は一台も公道を走っていないのだ。博物館に展示されている数台を残して、全て回収され人目の付かない砂漠で、全部スクラップにされてしまったのだ。特に大きな欠陥があった訳では無いのにだ。いったいなぜ?