早く人間になりたい!

2006年12月06日

早く人間になりたい!

[投稿者:佐藤研一朗]

仙台インターネットマガジンの読者の皆様こんにちは。ロチェスターで世界一大きい写真展の計画を進めている佐藤研一朗です。今日は久しぶりに企画の話です。

まあ、まずこれを見てください。

http://www.youtube.com/watch?v=DmnUxV4XKJs

♪闇に隠れて生きる、おれたちゃ妖怪人間さー、はやく人間になりたい。♪

いやー、懐かしい歌ですけれど、この歌がどうも頭に浮かんで離れない日々です。

どういう事かと言いますと、早く一人前になりたい。ということです。

前回はサルサダンスとレコードの事を書いていたので、随分優雅に暮らしているなあと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、今回はまあそんなことは無いですよという話なわけです。

よくお笑い芸人が売れない頃、超貧乏な生活を送っていたという話を聞いたりしますが、それに近い生活を送っています。ロチェスター市からの写真モザイクの企画におりた補助金がいつになっても送られてこなくて、立て替えていたお金がいつまでも手元に戻ってこない。あんまり金がなくて、11月の家賃を滞納中であります。。。これじゃあんまりだということで、先日また違う日本食のレストランでバイトを始めた所です。しかし、これでは焼け石に水って感じで、やはり、自分の企画から給料をもらわないと、話が始まらない、というか話が終わってしまいそうだ。

アーティストでも、作家でも、何でもいいですが、私のような会社に勤めず、自分のやりたいことをやりながら生きていくんだと決めている人々が、一番苦労するのは、どうやって生計を立てていかだと思うんです。

自分の周りで自分がやりたいことをして、食っていけている人は本当に数人であって、他の人は、何とか、金がないという現実にあっぷあっぷしながら、アルバイトをしたり、家業を手伝ったりして、何とか食いつないでいるという感じだ。またいい職を見つけて、サラリーマンになった人は、今度は自分のやりたいことをやる余裕が無くなって、やはりそれもそれで大変。

食うために働くのではなくて、働くために食うことを考えるのだから、こりゃ難しい。

いかにして食うかこれは、永遠のテーマだと思います。それと貧乏でも、売れなくても頭がおかしくならないようにするのも大きなテーマでしょう。(^_^)

家の親父は、30すぎて、二人目の子供(私)が生まれたあとに、結構いい会社のサラリーマンだったのに、やめて独立して、ギターリストになった強者だ。そんなこともあって、子供の頃は、本当に家は貧乏で大変だった。(まあ今は人並みになったのかなあ?)バブルの恩恵もろくに受けずに育ったのは、今考えるとよかったし、それ自体はよい教育だったと思う。それに四人も子供を育て上げた(まだ、1人はすんでいないけど)のだから、たいした物だと思う。

会社や団体などに属さないで、自分のやりたいことをやりながら生きていくというのは、自営業(英語だと、Self-employed)としてやっていくということだ。アーティストでも、作家でも、その辺の八百屋さんや、魚屋さんと一緒で、自分自身で商売を切り盛りして、自分を食わしていくという能力が必要とされる。マーケティングや、営業の能力も必要で、作家は文章だけ書いていればいいとか、絵描きは絵だけ描いていればいいという事ではない。

仙台インターネットマガジンを、長々しつこくやっている一つの理由は、もし誰かがここから売れたら、波及効果で、ほかの人もそのあとを次いで売れるんじゃないかという魂胆があるからだ。ある意味で自分たちのための長期的な投資だと思う。残念ながらまだ、仙台インターネットマガジンのメンバーで大当たりした人はいないが、長い目で見れば、ここから多くの才能がある人が売れていくだろう。

なんだか、前置きがながくなったが、いま私が進めているのは来年へに向けての企画の仕込みだ。もう大体、写真をどこにどのくらいの規模で貼りたいという詳細を先週出し終わったところだ。来年は、巨大な作品だけでなく、2×3メートルくらいのサイズの写真も沢山貼っていくという方向で行くつもりだ。まあ、そこは実は問題ではなくて、結局、資金をどこから集めてくるかというのが、まあ当たり前の話だけど、現実に何かをやるときに一番最初に問題になってくる。

もうそろそろ資金の当てがないと来年に向けて企画を動かすのはすごく難しくなってくるだろう。いろいろ予定を立ててシミュレーションをしてみても、最低でも来年の2月末までに、ここをはっきりさせないと、来年の夏に開催をするのは厳しいだろうと思う。だから、二月末に向かって、ファンドレイズ(資金集め)をしていくことにする。ここまでに、資金がぜんぜん集まらなければ、自分もこれからの身の振り方を考えなければならなくなってくる。すごく大切な時期だなあと思う。来年の一月にはダウンタウンのビルのオーナーやビジネスオーナーを集めて資金集めのパーティを予定している。これがうまくいくことを願っている。

今はこの企画だけじゃなく、自分自身にとっても、実はすごく重要な時期にさしかかっている。今は学校を六月に卒業して、OPT(Optional Practical Training)という、一年間の仕事をしたり、次に入る学校の準備をすることができる、ある意味猶予期間にいる。これが来年の6月に切れると、アメリカに滞在するためには、学生ビザを延期してフルタイムの学生に戻るか、就労ビザをもらうか、日本に帰るかという選択しかないのだ。もうアメリカにきて三年、もう当たり前のようにアメリカに暮らしているけど、この辺のビザの話が出てくると、急に他の国に来ているんだなあと、しみじみ感じる。

まだ短大を卒業しただけだから、あと二年学校にいって四大を出たいとは思っているが、学生ビザでフルタイムの学生をやるのはホントにつらい。一学期12単位以上取らなくてはいけないし、キャンパス外で働くことも禁じられている。それに何たって、どうにかして授業料や、生活費を捻出しなくてはならない。その上この企画まで並行してやらなくてはいけないから、おっきな奨学金でももらわなければ、ちょっと現実的ではないかもしれない。

今考えているのは、O-1ビザ、いわゆるアーティストビザを申請することだ。Big Picture Rochester にアートディレクターとして雇ってもらって、ビザを発行してもらう。しっかり給料をもらってそれでまず、自分がやっていることで生活を立てて、何とか時間を見つけて学校にも通うというのが理想ではないかと思う。ビザの申請には沢山の人に推薦文を書いてもらわなければいけない。つまり自分がみんなに一人前のアートディレクターですよと、認めてもらうということかなあと思う。

二年間もかかったけど、やっとここまで来たなあ、そんな感じです。きっと初給料をもらったら涙がでるだろう。

早く人間になりたい!


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投稿者 佐藤研一朗 : 2006年12月06日 10:08
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