終わるべきことは終わらなくてはならない
終わるべきことは終わらなくてはならない
[投稿者:佐藤研一朗]
冷戦時代の名残りの自民党政治やはりこれはなくならなくてはいけない。
音声が早送りになる場合は、Firefoxをお使いください。
2 :名無しさん@九周年:2008/09/01(月) 21:27:07 ID:BHzUvMKr0
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参考ニュース
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河北新報
福田首相が退陣表明 支持低迷、公明と摩擦
福田首相の辞任表明を伝える電光掲示板=1日午後9時33分、JR東京駅前
福田康夫首相(72)は1日夜、首相官邸で記者会見し「この際、新しい体制の下、政策実現を図らなければならない」と述べ、退陣を表明した。就任後、約11カ月、臨時国会召集を目前にした突然の表明。安倍晋三前首相に続き約1年で退陣に追い込まれる異常事態だ。内閣支持率の長期低迷に加え、衆参両院の与野党勢力が逆転する「ねじれ国会」で国政の停滞を招いたためとみられる。衆院解散に向けた戦略をめぐる公明党との摩擦も深刻化し、政権運営が行き詰まった。
首相の辞意表明を受け、12日召集予定だった臨時国会は先送りされ、自民党は早期に総裁選を実施、新総裁を選出する。麻生太郎幹事長(67)が出馬する見通しで、麻生氏らを中心に、後継選びが進む。
首相は記者会見で、「先週末までに(退陣を)決断した」と述べた上で「今が政治的空白をつくらない一番いい時期と考えた」と説明した。与党内では「福田首相では衆院選は戦えない」との空気が強まっていたことから、与党大敗を回避するためには、自ら衆院解散に踏み切らず、身を引くのが妥当と判断したようだ。
2005年9月の郵政選挙以降、小泉純一郎氏から安倍、福田両氏と、衆院選を経ずに首相が3度も交代することになり、新首相下での年内の衆院解散・総選挙を求める声が強まった。
福田内閣は安倍前首相の突然の退陣を受け、昨年9月26日に発足。政策推進に向け民主党との大連立を模索したが頓挫し、日銀総裁人事が参院で相次ぎ不同意になるなど厳しい国会運営を強いられた。
2008年09月02日火曜日
河北新報
首相辞任「なぜ今」広がる戸惑い 東北国会議員
2007年9月、自民党の総裁選を終え、麻生太郎氏(左)と壇上に並ぶ福田康夫新総裁=東京・永田町の党本部
福田康夫首相が辞任を表明した1日、東北選出の国会議員は与野党ともあっけにとられたような表情を浮かべた。重要課題に取り組む直前の「逃亡」とも映る退陣に対し、野党議員からは「無責任」との声が上がった。
改造前の福田内閣で外務副大臣を務めた自民党の小野寺五典氏(衆院宮城6区)は「予想していなかったので驚いている。総理は心身ともに疲れ、次の国会を乗り越えられないと思ったのではないか。政治空白をつくらないよう、すみやかに総裁選を行う必要がある。国会情勢が厳しいだけに、次の総理にも相当の覚悟を持ってほしい」と語る。
同じく経済産業副大臣を務めた自民党の中野正志氏(衆院比例東北)は「民主党は話し合いに応じず、ひたすら解散総選挙に突き進んでおり、このままでは臨時国会でも新テロ対策特別措置法改正案など重要法案が通らない。福田総理の辞任表明は、こうした小沢一郎代表の姿勢に対する意趣返しではないか」と指摘した。
自民党元幹事長の加藤紘一氏(衆院山形3区)は近く実施される党総裁選について、「財政再建か景気対策か、明確な党内論議をやらなければ、大変厳しい総選挙になる」と見通した。
民主党国対委員長代理の安住淳氏(衆院宮城5区)は「総合経済対策をまとめておきながら関連法案を提出する前に投げ出すなんて無責任だ」と批判し、「自民党には国をリードする力が無くなった。1日も早く解散総選挙で国民の信を問うべきだ」と語気を強めた。
社民党の菅野哲雄氏(衆院比例東北)は「安倍晋三前首相と同じ。昨年の参院選で政治状況はがらりと変わったのに、そのことを自民党は分かっていない。新しい総裁、首相を決め、(総選挙を)引き延ばそうという考えだろうが、国民に見放されるだけだ」と、あきれた様子だった。
共産党の高橋千鶴子氏(衆院比例東北)は「驚いた。辞めることを民主党などのせいにして無責任だ。ねじれ国会を国民がなぜ選んだのか、自民党は認めたくないのだろう。今後も早期の解散総選挙を訴えていく」と話した。
◎「世襲議員、ひ弱すぎる」東北自民関係者あぜん
内閣改造から1カ月、総合経済対策を打ち出した直後の不可解な「政権放棄」。1日夜の福田康夫首相による唐突な辞任表明を聞いた東北各県の自民党関係者は、うろたえるばかりだった。
辞任の一報に今井栄喜山形県連幹事長は「拍子抜けした。悔しくて残念だ」とあきれるばかり。「経済対策を打ち出し、これからという時なのに。辞任を決断せざるを得なかった理由をきちんと説明してほしい」と納得いかない様子だった。
佐藤憲保福島県連幹事長も「来年度予算で、地方重視の施策を打ち出されようとしていた時期だけに残念だ。政治空白が極力生まれないことを望むだけだ」と落胆した。
安倍晋三前首相に続き、またも繰り返された突然の辞任劇。鈴木洋一秋田県連幹事長は「安倍さんも福田さんも世襲議員はひ弱だ」と吐き捨て「軽すぎる。首相ってこんなものじゃない。ぼろぞうきんになるまで、なぜしがみつかないのか」と厳しく断罪した。
辞任表明の記者会見で、福田首相は「何をやるにも時間がかかった」と衆参「ねじれ国会」の行き詰まりを辞意の理由に挙げた。だが、山内和夫青森県連幹事長は「苦労は多かったと思うが、国政は1年では何もできない。腰を据えてやってほしかった」と反発した。
「次期首相は麻生太郎幹事長しかない」と言い切るのは土井亨宮城県連会長。「国民の人気を考えたら、麻生さんで乗り切るべきだ。衆院の解散も早まる。政策がいいかげんな民主党に政権を奪われるわけにはいかない」と早くも総選挙モードだ。
千葉伝岩手県連幹事長も「麻生さんにやってもらう形がいい。新しい内閣は市民生活向上のため頑張っていただきたい」と次の政局を見据えた。
2008年09月02日火曜日
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自民党とCIAとの関係についてのコラム
<研一朗のコメント>もともとアメリカによってできた政党、ソビエト崩壊後のアメリカべったりの姿勢は考えてみれば当然だったのだかもしれない。
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晴耕雨読
「CIAが自民党に資金援助」 国際政治
50~60年代にCIAが自民党に資金援助
引退した米政府の元情報担当高官や元外交官によると、米中央情報局(CIA)は1950~1960年代に、自民党とその党幹部に数百万ドルにも上る資金援助を行った。これは日本に関する情報収集と共に、日本を共産主義に対するアジアの防波堤にし、日本の左翼陣営を妨害することが狙いだった。
歴史家やジャーナリストは、これまで長い間、CIAが日本の政界へ資金援助していると見なしてきたが、自民党はそれを事実無根であると否定し続けてきたし、その支援の規模や内容も決して公開されることはなかった。この秘密援助が暴露されれば、日本の国益の代弁者である自民党の信用に傷がつくため、同盟国間のスパイ活動について取り上げることは常に慎重を要した。
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マサチューセッツ大学の日本に関する権威、ジョン・ドワー教授は次のように語っている。「この話は、米国人が戦後日本の汚職や一党独裁の民主主義にどれだけ大きな役割を果たしてきたかを初めて明らかにするものである。米国は自民党を見て、その腐敗と一党政治の民主主義を嘆くが、その歪んだ構造の形成を助けたのは我が国である」
米国では法律で、30年経過後に政府の記録が機密解除されることになっている。それによって、CIAと自民党の関係が断片的にではあるが暴露された。国立公文書館に収められた国務省文書によると、佐藤栄作元首相が、東京のホテルで、1958年の選挙資金援助を米国に要請したと記されている。新しく機密解除になったCIAの記録も、その年の秘密援助について触れている。完全な真相はまだ隠されたままであるが、生存する関係者へのインタビューから、まだ機密扱いの国務省文書の内容を引き出し、1960年代初めにケネディ政権が自民党へ秘密援助するまでの全容が浮き彫りにされた。
◎対日外交の基本部分
1955~58年に、CIAの極東活動の責任者であったアルフレッド・ウルマー2世は、「我々は自民党に資金供与していた。自民党からの情報に依存していたからだ」と語り、自民党を支援するとともに、同党内の情報提供者を雇うために資金援助策を利用していたことを明らかにした。ケネディ政権当時、国務次官補を務めたロジャー・ヒルズマン氏によれば、自民党と党政治家への資金提供は1960年代初めまでにはかなり定着し日常化していたため、極秘ではあったかもしれないが、対日外交政策の基本部分となっていたという。1966~69年の駐日大使アレクシス・ジョンソン氏は、「資金援助の方針は私にも納得できた。米国側に立つ政党に資金援助した」と語り、彼が日本を離れた1969年以降も資金援助は続いていたことを明らかにした。
CIAは自民党を支援する一方で、将来有望な多くの官僚との関係を築いた。その一部は今日の政界実力者となっており、後藤田正晴元副総理・法相もその1 人だ。1950~60年代には警察官僚のトップクラスだった後藤田氏は、インタビューに答え「私はCIAと深い関係があった。彼らの本部にも行ったが、政府機関の中で資金援助を受けた者などいない。合法的な立場で大使館にいるCIAは問題なかった。しかし、秘密工作を行っている人間もいたようで、彼らが何を行っていたかは知らなかった。友好国の人間だったので深く調査はしなかった」と語った。
◎スパイをリクルート
CIAは自民党を支援する一方で、社会党がソ連から秘密資金援助を受けていたと見なして社会党内にも浸透し、若手グループ、学生や労働団体にスパイを送り込んだと元CIA担当官らは述べている。ある担当官は「日本の野党勢力を妨害することが、我々の最も重要な任務だった」と語った。
CIAによる秘密資金援助は''70年代初めに終わった模様で、それは日米貿易摩擦の拡大に伴う両国間の緊張と時を同じくする。日本の経済力も強化されたことから資金援助する意義が問われた。その後CIAは、それまでの長期的な関係を利用して、本来のスパイ活動を日本で確立した。1970年代後期から 1980年代初期まで東京にいたCIAの担当官は次のように語っている。「我々はあらゆる省庁に協力者を得ていた。首相の側近をリクルートしたほか、農水省に対しては、日米貿易協議の日本側の出方が事前にわかるほど通じていた。牛肉、オレンジの市場開放の交渉では、日本側の最終案、そしてどこで交渉を打ち切ることにしているかまで承知していた」
◎米国の逆行政策
CIAの自民党への支援は、歴史家のいう第ニ次世界大戦後の米国の対日外交の“逆行”に端を発している。1945~48年には、占領軍は日本を戦争へと駆り立てた右翼の活動家を追放したが、1949年までに事態が急変した。中国の共産化、ソ連の原爆の打ち上げ成功などにより、米国は右翼の追放よりも、共産主義との闘いに忙しくなった。米国占領軍は、その後日本の首相になった岸信介氏を含む戦犯グループを釈放した。その中で政界に戻った者の中には、ヤクザや暴力団と関係があった者もいた。児玉誉士夫氏もその1人で、政界の黒幕として知られ、後にCIAの手先として保守勢力に影で資金を流した。
これらの政治家は、引退した外交官、ビジネスマン、CIAの前身のOSS(戦略事務局)の退役者からなるグループから支援を受けた。このグループのリーダー、ユジェーヌ・ドーマン氏は、国務省を1945年に辞めて、日本で逆行政策を促進した人物である。朝鮮戦争中、ドーマン・グループは、CIAの資金を使って大胆な秘密工作を行った。当時日本の保守勢力は資金を必要としており、米軍はミサイル増強に使う希金属のタングステンが必要だった。「誰かが一石二鳥の名案を思いついた」と、この取引のアレンジを助けたジョン・ハーレー氏は語ったが、これにCIAが絡んでいたことは知らなかったという。
ドーマン・グループは、旧日本軍の退蔵したタングステンを米国へ密輸し、国務省に1,000万ドルで売却した。密輸者の中には、児玉氏や、第二次世界大戦中にカリフォルニアの捕虜収容所でOSSがリクルートしたスガワラ・ケイ氏が含まれる。スガワラ氏に関する調査ファイルには、この工作について詳しく書き記されている。CIAはタングステンの密輸工作に280万ドルを提供したが、この工作の結果ドーマン・グループには200万ドルの利益が残った。ハーレー氏は、「ドーマン・グループは、1953年の占領下での最初の選挙で、保守勢力の選挙運動にこの収益を注ぎ込んだ。目的を達成するには、正しい人へ正しい金を渡すべきだという教訓はOSS時代に学んでいた」と語った。
1953年に米国の占領は終了し、逆行もうまく進行すると、CIAは対立する保守派閥と協力し始めた。そして1955年には、その派閥が合併し、自由民主党が設立されたのである。
◎資金の要請は目新しいことではない
1958年7月29日の日付で、当時のマッカーサー米駐日大使(マッカーサー元帥の甥)が国務省に書簡を送っている。それによると、佐藤栄作大蔵大臣が米国大使館に資金援助を求めてきたとある。マッカーサー駐日大使にとって、岸内閣からのこのような要求は目新しいことではないとし、「岸首相の弟である佐藤氏は、共産主義と闘うための資金援助だといって、金をせびった。この申し出は驚くべきことではなかった。というのは昨年も同様の打診があったからだ」と書いている。添付のメモによれば、自民党支援の企業献金が枯渇してきたために、佐藤氏は窮地に立たされていた。最近機密解除されたCIAの文書や元CIA の情報担当官によれば、ホワイトハウスの国家安全保障担当首脳が1958年の選挙資金供与を協議し、それが認可されたとしているが、それが佐藤氏の要求を直接認めたものかどうかは明らかではない。
マッカーサー氏はインタビューに、「日本の社会主義者は当時、モスクワから秘密資金を得ていた。社会党はモスクワの直接の衛星であり、日本が共産化すれば、他のアジア諸国がそれに追随しかねなかった。米国の力を反映できるのはアジアでは日本しかなかったことから日本の重要性は極めて高かった」と語っている。
["C.I.A. Spent Millions to Support Japanese Right in 50''s and 60''s" New York Times, 10/9/1994より抜粋翻訳] ow14
投稿者: 早雲
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植草一秀の『知られざる真実』
マスコミの伝えない政治・社会・株式の真実・真相・深層を植草一秀が斬る
CHANGE偽「装裁選」と10月19日総選挙
8月31日付記事に「11月に自民党総裁選が実施される可能性」と記述したが2ヵ月早まった。福田首相が政権を投げ出した。1年前の安倍首相の政権投げ出しの再現映像を見るかのような辞任会見だった。異なるのは「胃腸障害」と「視覚障害」の差程度だった。
「説得力のある理由」、「責任の明確化」、「謝罪」が欠落し、「愚痴」、「責任転嫁」、「逆ギレ」に彩られた会見だった。3日前の29日に総合経済対策を決めて、国民経済安定化に向けての国会論戦待ったなしの状況での政権投げ出しは、所信表明演説を終えて代表質問直前に政権を投げ出した安倍前首相とほぼ同じ類型だ。
国民は怒り、メディアは政権の無責任を糾弾しなければならない。このような状況下で自民党総裁選をお祭り騒ぎで持ち上げるのは筋違いだ。内閣総辞職して新政権を樹立するなら、サミット終了から8月末までの2ヵ月近くの間に実施すべきだった。
政権を担う自覚と責任を欠く政党の党首選びに公共電波を無駄に割り当てるべきでない。2-3日、「せいぜい」1週間のうちに後継者を決定して空白を最小限に食い止めるべきだ。
内閣改造に国民のエネルギーはどれだけ費やされたのか。昨年に引き続く失態である。国会召集日を9月12日に決めて、国民のためにようやく働くことが決定されているタイミングでの首相辞任であり、メディアは政権政党だからと甘やかすべきでない。
福田首相は会見で、「野党が反対ばかりする」と愚痴をこぼし、「野党が反対するから決定に時間がかかりすぎる」との責任転嫁を繰り返したが、衆参両院のねじれは主権者である国民による選挙の結果生まれたものだ。
参議院が衆議院の決定に従わなければならない規定は存在しない。衆議院でしか多数を確保していない与党代表の首相であるなら、参議院の意思を尊重して意思決定を図るのが正道なのだ。参議院の決定を衆議院の多数の力で無視することは邪道である。
福田首相の会見は小沢一郎民主党代表との党首討論での発言の繰り返しでしかなかった。日本の政治状況を客観的に把握し、その状況下での首相のリーダーシップの発揮方法を賢明に思慮する能力を福田首相がまったく持ち合わせていないことを白日の下に晒す会見だった。
直近の民意は参議院の議席構成に表れている。福田首相が自ら主張する政策を実現しようとするなら、衆議院の解散総選挙を実施して、直近の民意によって衆議院の多数を確保するしか道はなかった。その解散総選挙を選択せずに愚痴と責任転嫁を繰り返しても、同情する者はいない。
自民党総裁選はひっそりと迅速に実施すべきで、メディアは自民党総裁選をお祭り騒ぎにするべきでない。無責任極まる政権投げ出しを繰り返す政権政党は最低限の責任として、政治空白を作らぬよう、迅速にひっそりと後継者を選出するべきなのだ。
しかし、「政官業外電=悪徳のペンタゴン」は「御用マスゴミ」を総動員して自民党総裁選を次期総選挙の選挙活動に悪用する。小沢一郎代表の無投票三選を決定した民主党を徹底的に攻撃することになる。
8月31日付記事「「目くらまし経済対策」と今後の政局」に記述したが、麻生太郎氏に加えて小池百合子氏、野田聖子氏などが総裁選に立候補して、福田政権の政権投げ出しの「負のイメージ」を払拭し、新政権への期待感をふくらませる演出を「御用マスゴミ」が施すに違いない。
「小泉一家」が「上げ潮派」、「TPL」、「小泉チルドレン」、「脱藩官僚の会」、「自民党別働隊知事グループ」を糾合して「偽装CHANGE集団」を創設する可能性がある。「偽装CHANGE集団」は「官僚利権打破」を標榜するが、しょせんは自民党別働隊にすぎない。総選挙の際の反自民票の受け皿になることを狙うだけだ。
安倍政権が無責任極まりなく政権を投げ出したにもかかわらず、「御用マスゴミ」が「御用総裁選報道」を繰り返した結果、福田政権発足直後の内閣支持率は高かった。したがって、今後の「御用マスゴミ」による「御用総裁選報道」により、新政権発足当初の支持率が跳ね上がる可能性を否定することはできない。
国民には賢明さが求められるが、テレビメディアの情報独占・操作の影響は深刻なほどに大きい。こうして考えると新政権の支持率が高く記録される可能性があり、その場合には政権発足直後の衆議院解散総選挙が決定される可能性が高い。
新政権は完全に「選挙管理内閣」になるだろう。「選挙管理内閣」の第一の役割は「選挙の顔」だ。サプライズを与える意味で小池百合子氏を新総裁に起用することも考えられる。古賀、谷垣、伊吹、山崎、二階の各派閥領袖は麻生氏の総裁就任を積極支援しない可能性がある。
清和政策研究会の森元首相は「麻生氏」後継に言及しているが、観測気球を上げているとの見方が有力だ。公明党は麻生政権による「バラマキ」政策を求めると考えられるが、総選挙での敗北の可能性を睨んで、自民党との距離を拡大させる気配を示している。
いずれにせよ、合従連衡の可能性をはらみつつ、自民党総裁選が実施され、解散総選挙が早期に実施される可能性が高まった。召集される国会冒頭での解散になると、総選挙は10月19日の日曜日になる可能性が高い。
1996年には消費税増税が争点になり、10月20日に総選挙が実施された。比例区の得票率は自民党32%に対して、新進党28%、民主党14%で、新進・民主が合計で42%を獲得したが、小選挙区制度の特性により、自民党が勝利した。
「小泉一家」が「官僚利権打破」を標榜する「偽装CHANGE集団」を政治新勢力として立ち上げる場合、1996年総選挙での新進・民主の二の舞を演じる可能性がある。選挙区調整が実施されるかどうかが結果を大きく左右する。
自民党は総裁選で「無駄の排除」=「CHANGE」を偽装することになるだろう。「御用マスゴミ」は「御用報道」を全面的に展開し、激しく民主党を攻撃することになると思われる。
民主党を中心とする野党は、与党の「偽装CHANGE」政策の実態を暴かなければならない。与党は「政官業外電=悪徳ペンタゴン」=「利権互助会」の利権を死守することを至上目的として行動する。選挙が終われば「自公」と「偽装CHANGE集団」は連携して合流するのだ。
総選挙に向けての「CHANGE偽装」総裁選が実施される。「CHANGE」の「偽装」と「バラマキ」の「目くらまし」が総裁選で氾濫する。総選挙が終わると「CHANGE」が消滅して「消費税大増税」のモンスターが現れる。
有権者がその後におよんで「騙された」と思っても遅い。1年前に国民的行事に祭り上げられた自民党総裁選の末路がこの9月1日夜の哀れな福田首相辞任会見である。9月に実施されるCHANGE偽「装裁選」に再び騙されてはならない。そして、10月19日に実施される可能性がある総選挙で確実に政権交代を実現しなければならない。
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副島隆彦学問道場より
「967」 福田首相の辞任の報を受けて冒頭に加筆します。副島隆彦 2008.9.2 2008年秋の「囲む会」自力主催講演会のお知らせ。 政治と金融の最新情勢について歴史ある、三宅坂の社会文化会館で語ります。2008.8.28
副島隆彦です。今日は、2008年9月2日です。 冒頭に加筆します。 福田康夫首相が、昨晩、9時ごろ辞任しました。10時ごろに記者会見がって、辞任の表明をしました。 町村信孝官房長官は、憮然として、麻生太郎・自民党幹事長との三者会談の席を立ち、会議室から出たところの映像では、「首相が勝手に決めたのだから、それでいいでしょう」と不愉快そうであった。
私は、福田首相という人は、立派な人だと思う。政治家として、一度も国民におかしなことをしない、誠実な人間だと分かっていた。今もこの考えに変わりはない。直接、お話したことはないが、政治家の資金集めのパーティとかで、近くから演説している様子をじっと見ていて、そのまじめさがよく伝わってきた。
私は、政治家たちの裏の動きも、それなりに察知して、どの人物が、どれぐらいの ワル(悪人、あくにん)であるかも、測定できるようになっている。 彼らの組織・集団としての裏の動きもそれなりに知っている。
政治の本質は悪(あく、evil イーヴル)である、とニコロ・マッキャベリが書いた(「君主論」で)時にヨーロッパ近代政治学は確立した。 だから、政治をきれいごとで見ることはしないし、それこそ、大勢の人間たちを食い殺す様な巨大な悪(あく)が、政治なるものを支配している。近寄ると恐ろしいものだ。
権力闘争のすごさ、と言い換えてもいい。文字通りの殺し合いである。そして、表面では、「国民生活の安定と、国家の繁栄のために身を挺する」と本気で、言い続けなければならない。
福田首相のような生来の善人で、誠実な人柄で、そう長いことは、政権を維持できないことは私は分かっていた。そして、今の首相(総理大臣)は、きっかり一年ずつの、交替制の国家になってしまっているのが、今の日本だ。 6年間も居座った悪人(更には、悪魔にまでなった)で、アメリカの手先だった、小泉純一郎が例外となる。 次は麻生太郎だろうが、彼は、おぼっちゃんで、誰でも見ていたら分かるとおり、「頭が軽い」人だから、年内に総選挙(衆議院選挙)をやって、それで、負けて退場するために使われるだけの人だ。
私は、日本国民にとって、一番大事なことは、政権交代だとずっと思ってきた。このことは、考え深い日本人で、地道に生きてきた人なら、誰でも分かることだ。 なんとしても、自民党を政権から引き釣り降ろして、民主党の政権に代えなければならない。
そうしないと、日本国が危ない。迫り来る、アメリカ発の、アメリカの金融崩れから起きる世界恐慌に国家として立ち向かう準備が出来ない。
今の日本の悪の集団である、官僚(高級公務員、およびそのOBの天下りたち) たちによる支配を叩きつぶすためには、政権を変えなければいけない。今の民主党の若い、経験のない、ひ弱な政治家たちでは、政治は大混乱になるだろう。それでも構わない。
あくまで、私たちは、何があろうが、小沢一郎が率いる、民主党を、今は、応援して、自民党政治(官僚どもと、アメリカがあやつり放題だ) を終わらせなければならない。
政治なるものの悪魔性を知り尽くした上で、「誰がやっても、世の中は、どうせ、そんなに変わることはない」と諦(あきら)めて、達観したとしても、私たちは、こちらの政権交代を目指すべきだ。 国民生活の大混乱は覚悟の上だ、大抵のことは我慢する、と私たち国民が、気を引き締め負ければならないのである。
荒波に向かって、船が逃げないで、舳先(へさき)を向けて立ち向かってゆくことで、荒波を乗り切ることができる。荒波を逃げたら、船腹(せんぷく)に横波を被って、船はひっくりかえってしまう。いよいよ日本国も、国家の防衛体制に入らなければならない。 アメリカからの激しい、金融崩れで、アメリカは、日本が貸し込んでいる 600兆円(5兆ドル)のお金を一円も返さないつもりだ。 もうそういうことは分かっている。
だから、日本国民は、厚生年金も、国民年金も、共済年金も、それらの資金の運用先をアメリカにしてあるので、「元本吹き飛ばし」にあって、まず、3分の1ずつに削られて、それだけしかもらえなくなる。 そういうことも、もはや自明のこととなりつつある。政治家たちは知っている。官僚たちが、アメリカの下僕となって、こういう事態になることを放置したのだ。
福田首相は、昨晩の最後の記者会見で、「私は、(あなたたち新聞記者たちとは違って)先が見通せる人間なんですよ」と、気色(きしょく)ばんで、反論したそうだ。私は、この福田康夫の気持ちと考えが手に取るように分かる。福田首相は、自民党はもう終わりなのだ、終わりにすべきなのだ、日本国民のために、自民党(と官僚たち)という古い政治支配のしくみを壊さないといけないのだ、と、長年、現場にいて、知り抜いている人だ。
私、副島隆彦も、同じく先が見通せる人間だ。予言者であり、ある種の霊能者であるかもしれない。だから、以上のように書いた。
以下は、昨晩、私の弟子たち宛てにいたただいた会員からのメールです。それに先ほど私のお返事を書きました。
下でお伝えしてありますとおり、10月18日(日)には、国会議事堂のすぐそばの社会文化会館で、私たち学問道場の自力での講演会があります。私たち学問道場は、何の力もない、ただ、本を読み、まじめに物事を考えることをする、日本の読書人階級(ブック・リーディング・クラス)の人間たちの集まりです。
しかし私たちは、この国で、一番、真剣に真実を追究してきた集団である。何ものにも屈せず、何ものも恐れない。ただひたすら、大きな枠組みの中の真実を研究し、明るみに出すことだけに執心する知識人の集団である。どうか会員の皆さま、政治と経済が激動期を迎えようとする、この秋に、共に三宅坂(みやけざか)の、昭和11(1936)年の2.26事件のあった辻に立って、滔々(とうとう)たる歴史の最新の一ページを目撃するべく、集まりましょう。私も、乾坤一擲(けんこんいってき)、渾身の気概を込めて話します。
↓定例会・講演会のお申込みはこちらから↓
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(ここからは頂いたメールと、それへの返事メールの転載)
From: ****************
Sent: Monday, September 01, 2008 9:59 PM
Subject: Re: ****様へ 囲む会から 10月18日開催講演会のお知らせとご登録情報確認のお願い
古村様
ご連絡ありがとうございました。10月18日囲む会参加させていただきます。また、会員情報については変更ありません。会の後、ぜひ先生にご挨拶させていただきたいと思います。
副島先生の「時代を見通す力」も拝読させていただきました。特に面白かったのは最後の昭和史に関する章でした。一般的に信じられている日本史は、真実とはだいぶ違うことが多いようですね。本当に時代を見通す力が必要だと痛感いたします。
今、ちょうど、福田総理の辞任会見をテレビで見たばかりです。内閣改造されたばかりなのに、前途が困難であることを慮(おもんばか)り、辞任を決めたとのこと。 最後の「まるで他人事の
ようだ」との、ポイントのずれた中傷まがい、新聞記者からの質問に対して、福田総理は、「私は(あなたと違って)先を見通す力があるのです」と毅然(きぜん)として返していたところに、福田さんの気高さを感じました。
会見中、福田さんは自分が発案して新設しようとしている消費者庁(しょうひしゃちょう)について相当強調していました。個人的には、今現在、全国にある国民生活センターを活用すればよく、消費者庁などを作っても、またしても官製規制になるだけです。今後の展開を注視したいと思います。
個人的には、政権交代を期待しています。それでは、次回の講演会を大変楽しみにしております。 ****
****さまへ
副島隆彦から
**さまからの以下のメールを拝読させていただきました。
私どもの講演会にいらしていただけるそうで、ありがたく思います。
拙本をお読みいただきありがとうございます。お読みいただきました、先月出版しました「時代を見通す力」(PHP研究所刊)は私に取りましては、大切な本で、人生の節目の折り返し地点(残りの人生時間を数え始めました) のように感じている本です。内容にご注目くださってありがとうございます。
私が、福田首相の辞任の知らせを知りましたのは、昨晩いただきました、貴女のメールが初めでした。そのあと、私は、なぜか強い睡魔のようなものに襲われまして、それで寝てしまいました。今朝、4時にはいつもどおり起きまして、弟子たちと事務連絡を取り合ったのですが、その後、いつにない強い眠気を感じまして、再び寝てしまいました。起きましたら、この時間です。夏の終わりの疲れが出ただけなのかとも思います。
しかし最近は、私はある種の霊感のようなものを感じることが時々ありまして、どこか遠くからの強い感覚を、自覚します。これ以上は、こういうことは書いてはいけないと思いますので、控えます。今後とも「副島隆彦の学問道場」をよろしくお願いします。お会いしてお話できますことを楽しみにしています。
副島隆彦拝
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦拝
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