ロン・ポール革命 2 -Ron Paul Revolution 2 Web2.0革命とロン・ポール

2007年10月04日

ロン・ポール革命 2 -Ron Paul Revolution 2 Web2.0革命とロン・ポール

[投稿者:佐藤研一朗]

今回はロン・ポールのインターネット戦略、この数年間でウェブがいかに革命的に発展したかについて考えていきます。

下のほうにロン・ポールの動画と訳を載せておきましたのでご覧ください。


<副島隆彦の学問道場の気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板から引用>
http://soejima.to/

ロン・ポールWeb 2.0戦略考 投稿者:佐藤研一朗 投稿日:2007/08/09(Thu) 17:13:12

アメリカ在住の佐藤研一朗です。
ロン・ポールのWeb2.0を使った選挙キャンペーンについておもしろい記事がありましたので、紹介します。それと、Web2.0がもたらすだろう選挙への影響を考えてみました。


<佐藤研一朗の感想>

「web2.0と呼ばれる新しいネットの波」

動画を簡単にアップロードできるYoutubeを始め、友達同士のネットワークを構築できるソーシャルネットワーキングシステムであるFaceBookやMySpaceなどの発展、普及がものすごい勢いで進んでいる。2000年に自分が転送速度がおそいアナログの電話線でインターネット始めたとき、こういう事ができたらいいなあと夢に描いていた事の、ほとんど全てがネット上で可能になった。ネットは現実世界に影響を与えないと言われ続けてきたが、気が付けばネットは生活の道具として、手放せないものになっている。この数年のネットの発展は目を見張るものがある。このweb2.0と呼ばれる新しいネットの波は、ネット誕生にも引けをとらないほどの変化だったと、今後われわれは気づくことになるのだろう。

今回の大統領選挙はこのWeb2.0が一般になってはじめての選挙だから、、Web2.0がどれだけ今回の選挙に影響を与えるかはまだだれもわからない。だからこの選挙におけるネットの影響を注視しておく必要がある。テレビ映りがいいケネディーがニクソンに勝ったように、今回、Web2.0向きの候補者が影響力を大きく強める可能性はおおいにある。

「テレビとネットのちがい」
テレビ選挙で大切なことは、テレビ映りだ。なにを言うかというより、どういったか、それがどんな印象を与えるかということが大切だ。テレビで、自分の意見をじっくり語る時間などほとんどないのだから、短い時間でどれだけいい印象を与えられるかが重要だ。だから多少自分の意見にぶれがあったりしても、その時々、いい印象を与えていれば、それでいいのである。ニュース番組を録画してそれをあとから検証する人などほとんどいないのだから。問題にはならない。視聴者は、そのときそのときの断面しか、見ることができない。

ネット選挙で重要なことは、まさにその対極にある。大切なことは、明確なメッセージと、一貫性だ。これはネットの性質を考えてみればわかる。自分か書き溜めたものや、テレビの番組などで語ったことを、有権者はすきなだけ、時間をさかのぼって見ることができる。この差は非常に大きい。一貫性と、明確なメッセージががあるかどうか、見ていればすぐにわかってしまう。ネットほど、候補者の「ブレとボケ」を、浮き彫りにするものはないだろう。時間をさかのぼって見ることができるので、テレビ局側も、人はすぐに忘れてしまう。ばれはしないといって、相当いい加減なことを流していることが、見る側から簡単にわかってしまう。しかしこれからは、Youtubeで、出典つきで批判されるわけだから、テレビ局への圧力も高まっていくことだろうとおもう。これからはばれる時代なのだ。

「ネット選挙の申し子 ロン・ポール」
今回の大統領選挙で、ロン・ポールはこのネットの性質に一番マッチする候補者だろう。彼の明確なメッセージと一貫性は目を見張るものがある。YouTubeで、彼の何十年前のビデオを見る機会があったが、彼の主張はまったく変わっていない。保守とはいったい何なのかを体現している人だ。この人は思いつきや、人気取りで何かをするひとではないと、すぐにわかる。ネットはその人の徳の高さみたいなものを、あぶりだす性質をもっているように思う。この人がいまネットで、非常に大人気になっているのだ。

web2.0のことを考えながら、ロン・ポールをウォッチするようになって、数ヶ月たつが、いくつか気づいたことがある。まず、テレビや新聞といった主流メディア(メインストリームメディア)とネットは、相反するものではないといことだ。主流メディアの欠点は、常に新しいものを更新していかなくてはいけないので、過去のコンテンツをうまく活用することができない点だが、ネットを使えばそれを解決できる。ネットは、深く多くの情報を発信することができる反面、弱点は、影響力の小ささにある。しかし主流メディアが取り上げれば、多くの人に深い情報を与えるきっかけを作ることができる。このように主流メディアとネットがうまくかみ合ったとき、非常に質が高い情報発信が可能になる。たとえば、Youtubeで取り上げられているロン・ポールの動画は、主流メディアのテレビの番組に出演したときのものもおおいが、一方で、後援者たちが手持ちカメラで撮影した、ロン・ポールの講演会の様子なども沢山アップロードされているのだ。NY TimesやEconomicsでロン・ポールの記事が掲載されれば、それはすぐに支援者のブログに掲載され、読者によって、たくさんの記事の批判や賛同のコメントが書き込まれる。このように、支援者たちの中で、どんどん知識、情報が共有されていっているのだ。これはすごいことだ。

「口コミ、伝言ゲーム、ネズミ算」
ネットは基本的に、口コミの世界だ。伝言ゲームのように、友達から友達へ、知り合いから、知り合いへと伝わっていく。だから、明確なメッセージがないと伝言ゲームが途中で終わってしまう。しかし、いいものは、じわじわと、そして火がついたように一気に広がる。そして、需要が大きければ、大きいほど、その勢いが早いのだ。ネズミ算を考えればわかりやすいかもしれない。需要が大きということは、一匹のねずみが一回で多くの子を埋める環境がそろっているということだ。アメリカ大統領選挙のように、アメリカ人ならたいていの人は興味のあるものなら、需要は相当なものだ。しかも今回は、現役の大統領が参加しない、オープンレースの選挙である。その上、いい加減、まともな大統領に変えないとどうにもならいないよと、多くのアメリカ人のぼやきが聞こえてくるような時勢であるから、前回の選挙よりも関心は相当高いだろう。

面白いことにロン・ポールがネットで人気が出始めたのは、彼が全国中継された共和党のディベートにでたあとだ。テレビ放送により、彼の鋭いメッセージが、鋭い感覚を持っている人に届き、彼らがネットでロン・ポールのことを調べだし、ロン・ポールの大ファンになっていったのだ。テレビにより、新たな種火が全国にちらばり、ネットにより火が広がっていく。そしてそれをまた、主流メディアが取り上げ、ファンが増えていく。というようなスパイラルがある。ロン・ポールのメッセージがアメリカ人の需要にこたえているとすれば、選挙が近づけば、近づくほど、この傾向は高まっていくだろう。

最後に、もうひとつだけ取り上げたいのは、MeetUpのことである。これは自分の近くに住んでいて、同じ趣味を持っている人が、つきに一回とか、どっかであっておしゃべりをするようなミーティングのセットアップを手助けしてくれるサイトである。ビール好きの集まりもあれば、ただ、若い人で集まって飲みに行くというグループもあれば、環境の問題とか、もちろん政治のあつまりもある。ネット上だけどやりとりだけではなく、実際に人にあってやり取りをするというところが、新しいところだ。私が住んでる30万人位の地方都市でも、ロン・ポールの集まりができて、週一回ほど、あつまってボランティア的に、選挙活動をはじめている。毎回、十名くらいはあつまっているようだ。一円もかけないのに、このような動きが全国で起きているわけだから、ものすごいことだ。自分のスケジュールがあえば、近いうちに参加して、また報告をしたいと思います。

<感想終わり>

<TechCrunchJapanより引用開始>
http://jp.techcrunch.com/archives/ron-paul-a-distributed-web-20-campaign/

Ron Paul―ネットワーク分散的Web 2.0キャンペーン

2008年の米国大統領選挙に向けて面白い現象がおきている。それもWeb 2.0に関連した現象だ。

Ron Paulという名前はよく知られているはずだが、知らない向きのため説明しておくと、彼は米国の次期大統領選に出馬している。Paulの政策プラットフォームは、彼自身が所属する共和党だけでなく、民主党も含めて(全部ではないかもしれないが)他の候補者ほとんどのものと大きく違っている。Paulは古典的な保守派で、「小さい政府」の信奉者であり、国家の価値より個人の価値を優先する。Paulはイラク戦争反対派で、広い意味で米国の介入に反対する立場をとっている。Paulはモンロー主義はまったく間違った政策だと信じている。

Paulは今回の大統領選では泡沫候補扱いで、 メインストリーム・メディアも専門家もともに大きな役割を果たす可能性はゼロだとしている。しかしオンライン世論調査 の結果だけで見れば、Paulこそ次の米国大統領だ。その秘密はWeb 2.0の世界でのPaulへの支持が増え続けているところにある。

ネットワーク分散的Web 2.0選挙キャンペーン



私はオンラインでのアメリカ大統領選を1995/6年のときからウォッチしている。2008年は、実質的にオフラインと同時にオンラインでも戦われる選挙戦としては4回目となる。有権者にオンラインで接触しようとした最初の試みである1996年から長い間かけて発達してきた。2000年は壁紙と無料の本で(私はSteveForbesのサイン入りの本を持っている)、2004年もはブログが登場、そして今回ビデオとMeetupの2008年だ。進化の方向は常に「やればやるほどいい」で、選挙の回数を重ねるごとに候補者のページはますます中央集権的に内容を増加させてきた。今回の選挙ではBarakObamaの場合、独自のSNSをスタートさせるところまで来ている。Ron Paulのやり方は、これとまったく正反対だ。Paulは「小さい政府」と個人の価値を説くが、彼のキャンペーンはまさにそれを地で行く戦略となっている。型どおりの経歴紹介のページと政策を説明する文書以外のコンテンツはすべて外部Web2.0サイトのものなのだ。公平にいえば、他の候補者もWeb 2.0サイトを利用してはいる。しかし独自のコンテンツを補足する程度の使い方だ。ところがPaulの場合、コンテンツはほとんどすべてがWeb2.0なのだ。

Ron Paul BlogはTypePadを利用したブログ。更新はひんぱんだが、ほとんどの記事がキャンペーンのスタッフによって書かれ、個人的な色合いはまったくなく、コメント欄も設けられていない。

Digg上のRon Paul。Paulの支持者にDiggの関係記事を投票するようはっきり呼びかけているわけではないが、ここにリンクを貼っていることは、それ以外に目的はあるまい。Paul関連のDigg記事が4桁に達しているのは驚くべき成果だ。

Ron Paulの選挙キャンペーンのイベントはEventfulに載っている。このサイトにすべてのPaulのイベントが掲載されているのかどうか分からないが、キャンペーン・イベントの情報を周知、共有するのにWeb2.0サイトを使うというのは興味深い試みだ。

「Ron Paul下院議員を2008年の大統領に」というFacebookのグループ。このあたりから話が面白くなってくる。 Paulの Facebookグループは1万5千のメンバーがおり、Paul関連のニュースや活動に関する活発な情報源になっている。あらゆる選挙活動、学生のグループから資金集め、会合、集会、その他すべてはここで情報が交換される。

FlickrのRon Pau。写真を撮ってWeb 2.0サイトにアップしようとするなら、誰でもFlickrをまず思いつくだろう。Paulのキャンペーンももちろん利用している。しかしFlickrに普通のキャンペーン用宣伝写真以外に舞台裏やハプニングなどの現実を撮ったものがアップされているのが意外。

MeetupのRon Paul。選挙の候補や各種の社会運動が組織的な集会の情報をMeetupに載せるようになってからかなりの時間がたつ。以前のキャンペーンでは集会情報は候補者のサイトで集中管理されていたもので、現在は他の候補者もMeetupを利用するようになったが、Paulの場合は完全にMeetupだけを利用している。

on MySpaceの「Ron Paul 2008」。友達はすでに4万人を超え、さらに増加中。PaulのページはMySpaceページとしてはなかなか上出来。妙なことにRonPaulのTypePadのブログがMySpaceブログとしてコピーされていて、こちらではコメントがオンになっている。荒らしのコメントがついているのを見ると、果たしてコメントを有効にしたのがよかったかどうか議論の分かれるところかもしれない。

YouTubeのRon Paul 。PaulにとってYouTubeはキラーアプリケーションだ。Ron Paulのビデオは何度もYouTubeで第1位にランクされている。チャンネルには2万を超える登録者がおり、Paulのチームがアップロードしたクリップだけに限っても、閲覧回数は200万回以上に上っている。YouTubeによってPaulはメインストリーム・メディアをバイパスして、直接有権者にメッセージを伝えることが可能になっている。

Paulは2008年の大統領選で共和党の候補者に選ばれる可能性は少ない。現在獲得している支持基盤を利用して、無所属候補として立候補することになるかもしれない。しかしその結果は別として、Paulが各種Web2.0ツールを利用して勢いに乗ることに成功したことはすでに選挙キャンペーンのあり方に影響を与え始めている。将来はさらに影響が広がっていくだろう。FredThompsonのキャンペーンでは、 Thompsonが正式に出馬を表明して以降、インターネットをキャンペーンに積極的に取り入れている。他の候補者もこれからPaulの例を見習うことになるはずだ。

Paulは、Web 2.0ツールを利用すれば、ある問題に関心のある人々に直接メッセージを届けることができること、Paulを依然として無視し続けているメインストリーム・メディアが次第に無意味になっていくことを実証している。Web2.0はもちろんまだメインストリーム・メディアに取って代わる 存在ではない。しかしPaulの成功によって、その日が着実に近づいているといえるだろう。

この記事の目的は、もちろん、Paulへの支持を訴えるものではない。選挙の候補者が、伝統的な手段をバイパスして、Web 2.0ツールを利用していかに直接に有権者にメッセージを届けることができるかを検証したものだ。政治的意見はどうあろうと、これまでのPaulの成功は本人とキャンペーンチームの功績といっていいだろう。

Paulの政見に興味がある読者は下に掲載したGoogleによるビデオをチェックするとよい。このビデオによると、Googleの社員はMountain Viewを訪れた候補者の中で、Paulに対していちばん多くの質問をしているように思える。Google社員の間では Paulにはちゃんとした内容があると思われているに違いない。読者の皆さんでそれぞれ判断していただきたい。しかしYouTubeは最良のWeb2.0伝達手段ではある。


[原文へ]

<引用終了>


[567] ロン・ポール Ron Paul 投稿者:研 投稿日:2007/05/29(Tue) 10:50:17

重掲でマッドマンが取り上げていましたロン・ポールが、二度目の討論会でも、スゴイ人気だったようです。こういう人が出てくるところがアメリカの底力なんでしょうね。あのフォックスニュースで2位になったって言うのはすごい。これだけ、正確に、誠実に真実を語れば、人はやはり聞く耳を持つし、たの候補者の偽善性よくみえますね。

暗いニュースに訳が出ていたので、引用しておきます。
<引用開始>
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2007/05/in_2a07.html

次のロン・ポール議員は共和党の異端児と言えるだろう。

質問者:
「ポール議員、あなたは2002年のイラクに対する軍事力行使権限をブッシュ大統領に与える法案に反対した共和党下院議員6人の1人ですね。」
ロン・ポール:
「その通りです。」
質問者:
「そして今では米軍の撤退を主張していますね。最新の世論調査によれば、共和党支持者の77%が駐留軍撤退の予定表設定に反対しています。あなたは出馬する政党を間違えていませんか?」(会場から笑い)
ロン・ポール:
「だが、昨年度の選挙では戦争政策のせいで共和党の支持基盤が縮小したことを自覚すべきでしょう。したがってその(共和党支持者の)割合が国民全体では少ないわけです。アメリカ国民の65%から70%は撤退を支持しています。国民は戦争を終わらせたいのですよ。(中略)ロナルド・レーガンは1983年に海兵隊をレバノンに派遣し、しっぽを撒いて逃げることはしないと言いました。それから数ヵ月後、241人の戦死者が出て、海兵隊は撤退しました。レーガンは回顧録の中でこの件に触れて「決してしっぽを撒いて逃げることはしないと言ったが、中東政策の不条理について自覚が足りなかった」と言いました。それで彼は政策変更に至ったのです。我々はロナルド・レーガンの勇気を必要としているんです。」

1988年に自由党(Libertarian)から大統領選に出馬したこともあるディープな保守派の雄ロン・ポール議員(テキサス州)は、フォックスニュース主催、目の前にブリット・ヒューム、周りは皆共和党員というある種もっとも危険な環境の中で、痩せっぽちながら堂々と自説を展開できる超度胸の持ち主だ。

質問者:
「ポール議員、イラク戦争に反対し、駐留米軍の即時撤退を主張しているのはこの舞台上であなた1人だと思いますが、党から逸脱していませんか?なぜ党の指名を求めるのですか?」
ロン・ポール:
「あのですね、共和党は道を見失ったんです。共和党の保守派は常に外交不干渉主義を提唱してきたんです。ボブ・タフト上院議員はNATO加入すら反対しました。ジョージ・ブッシュは2000年大統領選挙で、謙虚な外交政策を主張してました。国家建設はせず、国外での警察活動もしない。朝鮮戦争を終結させるために共和党が選ばれました。ベトナム戦争終結のために共和党が選ばれました。共和党には反戦主義の強い伝統があります。憲法上でもその立場です。外交不干渉主義は建国の父たちからの忠告であり、同盟に巻き込まれることなく、世界各国と友好的に接して、交渉し話し合い貿易するのです。

極端な進歩を考えてみればいい。ベトナムとの関係です。あそこで我が国は6万人の兵士を失いました。我々は敗北して帰国しました。今では、我々はベトナムに投資してます。建国の父たちの忠告に従い憲法に従うことにはおおいにメリットがあるんですよ。


私の論点は、我が国は不用意に戦争するべきではないということなんです。そうなると、戦争は終わらなくなる。」
質問者:
「ポール議員、あなたは9/11テロ以降それが変わったとは思いませんか?」
ロン・ポール:
「何が変わったと言うんですか?」
質問者:
「外交不干渉主義のことです。」
ロン・ポール:
「いいえ、外交不干渉主義は大事な要因ですよ。なぜ我が国が攻撃されたかご存知ですか?攻撃の理由は我が国が海外に居るからですよ。我々はイラクを10年間も爆撃し続けた。中東にもずっと居る・・・レーガンは正しかったんですよ。

我が国は中東政策の不条理さを理解していないのです。今現在、我が国はイラクにバチカンよりも大きな大使館を建設しています。14の恒久基地を建設してるんです。もしも中国が我が国やメキシコ湾で同じことをやったらどうします?他国が我が国にやったらどうするかという観点で物事を見直すべきなんですよ。」(会場から拍手)
質問者:
「我が国が9/11攻撃を招いたと言うんですか?」
ロン・ポール:
「私が言っているのは、攻撃者達に耳を貸して理由を聞けば、彼らは我が国の派兵を喜んでいて、オサマ・ビン・ラディンの言うように“我々の砂漠に来てくれたおかげで狙い易くなった」と言ってるんですよ。連中はすでに我が国の兵士を3400人も殺しているんですよ。あれが必要だったとはとても思えませんね。」
ジュリアーニ:
「ちょっと意見したいんだがいいかね?これはまた異常な主張だ。異常な主張だよ。911テロを経験したのに、イラクを攻撃したからテロを招いたとはね。そんな主張はこれまで聞いた事がないし、911の説明としてこんな馬鹿げたものはないな。(会場から大きな拍手喝采)ポール議員には、意見を取り消して本音ではないと言ってもらいたい。(会場から拍手)」
質問者:
「ポール議員?」
ロン・ポール:
「CIAがブローバックについて語ったのは正しいと私は真摯に信じています。1953年にイランに介入し、シャーを据えた際、ブローバックがありました。その反応として、我が国は人質をとられ、長引きました。それを無視するというなら、我々自身の危険から目を背けることになる。もしも我々が世界を欲しいままにして嫌悪を引き起こすことがないと思うのなら、それは問題です。彼らが我々を攻撃するのは我々が金持ちで自由だからではないのです。彼らの土地に派兵するから攻撃されるんです。もしも他国が我が国に同じことをしたら、どう思いますかね?」

ジュリアーニのエラソーな横やりにもめげず、ロン・ポールは主張を曲げなかった。ディベート会場を出たらポール議員はメディアから袋叩きだ・・・ディベート直後のフォックスニュースに登場したロン・ポールは、右翼タレントのショーン・ハニティとやり合った。だが驚いたことに、ディベート後の視聴者による電話投票ランキングで・・・

第1位:ミット・ロムニー前MA州知事(29%)
第2位:ロン・ポール議員(25%)
第3位:ジュリアーニ前NY市長(19%)


これは果たしてロン・ポール支持層の底力か、あるいはジュリアーニの不人気ぶりを示すのか?
<引用終了>

[547] ロン・ポールの圧勝 投稿者:マッドマン谷口 投稿日:2007/05/13(Sun) 00:01:59

ひき続きマッドマンです。

ヒューイ・ロング張りの演説調でがんがんとまくしたてるポピュリスト、リバタリアンのロン・ハワードが共和党大統領候補ディベートで圧勝しました。

英米マスコミがこの報道を遮断しているのですから、当然日本にはこのニュースは入ってこないでしょう。

彼のこのディベートでのほぼ全訳を急遽私が作りましたので、You Tubeでその模様をご欄ください。


(ベンジャミン・フルフォードの5月9日のブログから引用開始)

先週末カルフォニアでの共和党大統領候補のディベートで、英米秘密結社の天敵であるRon Paul上議員が勝ちました。

MSNBCの世論調査では共和党大統領候補のディベート前には人気の低かったRon Paul上議員だが、勝利によりいきなり断突上位にのし上がった。
しかし英米マスコミは一切それを報じない。

Ron Paul上議員は米連銀の権限を議会に取り戻すという、結社にとって恐ろしい政策を提案している

『ロン・ポールは911の再調査を主張し、「Patriots Question 9/11」として名を連ねる。また、1953年のCIAイラン工作や、1964年のトンキン湾自作自演をことあるごとに持ち出し、軍産複合体とCIAの危険を訴える。そして極めつけは、1913年以来、私企業がアメリカ金融を牛耳る結果になっている「連邦準備制度」を破壊し、通貨発行・金融政策の決定権を議会に取り戻そうとしていることだ。』

(ベンジャミンのブログからの引用終了)

Q「戦争へ反対の投票をしましたね。賛成の投票をしたここにいる共和党員たちへひとことどうぞ。」

ロン「70%の米国民はイラクからの撤退を望んでいるのに、共和党の昨年の政策はそれに沿っていない。外国への不介入(アイソレーショニズム)というのはもともと共和党の伝統的な政策だったのです。
不介入主義で共和党は恩恵を受けた歴史があるのですよ。アイゼンハワーが朝鮮への介入をやめようとしたとき、ニクソンはベトナムからの撤退を謳って当選。 2000年以降は共和党にはたいした外交政策もないでしょう。だったら「世界の警察」なんて役割はもうやめましょうよ。必要な戦争、それはいいです。その時は『戦争をするぞ』と宣言して、勝ちましょう。でも今アメリカがやっているのは違います、格好悪いことです。政治的理由で勝手に外国に侵入して、国連に解決を求めて、テロの脅威とかいって勝手に騒いでいる。」


Q「大統領になったらIRS(米国の国税庁)をすぐに縮小しますか?」

ロン「(笑)そりゃできたらすぐに。いや、真面目な話、ただそのためには政府の役割への考え方を根本から変えなきゃ駄目だ。『世界の警察』たる役割を担って不用意に外国に干渉する外交をやめること。そして税金を減らすこと。やたらに米ドルをジャブジャブ刷りまくりインフレを起こす可能性を高めるような現在の政策を根本から変えるべきです。」

Q「道徳のあるリーダーシップと保守主義、リバタリアニズムはどう成立しますか」

ロン「政府の目標は何かという問題ですよね。政府の肥大化によって国民が自由を失う事態は避けるべきだ。米政府はなにかと外国へ軍事攻撃をしすぎではないか。本来は自国を守るのが防衛の役割のはずだ。米国は4万の核を所有している。核どころか軍隊さえも持てない第三諸国が世界にはたくさんあって、そんな国を米帝国が攻撃しているんですよ。道徳とは、つまり自由を守るということです。具体的には政府を縮小する(発言を遮られる)

Q:「危機の中での政治家にとっての正しく大切な決定とはどんなことでしょう。

ロン:「わたしは医療で大切な決定をしましたよ。人命救済でも。まあ、政治的決定もしましたがそれは憲法に関することですね。イラクの問題とかもそうです。」

Q:「大統領になったら税金についてどのような対処をしますか。」

ロン:「就任初日に所得税は減らす決定をするね。それから次の週から、インフレ税を減らす決定をするよ。インフレ税については米国では誰も語りませんね。今の米国人は自分の身分や収入以上の派手な生活をしているんですよ。政府はドルをジャブジャブと印刷してそうした不必要な消費を煽っています。ウォールストリートの一部の連中は儲かっているからそれでもいいんです。しかし、米国の中流階級は大きく痛手を受けていますし、犠牲者となっているではないですか。」

Q:「あなたはマスコミを信用してない?」

ロン:「(笑)信頼しているのも弱冠あります。やはりインターネットへの信頼の方が厚い。ネットへの政府からの規制が検討されていましたが私はこれに大反対です。表現の自由こそこの国が守るべきことです。」

マッドマンです。最後のロンの発言には注目です。

やはり米政府は脅威であるネット言論を規制する動きがあることがこの公の場ではっきりしました。その米国の属国である日本でも当然、政府が中心になって同じ動きをしていることはまちがいなさそうです。

ロン・ポールに続いて、わたしたちネット言論人もががんばりましょう。


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投稿者 佐藤研一朗 : 2007年10月04日 14:33
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