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<title>仙台インターネットマガジン　仙台の地元情報から、アート、音楽、文学、スポーツ、エッセイ、旅、政治まで: Archives ' アメリカ小話 '</title>
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<description>仙台インターネットマガジンは、仙台発のインターネット上のフリー雑誌です。</description>
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<copyright>Copyright 2012</copyright>
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<title>自由経済のオーストリア学派　vs　政府介入のケインズ主義 一本勝負</title>
<description><![CDATA[自由経済のオーストリア学派　vs　政府介入のケインズ主義（＋連銀カネ刷れのマネタリスト（日本ではリフレと呼ばれる））

アメリカ、NY州のロチェスターの佐藤研一朗です。

今日、（自分の中では）歴史的な対談がありました。
共和党の大統領候補の一人ロン・ポールと、ノーベル賞経済学者ポール・クルーグマンの一騎打ちです。
ロン・ポールは言わずと知れたアメリカを代表するリバータリアンです。自由経済の擁護者で、政府の支出と債務のの大幅な削減を訴えています。オーストリア学派と呼ばれる経済学を勉強していて、中央銀行が紙切れ紙幣を刷りまくり、バブルと不況の波を起こしていると批判しています。

対するのはクルーグマンで、政府介入のケインズ主義（＋連銀カネ刷れのマネタリスト（日本ではリフレと呼ばれる））で、全く正反対の立場にたっています。不況に陥った時は、中央銀行はお金を沢山刷って、政府は借金を増やしてでも、積極的に経済に介入して、政府の支出を増やせと主張しています。

これが金融チャンネルのブルンバーグでこの対談が中継されました。これはすごい事で、だれがなんと言おうと、ロン・ポールが長年訴えてきた自由経済を擁護するオーストリア学派がついにアメリカで受け入れつつあるという事です。数時間かかりましたが、慌てて翻訳してみました。

感想は　info@im-sendai.jp　又は https://twitter.com/#!/kenichirosato　までおよせください。

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
女子アナ
「これまで一度もこの二つの異なる経済学派（オーストリア学派　VS　ケインズ主義）がライブの中継のテレビで議論を交わしたことはありませんでした。今日はポルーVSポールと題してお二方をお招きしています。

ロン・ポール議員は、財政の保守のパイオニアで、債務の削減を訴える、小さな政府を擁護者で、ティーパーティーのヒーロです。対するは、ポール・クルーグマン教授、介入的な政府（アクティブ・ガーバメント）スポークスマン、債務を重ねても政府の支出を増やすべきだと主張する経済的なリベラリズム（ケインジアン）の信奉者です。

ようこそいらっしゃいました。まずズバリと核心に二人の意見の不一致についてお伺いします。ポール議員、我々はクルーグマン教授の立ち位置をよく理解しています。（訳注：不況のときには政府は借金をしても支出を増やすべきという考え）。議員は、教授の考えている政府の役割のどの部分が意見がおかしいと思うのですか。もしくは反対しているのでしょうか。」

ロン・ポール「私が彼の著作を読んだり聞いたりしている所では、クルーグマン教授は、大きい政府を信じています。私は、とても小さな政府を信じています。私は個人の自由を重要視します。私は政府による管理経済が嫌いです。それが中央計画によるものでも、中央銀行の通貨政策によるものでもです。もちろん議員たちにようるものでも同じ事です。教授と私は完全に異なる哲学を持っているのです。

私は市場は自然な形で働くべきだと思っています。金利は市場によって自然に決まるべきです。私は政府や中央銀行が金利を決めて固定する事を望みません。金利の操作は価格統制なのですよ。政府による賃金や物の価格統制は有史以来一度もうまく働いた事はありません。金利はお金の価格なのです。だからお金の価格統制もうまく行くはずがありません。『一部の人間が適切なお金の総量や適切な金利の高さを知りうる事ができる』という考えは思い上がった考えです。いったいそのような知識をどこから知りうれたというのでしょうか。これをハイエクは『見せかけの知識』と呼びました。彼らは自分たちは分かっているふりをしていいますが、実際には何もわかっていないのです。我々が大統領や議員を選んで、経済をもっとまともに運営しようなど考えている事自体がおかしな話なのです。政府は経済を運営するべきではないのです。人々が経済を運営するべきなのです。」

女子アナ「クルーグマン教授、では政府を経済の方程式から外す事にどのような問題があるのですか？」

クルーグマン「いいですか、ある種の事では、、、通貨政策から政府を追い出す訳にはいかないのです。何もしないでほっておくことなど、、そんな事は起こりようがない。。政府はいつでも、中央銀行はいつでも通貨政策を管理しようとします。もしその事を避けようとするなら、貴方は１００年前の世界に住んでいます。我々はお金が亡くなった大統領の顔が描かれたただの緑の紙切れ（ドル紙幣のこと）でない時代に暮らしています。お金というのは、金融システムの結果、様々な資産。。我々は何がお金であるのか、そうでないのかラインを引けるかよくわかっていません。明確な線引きはできません。歴史ははっきりと語っています。まったく管理されていない経済は非常に不安定な物です。急激な景気の降下の対象になりかねない。世界大恐慌が政府や連銀によって引き起こされたという語りぐさがありますが、ポール議員あなたが語っているのかもしれませんが、それは正しくありませんよ。実際には市場経済が荒れ狂って起きたのです。このような事は過去数世紀において何度も起きてきました。実は私は市場経済や、資本主義を信奉者です。私は自由市場が、自由な限り自由であるべきだと思いますが、それには限度があります。政府が経済に介入して経済を安定化させる必要があるのです。恐慌は資本主義にはよくありません。政府の役割として、それが起きないように、もしくは長期化しないように働くべきなのです。」

女子アナ「ポール議員。今日はここで我々はインフレについて沢山議論をしてきました。クルーグマン教授は、連銀が更に一歩まえに出るべきだという政策を主張しています。もう少し言いますと、この経済をなんとか回すためには、我々には少しインフレが必要なのだという主張です。この主張にどう異議を唱えますか。」

ロン・ポール「ハハ。インフレというのは泥棒の事ですよ。お金を貯めている人から、その価値を盗む事です。もし通貨から２％、１０％と価値が失われたら、それは非常に重要な経済の役割を破壊します。それは貯蓄の事です。貯蓄は市場にメッセージを送ります。資本が十分にあるというメッセージです。資本が通貨量の増加からやってくると考えるのは全く筋が通りません。クルールグマン教授は、我々が１００年前に戻りたいと考えていると批判しましたが、これは確かではありません。我々は当時よりももっとまともにしたいのです。しかし、教授の主張というのは１０００年、２０００年前に戻りたいという考えではありませんか？　ローマやギリシャのような国が、自分たちの通貨を減価させたように。彼らはコンピューターを持っていませんでしたがね。連銀が経済を運営しなくては行けないという考え方は、これは非常に新しい。。」（アナウンサーに遮られる）

男アナ「１０００年前に戻るというのは、どういう意味ですか、少し説明していもらえませんか？」

ロン・ポール「ローマ帝国は自分たちの通貨に何をしましたか？　ビザンチン帝国は、金本位制を１０００年間も続けました。彼らは戦争も闘わず、うまくやっていました。ですがローマ帝国は、最終的に自分たちの通貨を破壊してしまいました。ローマ帝国は、金貨や銀貨を他の金属で薄め増発したのです。その前には、物の価格統制や賃金統制をしていたのですよ。彼らは人々をだます事で、富が生まれると思っていたのですよ。今の時代に、１０年後に子供を大学に入れるためにお金を貯めておこうと思ったら、１％から２％しかつかない国債を買いますかね？　そんなもんじゃ、とてもじゃないが価格の上昇、もしくは通貨の減価についていけませんよ。それなら金（きん）を買った方がよぼどいい。」

クルーグマン「私は金の含有率を減らしたローマの皇帝の通貨政策の擁護者ではありませんよ。」

女子アナ「ハハハ」

ロン・ポール「いや、貴方は擁護者ですよ。まさに貴方が擁護している政策ですよ」

クルーグマン「私は第二次世界大戦後の経済政策の擁護者です。これがアメリカがそれまで経験すらした事がなかった、すばらしい経済発展を促しました。我々はマイルドなインフレの政策をとりました。効果的な金融機関への規制をかけました。この規制を撤廃した後、今回のような荒々しい事態がおきました。我々は財政政策が必要なときにはやりました。市場の理想を崇拝するのではなく中産階級を育てる政策をとってきました。市場は我々を今のような危機に追い込みました。私は私の両親が豊かになったようなアメリカに暮らしたいのです。沢山のことを復活できる思います。」


ロン・ポール「それにはちゃんとした理由があります。バーナンキがフリードマンに謝った事を覚えていらっしゃいますか？　バーナンキは連銀が大恐慌を長引かせた事を謝罪しました。我々は負債を清算しなくてはならないのです。第二次世界大戦の後には、多くの負債が清算されました。その他に我々は何をしたでしょうか。一千万の兵隊が戦場から戻ってきました。大きい政府の信奉者のリベラルは、雇用政策をやりたがっていました。しかしその時間もありませんでした。我々は政府の支出を６０％もカットしたのです。そして税金を大幅に減税しました。そして、やっとそれで大恐慌が終わったのですよ。負債の清算が、我々をもう一度仕事に戻らせる事を可能にしたのですよ。」

クルーグマン「ミルトン・フリードマンについて語らせてください。彼が経済学者のために書いた論文を読むと、こういっています。連銀は大恐慌の原因である、なぜなら十分な仕事をしなかったらからだと。フリードマンの不満は連銀が十分にお金を印刷しなかったことです。」

ロン・ポール「そんな事は知っていますよ。」

クルーグマン「バーナンキの、ヘリコプターからお金をばらまけという比喩は、ミルトン・フリードマンきています。今のアメリカではフリードマンが通貨政策の一番左翼に位置しているのです。これはさすがにおかしいのではないでしょうか？」

ロン・ポール「しかし問題の核心は、連銀がお金を刷りすぎても、刷らなすぎても、同じだということです。連銀は経済をうまく操作する事ができないのです。連銀の成績はとても自慢できる物ではありません。連銀は１９１３年から今までにドルの価値の９８％を減価させました。これは非常に不誠実なことです。これは人々からお金の価値をうばっていることです。どうして人々が貯金をしてたった１％の金利しかつかないのに、銀行はほとんどタダでお金を手に入れ、ぼろ儲けしています。どうして連銀は、（銀行のような）金持ちだけを救済するのですか？　どうして住宅ローンで苦しんでいる人を救済しない？　もし貴方が貧乏人を助けたいというなら、どうしてヘリコプターでお金をその人たちにばらまかないんだ？　そっちの方がまだ公平だ。」

女子アナ「では処方箋は何ですか？　連銀は何をすべきでしょうか。連銀を持つべきではないんでしょうか？　連銀の役割は何ですか。フリードマンは連銀をコンピューターに置き換えた方がいいと言っていましたね。」

ロン・ポール「フリードマンに賛成ですね。我々が今できることを説明しましょう。私は『連銀廃止』（訳注：現在、私、佐藤研一朗が翻訳中です。というか翻訳を終え手直し中です。出版されるかどうかはまだわかりません。水面下での出版社との話はありますが、正式な話はまだありません。出したい出版社募集中です。ハイ）という本を書きましたけど、実際には明日にも連銀を廃止せよと言っているのではありません。それでは経済を混乱させるだけです。連銀のシステムに頼っている人が多すぎるのです。私がやりたい事は、連銀による通貨の独占を終わらせる事だけです。私は通貨の競争を合法化したいのです。通貨の競争は国際的に見れば普通にあります。ではどうして国内でも金本位制や銀本位制による競争ができないのですか？　どうして連銀は競争をそんなに恐れるのですか？　もし私が間違っていても、別に誰も損も何もしません。」

クルーグマン「いまいち意味がわからないのですが。」

ロン・ポール「私はただ、通貨の競争を合法化したいだけなのです。独占を廃止するのです。金や銀にかかっている税金を廃止するのです。金貨の売却のときにかかる消費税やキャピタルゲイン税をなくし、法定通貨法も廃止します。独占の陰に隠れて、人々にドルを強制するのを止めるのです。金貨や銀貨を今のアメリカで使おうとすると、牢屋にぶち込まれるのですよ。」

クルーグマン「ちょっと私の理解とは違いますね。人々は政府が他の決済手段を許さないから、ドルを使っているのですか？ちょっとおかしくないですか？　」

ロン・ポール「他を使えば、牢屋に入れられるのですよ。」

クルーグマン「それは私の聞いているのとは違います。物々交換もできるでしょう？　実際は我々は通貨の過当な競争があります。この危機は民間のお金の拡大によって起こされたのです。　例えばリポ（repo、買い戻し条件付き債券）のような。これは少しも規制されていませんでした。これが崩潰したときにとんでもない危機になりました。」

ロン・ポール「もし民間の企業が詐欺をしたら、牢屋に行くのですよ。でも連銀が詐欺を働いても、まったく罰せられません。まったくのやりたい放題です。もし民間のお金を発行する企業が詐欺を働いたら牢屋にいくのですよ。しかし政府が通貨を減価させて、多くの人に損害を与えても、ビジネスサイクル（バブルと不況の波）を起こし、インフレや失業率を上昇させても、罰せられません。」

クルーグマン「私はバーナンキには批判的ですが、詐欺という言葉は使いません」

ロン・ポール『ハハ、貴方は連銀にもっと沢山のお金を、素早く刷ってもらいたいのですよ。』

クルーグマン「もちろんです。」

ロン・ポール「そんな事を絶対にうまく行きません。我々は十分すぎるほどの証拠を持っています。」

男アナ「クルーグマン教授、アメリカの国債は、州と年金を加えると大体GDPと同じサイズですが、どれほど我々は借金を重ねる事ができるのでしょうか？　ポール議員にも同じ質問をします。」

クルーグマン「これと言った具体的な数字はありません。もし借金を３０％増加させて、この恐慌から抜け出せるなら、私はそれを容認します。リスクがないとは言いませんが、この恐慌を抜け出すためになにもしないのは危険です。私はアメリカを日本国債のレベル（GDPの二倍）までにはしたいとは思いません。まあそれでも、なんとか回せているように見えますが。ポイントは、我々はまだ崖っぷちにはたっていないということです。ただ、特定な数字をいうことはできませんが。ジョン・メイナード・ケインズが（雇用・利子および貨幣の一般理論）を書いているとき、イギリスの債務はGDPの１５０％を超えていましたが、ケインズは、財政政策の解決策を捨てませんでした。ポイントは、借金を返済するために今支出を減らし始めたら、債務の問題を更に悪化させるだけです。私はこれだけの水準の債務を望みませんが、債務が減らしたいばかりに経済を破壊するのは健康的な政策とは言えませんね。」

ロン・ポール「彼は一つ重要な事実を無視しています。我々は第二次世界大戦が終わった後、政府の債務と支出を大幅にカットしたことです。クルーグマン教授に同意する点があるとすれば、それは債務危機が起きるのが、１１０％になるか１５８％になるかは分からないことです。もしかすれば明日起きるかもしれないし、もっと先になるかもしれません。なぜなら、そこには主観的な要因があるからです。我々はまだドルの危機に直面していません、それは世界がまだドルを信用しているからです。しかしそれはドルやアメリカ国債のバブルを大きくするだけです。しかし、もし貴方が、アメリカの国債がGDPに対してどれだけ増えようと関係なく、世界の人々が我々のドルを受け取ってもらえると信じているなら、お金を刷り続ければもうアメリカ人は働く必要すらなくなります。この最悪の部分は、借金を更に容易にする事です。連銀は最後の貸し手なのです。これは銀行や金融機関だけではなくて、選挙に再選されるために、政府の支出を増やし借金を増やしまくっている政治家にとってもに、連銀は最後の貸し手なのです。連銀は常にそこにいます。彼らには連銀が必要なのです。連銀がいるから議員たちに全く財政感覚がなくなってしまうのです。もし貴方が大きい政府を信奉して、それがいつまでも維持できるを考えているなら、どうして貴方が連銀が好きなのかはよく理解できます。ただ、自由、市場、堅実なお金、戦争反対を信じる人々に取っては。。。（訳注：連銀は挑戦すべき相手です。とでも言うかな？）」＜クルーグマン遮る＞

クルーグマン「私だって自由や市場を信じていますよ。ただ通貨政策が恐慌を長引かせると信じていないんです。」

女子アナ「時間が来てしまいました。今日はここまでにしなくてはなりません。」]]></description>
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<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Tue, 01 May 2012 17:49:42 +0900</pubDate>
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<title>ビデオリポートを始めました。</title>
<description><![CDATA[

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<category>ビデオリポート</category>
<pubDate>Tue, 10 Jan 2012 22:23:02 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>アメリカの日本の危機への反応を教えてください。副島隆彦先生への返信</title>
<description><![CDATA[副島先生からアメリカの日本の危機への反応はどうなっているかと問い合わせをもらったんで、その返答をしました。原発の問題に関して日本の情報が遅いこと、日本に情報が知らされていないことが、見受けられました。記者クラブと、談合企業と政府のによる情報制限による影響でしょう。東電の計画停電のようなものと同じだと考えればいいと思います。

＜ここから副島先生のメール＞
2011年4月2日5:59 副島　隆彦 

NY　ロチェスターの
佐藤研一郎君へ
副島隆彦から
アメリカの　日本の　危機への　反応を教えてください。

＜ここまで副島先生のメール＞

＜ここから佐藤研一朗の返信のメール＞
副島先生
ロチェスターの佐藤研一朗です。返事が遅くなりました。

＜中略＞

地元が仙台なので、この３週間、日本のメディアをかじりついてみていたと、先に断った上で返事をしています。
一応、同時にCNNを見ていたくらいで、あとはFacebookでアメリカ人の友人経由の米メディアの情報を見ていました。

先生からメールを頂いて、ここ数日ざっとニューヨーク・タイムズの過去の記事に目を通しました。その程度の理解で書きます。

＜概要＞
全体的な印象として、日本人の天災への対応を賞賛する一方で、原発の人災で日本式の組織の隠蔽体質を批判している。原発の情報は、かなり詳細に取り上げている。日本の情報なのに、海外のメディアのほうが先に出てくる。（６参照）日本に福島と同じ型の原発が何機あるのかも、日本では報道されていない。（３参照）

１．CNN
当初、原発の問題をかなり大きく取り上げていた。最悪な事態、チェルノブイリ原発事故のレベル達する可能性を指摘する専門家もいた。しかし大半の専門家の意見は、軽水炉の福島原発はチェルノブイリの原発と違って格納容器と圧力容器があるから、そこまでひどくならないというものだった。

２．CNN
福島の原発を設計したGEの技術者が、あの原発には最初から欠陥があったのだ、自分は当時、欠陥を認めないGEに抗議して仕事をやめたが誰も取り上げてくれなかったと、証言。

３．CNN
３月１９日から米英仏によるリビアへの空爆が始まったあと、日本からのニュースは少なくなる。

それでも原発のニュースは続く。アメリカの原発は大丈夫なのか、という論調にかわる。
CNNが原発の運営会社の責任者を呼んで、災害に準備していた日本でもこの調子なのに、何か起きたら貴方の原発は大丈夫だと言えるのですか、と問い詰める。

それでもGEの担当者を呼びつけてインタビューをしていない。GEは政府からロビイストを沢山雇っていて、多額の補助金を受けているが、税金を一ドルも納めていない。アメリカのコーポティストの典型か。John
Stossel-03/25/11-C <a href="http://ht.ly/4tRcU">http://ht.ly/4tRcU</a>

この問題の日本の記事もありました。毎日新聞2011年3月30日
福島第１原発事故　同型の原子炉マーク１、当初から設計に「もろさ」<a href="http://http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110330dde003040003000c.html">
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110330dde003040003000c.html</a>

アメリカでも福島と同じ型の原発がまだ16機が稼動している。（ニューヨーク・タイムズの記事）
<a href="http://www.nytimes.com/2011/03/16/world/asia/16contain.html?scp=1&sq=GE%20nuclear&st=cse">http://www.nytimes.com/2011/03/16/world/asia/16contain.html?scp=1&sq=GE%20nuclear&st=cse
</a>
４．CNN
東電の社宅に押しかけてインタビューをしようとしたり、浜岡原発の近くに行って住民に話を聞いたり、日本のメディアが無視している部分をカバーしている。
しかし、さすがにCNNでも副島先生のように現場にまでは行っていない。現場まで行って直接放射線量を計って来たのは先生くらいか。

５．ニューヨーク・タイムズ
アメリカでも原発見直しが、話し合われている。
ニューヨーク州知事のアンドリュー・コウモ（民主）が、ニューヨーク市から北に５０マイルのインディアンポイントの原発を止めるべきだと発言。
<a href="http://www.nytimes.com/2011/03/23/nyregion/23indian.html?scp=2&sq=andrew%20cuomo%20nuclear&st=cse">http://www.nytimes.com/2011/03/23/nyregion/23indian.html?scp=2&sq=andrew%20cuomo%20nuclear&st=cse</a>

たしかに、どう考えても、緊急事態にニューヨーク市の１０００万の住民を避難させることなどできない。

スリーマイル事故のあと、原発反対運動が盛り上がり、ニューヨーク市に近接するロングアイランドにある原発が廃止された前例がある。当時ニューヨーク州知事だった彼の父親のマリオ・コウモも、その原発に反対していた。

６．ニューヨーク・タイムズ
エネルギー長官スティーブン・チュー（ロチェスター大卒業）が、東電の発表の数日前に福島第一原発一号機の燃料棒の７０％が損傷していると発表していた。（４月１日）東電の発表は今日４月６日。つまりアメリカ上層部は情報をちゃんと持っている。<a href="http://http://www.nytimes.com/2011/04/02/world/asia/02japan.html?ref=japan">
http://www.nytimes.com/2011/04/02/world/asia/02japan.html?ref=japan</a>


７．ニューヨーク・タイムズ
東電や原子力安全保安院の隠蔽体質を指摘。地震の一ヶ月前に、予備のディーゼル発電機が津波に弱いとの指摘があったのに関わらず、福島第一原発の一号機の運転許可が１０年延期された。<a href="http://http://www.nytimes.com/2011/03/22/world/asia/22nuclear.html?_r=1&sq=japan%20nuclear%20cracks%20&st=cse&scp=1&pagewanted=print">
http://www.nytimes.com/2011/03/22/world/asia/22nuclear.html?_r=1&sq=japan%20nuclear%20cracks%20&st=cse&scp=1&pagewanted=print</a>

８．ニューヨーク・タイムズ
米原子力規制委員会（Nuclear Regulatory Commission）の３月２６日の報告書を紹介している
福島の原発は危機的な状態に次々と見舞われる状態が延々と続いている。
この報告書によれば最臨界をしたというデータはない。新たな水素爆発の可能性は少ない。
使用済み核燃料の一部が１マイルくらい飛散しており、使用済み核燃料のプールの破損が以前に言われていたより酷いと指摘。
格納容器に覆われた炉心よりも、囲いがない使用済み核燃料からの放射能物質の外界への飛散のほうが危険性が高いと警告。
新たな水素爆発を防ぐために、格納容器に窒素を注入することをアドバイスしている。

<a href="http://www.nytimes.com/2011/04/06/world/asia/06nuclear.html?_r=1&hp=&pagewanted=print">http://www.nytimes.com/2011/04/06/world/asia/06nuclear.html?_r=1&hp=&pagewanted=print</a>

以上です。


＜ここまで佐藤研一朗の返信のメール＞]]></description>
<link>http://www.im-sendai.jp/archives/2011/04/post_233.html</link>
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<category>4.時事・社会・政治・経済</category>
<pubDate>Fri, 08 Apr 2011 04:24:56 +0900</pubDate>
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<title>ロン・ポールに会ってきた</title>
<description><![CDATA[ワシントンで行われたCPAC（保守政治運動集会）で、ロン・ポールに会ってきた話
　・　おひさしぶり
　・　登録リスナー10247人　542位
　・　CPAC
　・　ロン・ポール本出版されますよ
　・　ロン・ポールの支持者の若者たち
　・　チェイニーに戦争犯罪人と叫ぶ若者たち
　・　CPAC大統領選挙・模擬選挙でロン・ポールが二年連続勝利
　・　共和党を乗っ取りつつあるロン・ポールリバータリアン
　・　ロン・ポールとの出会い
　・　一人ひとりがリーダーだ

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参考資料

米議員「在日米軍は撤収すべき」　財政赤字で

　デニス・クシニッチ下院議員（共同）

　【ワシントン共同】米下院のロン・ポール議員（共和党）とデニス・クシニッチ議員（民主党）は１５日までにそれぞれ共同通信との単独会見に応じ、日本駐留を含む米軍の前方展開戦略が「財政上の問題になっている」（ポール氏）と述べ、米財政赤字が最悪規模に膨らむ中、在日米軍は撤収すべきだとの考えを示した。

　孤立主義外交を唱えるポール氏は保守層に人気があり、クシニッチ氏は民主党内で最もリベラル派の一人として支持を集める。いずれも過去に大統領選に挑戦した経験を持つベテラン議員で、在日米軍を維持する「余裕はない」（クシニッチ氏）と共通認識を訴えた。

　米軍は、８日発表した指針「国家軍事戦略」で「北東アジアの戦力を今後数十年間堅持する」と明記。米議会内にも台頭する中国や核問題を抱える北朝鮮を念頭に、在日米軍の重要性を説く声が依然としてある。

　しかし、ポール氏は「日本がすべての責任を自ら負う時だ」とし、平和と安全を確保する上で米軍依存をやめるべきだと主張。在日米軍は抑止力だとする議論は軍事的プレゼンスを維持するための「口実だ」と一蹴した。

　クシニッチ氏も「米国に世界の警察を務める金はない」と強調。在日米軍を「過去の遺物」と呼んだ上で「移転して軍事優先政策から脱却すべきだ」と述べた。
2011/02/15 18:19   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021501000615.html]]></description>
<link>http://www.im-sendai.jp/archives/2011/02/post_42.html</link>
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<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Fri, 25 Feb 2011 04:51:02 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>魚屋から見る世界</title>
<description><![CDATA[今日は、最近はじめた魚屋のバイトをしながらいろいろ考えたこと

　・　おひさしぶり
　・　登録リスナー8849人　570位
　・　日本に帰国します
　・　ロン・ポール本出版されそうです
　・　アメリカ中間選挙ガイド
　・　魚屋から見る世界
　・　Every moment is new. You can learn from everything.
　・　うつ解消法
　・　アメリカで４０００万人が使っているフードスタンプ
　・　モラルハザード

訂正　定点観察×　→定点観測　

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参考書類
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
</a>
フードスタンプ（Food Stamp）とは、アメリカ合衆国で低所得者向けに行われている食料費補助対策。公的扶助の一つ。

概要 [編集]

形態は、通貨と同様に使用できるバウチャー、金券の一種。一般のスーパーマーケットでも使用できる。対象は食料品であり、タバコやビールなどの嗜好品は対象外となる。このため、嗜好品を購入しようとする者が、フードスタンプを売買する例が報告されており問題視されている。
需給状況 [編集]

所管省庁は農務省であるが、基準の設定や運用は、州毎に任されていることから受給資格はまちまちである。概ね、4人家族で月収入2,500ドルを下回ると対象者となることが多く、最大1人あたり月100ドル相当のスタンプが支給される。ある程度の自給自足が行われる地方では、需給対象となる収入でも十分に生活が維持できるとされ、フードスタンプの存在を知らない、制度を知っていても受給しない者も多数存在しているとされる。
歴史 [編集]

1964年、ジョンソン大統領が貧困対策の一つとして制度化した。当初は、さほど重要視されず1980年代の一時期には予算の削減も行われたが、1990年代以降、政争のテーマとしてしばしば取り上げられるようになった。貧困対策として手っ取り早く、かつ、目に見えるものであったためである。需給者資格は、選挙の機会を通じて拡大するようになった。

2000年代に入ると対象枠の拡大とともに所得格差が進行したこともあり、受給者層が拡大。2004年度に約2,200万人であった2007年度には約2,800万人へと拡大し、2010年3月にはアメリカ合衆国農務省の統計によると、4,000万人を超えた。2008年、ブッシュ大統領は肥大化するフードスタンプ制度について異議を唱え、受給資格を拡大する農業法案に対して拒否権を発動したが、選挙間近という状況もあり、下院議会は大統領拒否権を覆す大差で法案を可決した。また不況を背景に、2008年度以降も需給対象者が拡大することは、ほぼ確実である。]]></description>
<link>http://www.im-sendai.jp/archives/2010/12/post_366.html</link>
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<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Wed, 01 Dec 2010 13:29:25 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>２０１０アメリカ中間選挙ガイド 日本では誰も語らないティーパーティーのリバータリアン派</title>
<description><![CDATA[２０１０アメリカ中間選挙ガイド
日本では誰も語らないティーパーティーのリバータリアン派


　アメリカ・ニューヨーク州ロチェスターの佐藤研一朗です。今日は１１月８日です。冒頭に選挙戦の結果とその後を少し加筆をします。

　今回の選挙の結果は、大方の予想どうり、共和党が大きく議席を伸ばすという結果になった。下院では６０議席を増やし、過半数２１８議席を大きく上回る２３９議席を確保した。上院では、５議席を上積みし、４６議席としたが、過半数の５０議席までは手が届かなかった。

　これから大統領と上院は民主党、下院は共和党というねじれ状態が、少なくとも２年間続く。下の今日のぼやきの記事に書いたように、上院では共和党が、フィリバスター（議事妨害）を行使して、民主党は今までのように政策を進めることが難しくなる。まさにレイム・ダック（足の不自由なアヒルという意味）状態だ。

　メディアでは、９４年に同様な状態に陥ったクリントン元大統領が、引き合いにだされていた。クリントンは自分の理想よりも、泥臭い政治家として、実利をとりながら共和党と妥協して、９６年に再選されている。オバマ大統領は、共和党と取引をしながら、２０１２年の大統領選挙まで持ち込めるだろうか。

　選挙後の、会見でオバマは自分の責任を認めた。アメリカ国民の声に耳を傾け、経済を前にすすめるため、民主党だけでなく、共和党からもいいアイディアがあれば、参考にする語った。もうすぐ期限が切れるブッシュ大統領の減税政策が、これで、おそらく延長される流れになりそうだ。しかし、それ以上は、どうなるかは分からない。

　しかし、やはり、今回の選挙の主役は、ティーパーティー（茶会）だった。上院では、ティーパーティーが、推薦した５人の候補が当選し、下院では２０～２５人の候補が当選した。この記事でも取り上げた、リバータリアンのランド・ポールが、ケンタッキー州から選出されたことは、大きく取り上げられていた。

　彼のようなしっかりと自分の信念を持った小さい政府の擁護者が、上院議員に選ばれたことは、今後大きな意味を持つだろう。彼は少し前までは、タダの一眼科医だった。それがティーパーティーの支援を受け、今では上院議員だ。いくら彼が、ロン・ポールの子供だとしても、これはただごとではない。

　評論家の中には、ティーパーティーが右寄り過ぎて、無党派層が民主党に流れ、上院を取ることができなかったという批判がある。しかし、これは的はずれだ。確かに、ネバダ州のクリスティーン・オドネルは、キリスト教原理主義のような発言を連発し上院の議席を逃した。私が住んでいるニューヨーク州の知事選を戦ったカール・パラディー（共和党）は、問題発言やスキャンダルで、政策論争に持ち込めず民主党の候補に大きく票をはなさて惨敗した。

　しかし、これはティーパーティーが、どうのこうのというより、候補者の政治家としての資質が、選挙民によって評価されたと、考えるべきだろう。ランド・ポールや、フロリダ州から上院に選出されたマーク・ルビオ（共和党）のように、ある程度、自分の頭で物事をまっすぐ考え、自分の発言をコントロールできる人間でなければ、州全土で闘う上院選や知事選では戦えないのだ。


フロリダの上院選を制したマルコ・ルビオ

　ティーパーティーは、まだ始まってから２年ほどしかたっていない。その草の根の政治運動が、今回の選挙で、ここまで影響力を伸ばしたこと自体は、歴史的なことだ。これでティーパーティーは共和党を飲み込んで「小さい政府」というイデオロギーを埋め込もうとするだろう。前で上げたフロリダ州からティーパーティーの支援を受け、上院に選出されたマーク・ルビオは、これは共和党にとって、セカンドチャンスであると、発言している。もし今後、共和党が、真摯に国民の声を受け止めて、行動しなければ、大きなしっぺ返しを受けますよという警告だ。

　次期下院議長に就任する共和党のジョン・ベイナー院内総務は、アメリカ国民は小さい政府を望んでいて、政府の支出を減らす努力をすると発言している。共和党は、少なくとも表面的には、この国民からの湧き上がるような怒りの声に耳を傾けなくてはならない。でなければ今度は彼らがワシントンから追い出されるだろう。今、ものすごいポピュリズムの風が、アメリカで吹き荒れている。


ジョン・ベイナー下院院内総務がペロシの次の下院議長に

　たしかに、議員は、パブリックサーヴァントであって、国民に雇われた身のはずだ。本来、国民の言うことを聞かなければ、首になるべきだ。しかし、どうも議員になった瞬間に、そのことを忘れる政治家が大半である。これは、どの国でも同じことだ。ある意味、これは民主主義の一つの欠陥である。だからこそ、国民の厳しい監視の目が必要なのである。そう考えればティーパーティー運動は、健全である。

　ランド・ポールが、掲げた政策の中に、面白いものがある。法案に投票する前に、法案を実際に読むことを議員に義務付けようというものだ。笑ってしまうような提案だが、実際には、これは深刻な問題なのだ。例えば、今年、成立した健康保険改革法案は、何百ページにも及ぶ。妥協や交渉によって、法案が膨らんでいくのだ。しかし、このような重要法案の最終版のコピーは、採決になる前夜に、二、三冊印刷されるだけなのだ。だから、ほとんどの議員は、法案の内容すらよく分からないで、投票しているのだ。

　このような議会の問題は、日本でも同じだ。日本の場合は、党議拘束があり、党に命令に従って投票をしなければいけないので、議員の個人の見解は意味を持たない。議員が法案を読んで、その人なりの意見を持ったとしても、あまり意味が無い。議員を、特権階級でなく、国民に使えるパブリックサーヴァントにするためには、このような議会での問題にも大きくメスを入れる必要がある。

　今回のティーパーティーの躍進は、「議員は我々の国民の言うことを聞け」という、ワシントンに、厳しいメッセージを放った。そして、ワシントンから完全に姿を消していた「政府を小さくする」という議題を、お膳に上げた。これで「小さい政府」ｖｓ「大きい政府」という、本来のアメリカの二大政党制の構図が、復活するかもしれない。

　しかし、オバマも、民主党や共和党の指導者たちも、大手メディア達も、いったい何が起きたのか、まだ、よく分からないというような顔をしている。あんまり長い間、政府の規模を小さくする事など考えていなかったため、何から始めたらいいのか、よく分からないのだ。リベラル・メディアは、実際に政府の支出を削ることなどできやしないと言い張っている。

　これから、少なくとも「小さい政府」という議題が、ワシントンで話し合われることになるだろう。今後、ティーパーティーに支援された候補達が、どう行動するか、共和党や民主党が、この事態をどう受け止め動いていくのかは、まだ未知数である。どうせなら、オバマも、ただ妥協するのでなく、自分の理想（おそらくヨーロッパ式の社会民主義）をハッキリと示して、堂々とイデオロギーの論争をしてもらいたものだ。そして結論は、選挙民が決めればいいではないか、と私は思う。

　最後に、もう一つ報告しておきたい。このティーパーティーの騒ぎのなかで、まったく注目されていないが、リバータリアン下院議員のロン・ポールが、金融政策副委員会の委員長に指名されることになりそうだ。ロン・ポールは、委員長の力の全て使って、連銀の帳簿を公開させるために全力を上げると意気込んでいる。前回、金融改革法案の中で、うやむやにされてしまった連銀の帳簿公開法が、また、新年早々、議会に提出されるようだ。アメリカでも、グラスノスチの風がこれから大きくなびきそうだ。

佐藤研一朗　拝
（了）

アメリカ・ニューヨーク州ロチェスター市に住んでいる佐藤研一朗です。今日は１０月３１日です。今回は１１月２日に迫った中間選挙について話をしていきたいと思います。（書き終わったのが、選挙戦前夜になってしまったので、テレビや新聞から流れるニュースのガイドとして、読んでもらえれば幸いです。）

＜概要＞
次の選挙では、共和党が大きく議席を伸ばすでしょう。しかし、その背後には、ますます影響力を拡大している草の根・保守運動のティーパーティーの存在があります。ティーパーティーは、民主党を蹴散らし、在来の共和党を飲み込んで、今後のアメリカ政治を大きく変えるでしょう。

ティーパーティーの運動によって、アメリカで、建国の精神という原点帰りが起きる可能性があります。今回は、このティーパーティーの分析をしながら、アメリカで起きそうなこのリバータリアン革命について話をしていきます。

＜中間選挙＞
アメリカでは、皆さんご承知のように、４年に一度、大統領選挙が行われます。中間選挙は、大統領選挙と大統領選挙の真ん中に行われます。オバマが選出された前回の大統領選は２００８年でした。ですから、それから２年たった今年は、中間選挙の年なのです。

中間選挙では、上院議員の定数の3分の1、下院議員全員が選挙戦を闘います。ちなみに上院議員の任期は６年ですが、下院議員の任期はたった２年なのです。中間選挙では、連邦政府の議員だけでなく、多くの州で、州知事の選挙もあわせて行われています。この中間選挙の行方が、２年後の大統領選挙の結果を大きく左右するのです。

現在、大統領は民主党のオバマ、そして上院と下院も民主党が過半数を占めています。しかし、今回の中間選挙では、共和党が勝つだろうと言われています。保守系の新聞・ウォール・ストリート・ジャーナルでは、下院では共和党が過半数を取り、上院でも共和党が大きく議席を伸ばして、過半数に迫る勢いだと予想しています。

＜ワシントン・ポストによる予想議席数＞
<img alt="projection.jpg" src="http://www.im-sendai.jp/archives/images/projection.jpg" width="261" height="240" />


＜身動きが取れなくなるオバマ大統領＞
そうなるとオバマの政権運営は、これからますます厳しくなるでしょう。ただでさえ景気がいっこうに上向かず、失業率が高い水準で推移しています。人々の批判の声が現職の大統領や与党に向くのは当然のことです。

就任当初７０％近くあったオバマの支持率は、現在では４５％前後まで低下しています。オバマは大統領に就任してから、医療保険制度改革法や、景気刺激策のような、重要な法案を成立させてきましたが、中間選挙後は、なかなかこのような重要な法案を、通すことが難しくなってくるでしょう。

上院では、仮に共和党が過半数を取らなかったとしても、フィリバスターと言われる議事妨害（審議引き伸ばし）によって、民主党はまともに議会運営ができなくなります。このフィリバスターは、日本で言うと、昔、社会党がとった牛歩戦術に似ていると言えるかもしれません。

もともと上院では、全ての議員が議会で演説をする権利をあたえられています。それを利用して議員が演説を何時間、何十時間と続けて審議を引き伸ばすのです。「スミス都に行く」という有名な映画がありますが、その中で主人公が不正を告発するために議会で延々と演説をするシーンがありますが。それがまさにフィリバスターなのです。＊

＜スミス都に行く　フィリバスター＞
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このフィリバスターをやめさせるには、与党がスーパーマジョリティーという上院議席の６０％を抑える必要があります。しかし、今の民主党には、そのような議席を確保する勢いは少しもありません。ちなみに、現在では、規則が変わって議員が延々と演説しなくても議事妨害ができるようになり、フィリバスターはますます野党に多用されています。

ですから、これから景気がますます悪化する中、オバマ大統領は、下院を共和党に取られ、上院でも議会運営をさせてもらえず、何もできないという状態に追い込まれていきます。アメリカではこのような状態を、レイム・ダック（足の不自由なアヒルという意味）と言います。中間選挙後にはオバマが、レイムダック状態になり、影響力を急速に低下させるでしょう。そして副島隆彦氏が予想しているようにオバマが辞任し、ヒラリーが大統領の地位に就任するというような状態に追い込まれていく可能性は大いにあるでしょう。


＜ティーパーティー、ティーパーティー、ティーパーティー＞
今回の中間選挙の台風の目は、やはりティーパーティーです。この選挙が、通常の選挙と違うところは、これがただ単に「民主党の惨敗、共和党の勝利」で終わらないところです。実は、共和党にとっても大嵐なのです。共和党の予備選挙で、共和党の本部が応援する現職・ベテランの候補者が、ティーパーティーに応援を受けた新人候補者に、次々と敗れるという現象が起きているのです。ティーパーティーの躍進により、共和党も今後の党運営の方針を大きく変えていかなくてはならなくなるでしょう。

ティーパーティーの躍進がどれほど、日本に伝わっているか分かりませんが、中間選挙後には大きく報道され、ネオコンに続き、アメリカ政治の流行語となるでしょう。

ではティーパーティーとはなんでしょうか。ずいぶん前に、私がやっている仙台インターネットマガジンのほうに、ブログ記事とラジオ番組のほうで、詳しく語りましたので、詳細はそちらを見ていただきたいのですが、ここでは簡単に説明させてもらいます。

<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2010/01/post_349.html">誕生日・二つの革命（2010年01月23日）</a>
<a href="http://www.im-sendai.jp/archives/2010/04/post_358.html">反税金運動・ティーパーティーに行ってきた（2010年04月19日）
</a>

 ティーパーティーとは、保守派の草の根の運動です。この名前は、アメリカの独立戦争のキッカケになったボストン茶会事件（ボストン・ティーパーティー）にちなんでいます。当時、イギリスの植民地だったアメリカの人々は、自分たちはイギリスに代表も送れないのに、イギリスが勝手にアメリカに税金をかけるべきでない、「代表なくして課税なし」と猛反発したのです。しかし、その動きが、最終的にアメリカを独立に導いていったのです。

現代のティーパーティーは、当初、ロン・ポール（アメリカを代表するリバータリアン政治家）の支持者たちが始めた、彼の大統領選挙戦の資金集めためのイベントだったのです。ボストン茶会事件を記念したこのイベントでは、ロン・ポールの支持者たちが、大きい政府、増税、連銀と書いた茶箱を、ボストンの港で海に投げ込むというパフォーマンスで話題になりました。

それがいつの間にか、草の根の保守派の団体にも広がって、４月１５日の納税日にあわせ、ティーパーティーと名乗って反税金のイベントが全米で行われるようになっていきました。昨年、2009年にも、納税日にも全国で同様のイベントが行われました。夏にはワシントンで100万人（？）も集まったという大規模なデモが行われニュースになりました。

当初メディアは、あまりこの運動に注視していなくて、よく分からない人たちが集まって、反オバマの運動をしているという程度の認識でした。しかし、今年一月に行われた上院の予備選挙で、民主党の牙城といえるようなリベラルなマサチューセッツ州で、民主党の議員が、ティーパーティーに支持された、ぽっとでの新人の共和党の議員に負けるという事件が起きたのです。

現在、ティーパーティーは、火の手のようにアメリカ全国に広がりを見せています。アメリカでは、選挙の前に、各党の代表を選ぶ、予備選挙という制度があります。この選挙で、まず各党の候補者を、一本に絞るのです。先程書いたように、この中間選挙の予備選挙で、ティーパーティーに応援された新人候補が、つぎつぎと現役の共和党の議員や、共和党本部に推薦された候補を破るという現象が起きました。

ティーパーティーの特徴としては、草の根の、分散型の運動なので、明確なゴールや、指導者がいないという点です。ですから、なかなか全体像が見えてこないという問題があります。例えば私の住んでいるNY州のモンロー郡ですら、４っつのティーパーティーの団体があります。

メディアも、この運動が、なんなのか理解に苦しんでいるようです。リベラル・メディアの中には、ティーパーティーの集会に集まっている一部の人の過激なプラカードなどの言葉を取り上げて、この運動は、保守派のFOXテレビに扇動された反知性的な運動だと、レッテル張りに終始している人々がいます。しかし、それは物事の一面しか捉えていないのです。トップダウン型の運動ならいざしらず、このような草の根の人々の緩やかな連帯を語るのは、慎重にするべきなのです。

表面的なレッテル張りばかりしているリベラル・メディアには、かなりがっかりしました。これではブッシュ政権時代、戦争推進のプロパガンダを流し続けた保守派のFOXテレビとあまり変わりません。メインストリート・メディアというのは、所詮、最初から勝ち負けが決まっているプロレスみたいなものなのです。リベラルだから保守派を批判し、保守だからリベラル派を批判するだけです。彼らはインタネット時代の政治運動にまだついて行けていない、そんな感じがします。

＜大きい政府　ｖｓ　小さい政府＞
さて、話を戻しましょう。
なかなか全体像が見えないティーパーティーですが、参加者たちに共通する主張は、大きく言って以下の三つでしょう。

（１）大きい政府に反対していること。
（２）国の税金、支出、借金を減らすべきだと考えている点。
（３）連邦政府を憲法に則って運営すること。

このティーパーティーの主張を聞いただけで、これがどういう意味なのかピンときた人は、相当のアメリカ政治に詳しい人でしょう。これは、もともとアメリカの歴代の保守派の政治家たちが、主張してきたことなのです。

彼らの主張を理解するためには、まず最初に、アメリカの政治の大きな対立軸を知っておく必要があります。

まずアメリカの政治は、二大政党制です。民主党と共和党の二党が、事実上、地方、州、連邦政府までの政治を独占しています。本来のアメリカの政治は、この民主党と共和党の大きく対立する政治思想の綱引きなのです。一番簡単に言えば、民主党の大きい政府　ｖｓ　共和党の小さい政府というのが対立軸だったのです。こう言う簡単な違いを理解していないと、表面的などの党がどれだけ議員数を伸ばしたかどうかだけ追っていても、それがいったい何を示すのか理解するのは難しいでしょう。

この大きな対立軸を、もう少しはっきりさせるために、下に図を書いてみました。

２０世紀における大きなアメリカの政治の対立軸

民主党　ｖｓ　共和党

政府の規模　大きい政府　ｖｓ　小さい政府

政治思想　進歩的　ｖｓ　保守的
　　　　　社会主義　ｖｓ　自由主義
　　　　　民主制　ｖｓ　共和制

経済政策　保護経済　ｖｓ　自由経済
　　　　　政府による規制　ｖｓ　自由市場による規制
　　　　　ケインズ主義　ｖｓ　古典派・自由放任

福祉政策　政府の手厚い保護　ｖｓ　自助努力・チャリティー
　　　　　政府による貧困層の救済　ｖｓ　政府は誰も特別扱いしない

税金　　　増税　ｖｓ　減税

軍事・外交　海外干渉　ｖｓ　海外不干渉（国内優先）←これがネオコンによって、海外積極干渉に変わった

問題に対する対策　政府をうまく使って問題を解決　ｖｓ　政府こそが問題を作り出しているから政府の干渉を軽減

支持層　労働者階級　ｖｓ　事業主
　　　　移民・マイノリティー　ｖｓ　マジョリティー

もともと、民主党は大きい政府を志向し、政府の規制・介入を好む。そして海外へ積極的に軍事的な干渉も厭わない。これは、ケインズ主義のニューディール政策を進めたのは、民主党のルーズベルト大統領であり、第一次世界大戦、第二次世界大戦、ベトナム戦争に参戦した政党は民主党であることを考えれば分かるでしょう。

一方、共和党は、もともと小さい政府を志向し、政府の規制・介入を嫌う。国内問題を優先し、海外への軍事的介入に消極的なのです。しかし、８０年代から共和党は大きく変わりました。レーガン政権の時に、ネオコンたちが、民主党を裏切って、共和党に寝返ったのです。ネオコンというのは、もともと社会主義を信じていた人々ですが、レーガン政権に取り入って、対ソビエト強硬路線を取っりました。ブッシュ（息子の）政権では、軍事力によって中東に民主主義を植えつけるとイラク戦争を推進させて行きました。

ネオコンに乗っ取られ凶暴化した共和党は、本来の小さい政府を忘れ、どんどん大きい政府を志向する政党になっていきました。戦争を推進する政府というのは、やはり大きい政府なのです。共和党は、こうして軍事面だけなく、ブッシュ息子政権でみられたように、福祉面でも、処方薬にも保険が効くよう高齢者向け健康保険制度メディケアを拡充して、借金を増やしたりしています。全国の小学校に統一学力テストを導入するなど、連邦政府による画一的な政策に反対する以前の共和党では、絶対に反対するような事をやっていたわけです。

その上、国民が大反対しているのに、潰れた銀行を国の税金で救済するというような事をしたのですから、ブッシュを支えてきた、共和党の現職も、今回の選挙で、ティーパーティーから厳しい非難を浴びているのです。

＜イデオロギーの対立、再び＞

２００８年に、オバマを当選させたのはブッシュ政権への怒りでした。国民は、戦争に反対しているのに議員や政権はそれを完全に無視する。大義名分も持たず、戦争を起こすなんてアメリカ的でないと、国民が怒ったのである。そのフラストレーションが、それまで活発に政治活動していな かったリベラルな無党派層を刺激した。これが「チェンジ」を叫ぶオバマを大統領に選ぶ原動力になった。しかしオバマになっても残念ながら戦争は終わらなかった。だから今のリベラル派はめっきり静かになってしまって、今回の中間選挙で、積極的に民主党を応援しようという感じが、なかなか見えない。

ティーパーティー運動も構造は同じです。今までそれほど政治に興味がなかった人々が怒っている。しかし目が覚めたのは保守派の無党派層です。きっかけは、リーマンショック以降の銀行救済劇でした。国民は、銀行救済に反対なのに議員は無視する。何千もの有権者から反対の電話が議員の事務所にかかっているのには、議員たちはそれを完全に無視して、銀行の救済案を進めました。

議員は我々の代表ではなかったのか、そのフラストレーションが彼らを刺激しているのです。ここで独立戦争のスローガン「代表なくして課税なし」に結びつくのです。だから、彼らは納税の日にあわせて集会を開き、自分たちの言うことを聞く、候補者をワシントンに送りこもうとしているわけです。これが現職に対する強い風当たりを生んでいるのです。

そしてオバマ民主党が政権を取り、金融機関の国有化、GMの国有化、ケインズ主義の大盤振る舞いの景気刺激策、その上、社会民主主義的な国民皆保険制度を、反対の声が高いなか導入しようというのだから、彼らの怒りに油を注いだ形になったのです。

ティーパーティーの支持者は、黒人のオバマが気に食わないから、彼に反対しているのだ。ティーパーティーは、白人の人種差別的な運動だと、結論づけようとするリベラルなメディアもあります。しかし、やはり大きな視点で物事を見ていけば、焦点はそこにはありません。今起きて始まっているのはイデオロギーの闘いなのです。

現在、民主党も共和党も大きい政府を志向する政党になったのです。ティーパーティーはそれに反対しているのです。ですから、共和党の現職にも反対をする。オバマは、まさに典型的な民主党の大きい政府的な政策を進めているわけですから、小さい政府を志向するティーパーティーと真っ向から対立するのは当たり前です。やはりこの部分を無視してはいけない。

これから、ティーパーティーが共和党に乗り込んでくることで、共和党が本来の小さい政府を志向するポジションに戻り、大きい政府の民主党　ｖｓ　小さい政府の共和党という対立軸が、少しずつアメリカの政治に戻ってくることでしょう。そして、しばらくは、小さい政府の方に分があるでしょう。

＜ティーパーティーのリバタリアン派＞
先日、発表されたケートー研究所の調査によると、ティーパーティー参加者は、大きく伝統的な保守派と、リバータリアン派に分かれているそうです。（こう言う調査も、調査する人によって結果が大きく変わってくるから、なんともいえないのですが）調査によれば、ティーパーティーの支持者の４８％がリバータリアン的な考え方を持っていて、５１％が伝統的な保守的な考えを持っている。伝統的な保守派も、リバータリアンも、政府は小さく、経済に口を出すなという経済政策では、考えを一致している。＊　しかし、リバータリアンは、伝統的な保守に比べ、ゲイ結婚とか、大麻の合法化など、社会問題に寛容なのです。そして戦争にハッキリと反対する人々なのです。

ティーパーティーでの、伝統的な保守に人気なのが、副大統領候補としてマケインと一緒に戦ったサラ・ペイリンです。そしてリバータリアン派に人気なのが、ティーパーティーの生みの親のロン・ポールです。この中間選挙が終わった後、このサラ・ペイリンとロン・ポールが、２０１２年の大統領選挙のティーパーティー推薦を争って、バーチャルな茶党の予備選挙を繰り広げることになるだろうと私は思います。

そして、最終的には、イデオロギーとしては、リバータリアン派が勝つでしょう。ティーパーティーの支持者は、小さい政府を求めているのです。サラ・ペイリンのような、ネオコン的な発想、タカ派的な発想では、連邦政府の支出の５０％を占める軍事費を削減することができません。だから、最初から戦争をすぐに辞め、軍隊を世界から引き上げようと主張しているロン・ポールが勝つだろうと予想しておきます。小さい政府は、やはり世界中に軍隊を派遣するような帝国ではないからです。

まあ、実際にはどうなるか、それは誰にも分かりませんが、例えばイランやパキスタンなどと、戦争が起きたりすると、このティーパーティーの運動が大きく変質する可能性があります。共和党がネオコンに乗っ取られたように、ティーパーティーがネオコンに乗っ取られる可能性もないとは言えない。だから、リバータリアン派のティーパーティー支持者は、常に小さい政府は戦争をしない、政府だと主張し続ける必要があるでしょう。


＜ランド・ポールとリバータリアン革命＞
今回は、ずいぶん長文になってしまったので、そろそろ終にしたいと思いますが、最後にロン・ポールの息子であり、現在、ケンタッキー州の上院選挙を戦っているランド・ポールについて話をして終にしたいと思います。

ランド・ポールは、五月の共和党の予備選挙で、ティーパーティーの支援を受け、トレイ・グレーソンという共和党の本部に応援された候補者を圧倒して勝利しました。彼は、ティーパーティーのリバータリアン派の代表と言ってもいいでしょう。

彼の予備選の大勝利のあとのスピーチで、美人の奥さんと一緒に、彼は「我々の政府を取り返しに来たぞ！」とさっそうと演説しました。これが全国ニュースが流れました。

"We have come to take our government back!"
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これは、おそらくオバマが民主党の党大会でさっそうと登場してスピーチして、それから頭角を表したような意味をもつだろうと思います。ランドが上院議員になったら、その影響は小さくないでしょう。上院は、各州からたった2名だけですから、たしかに下院よりもずっと格上です。大統領になる前、オバマも上院議員をやっていました。保守派としては、若くて元気のいいリーダーを欲しているのです。

ランド・ポールは、自分の事を憲法・保守派（constitutional conservative ）だと、呼んでいます。憲法というのは、国の権限を制限するためにある、国民からの国への命令です。アメリカの憲法というのは、もともと、連邦政府の権限を、非常に厳しく制限しているのです。憲法にハッキリと記載された連邦政府の権限以外は、全て州と人民に属するという考えなのです。例えば、中絶の問題がありますが、これは憲法に書かれていないので、本来、各州が自分たちで決めるべき事項であるのです。しかし、現実には、この憲法は完全に無視されて続けているのです。

ランド・ポールは、もともと、非常に分権的で、リバータリアン的な憲法を武器に、政府を本来の小さな政府にしていこうと考えているのでしょう。８０年代にロナルド・レーガンが選ばれたような、地滑り的なリバータリアン革命が、今後、アメリカで起きる可能性も無視できないでしょう。

佐藤研一朗　拝

参考文書
<a href="http://www.redcruise.com/nakaoka/?p=125">フィリバスター（議事妨害）」は反民主的行為か？：日米の議会審議の違いはどこにあるのか＋ボルトン人事の行方　中岡望の目からウロコのアメリカ</a>


ケートー研究所のリポート<a href="http://www.cato-at-liberty.org/the-tea-partys-other-half/">The Tea Party’s Other Half</a>
]]></description>
<link>http://www.im-sendai.jp/archives/2010/11/post_365.html</link>
<guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2010/11/post_365.html</guid>
<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Tue, 02 Nov 2010 15:01:28 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>反税金運動・ティー・パーティーに行ってきた</title>
<description><![CDATA[昨年を振り返りながら、今年の抱負について話してみました

　・　冬と春のあいだ
　・　ティーパーティーという反税金のリバータリアンな集会
　・　ジジババが怒っている
　・　サイレントマジョリティの怒り炸裂
　・　今後のアメリカ政治のキーワードはティーパーティーになるだろう

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以下は、今回のリポートです。


＜＜反税金運動・ティー・パーティーに行ってきた＞＞

ニューヨーク州の北のはずれのロチェスターで街づくりアーティストをやっている佐藤研一朗です。今日は今アメリカで注目されつつあるティー・パーティーという反税金の運動について報告します。この運動はこれからアメリカの政治の話題の中心になります。中間選挙が終わった後に、ネオコンとは何だと、数年前に日本の論壇で流行ったように、今度はティー・パーティーとは何だという話になるだろう。

この運動は非常にリバータリアン的なアメリカの庶民の運動である。これがアメリカが建国の精神に立ち返ると言う、革命的な政治運動に発展していく可能性を秘めている。では下の本文をどうぞ。

P.S. Twitterをやっているので、そちらに読んだ感想などをいただけると嬉しいです。
http://twitter.com/kenichirosato

この記事は自分のポットキャストでも詳しく話をしました。読むのが面倒くさい人はそちらからどうぞ。
仙台インターネットマガジン
http://www.im-sendai.jp/archives/2010/04/post_358.html

＜税金の日の、反税金集会＞
4月15日はTaxday（税金の日）、連邦政府の所得税の確定申告の最終日だ。社会人をやっているアメリカ人が一番嫌いな日である。私が仕事のパートナーで、15人の孫を持つ62歳の敬虔なカソリックのジリーもこの日が近づいてくるにつけて、機嫌が悪くなるので近寄りがたくなる。

そんなアメリカ人が一番嫌う日にあわせて、アメリカ全土800箇所で反税金を掲げるティー・パーティーと言う集まりが集会を開いた。ちょうど私のオフィスの隣で集会をやっていたので、昨日その様子を実際に見てきた。

ロチェスターの中心部を流れるジェネシー川の川沿いある会場に集まっていたのは1000人から1500人といった感じだった。出たり入ったりでおそらくその倍はいただろう。参加者は簡単に言うと大半はおじちゃんおばちゃんと、それより上の年代、そから若者もちらほら見ることができた。人種では言えば９５％以上が白人。でも黒人やアジア人のスピーカーの参加もあった。

＜ティー・パーティーとは何だ＞
ティー・パーティーというのは、日本語で言えば茶会。これはボストン茶会事件という歴史的なイベントからとった名前である。ボストン茶会事件知っている人も多いだろうが、アメリカがイギリスから独立をすることになるきっかけを作った事件である。

当時、アメリカはイギリスの植民地で、イギリスはアメリカから税金をとっていなかった。アメリカは自分たちはイギリスの議会に代表を送っていないのだから、税金をかけないのは当然であると考えていた。ところが突然イギリスがアメリカが輸入する紅茶に税金をかけることを通告した。「代表なきところに課税なし」とアメリカ側は大反対をした。怒った人々がインディアンのカッコをして、イギリスから紅茶を輸送していきた船に乗り込み、紅茶の箱を全部、海に投げ捨てたのだ。この事件を機にイギリスと植民地のアメリカの関係が悪化していき、それが独立戦争へと結びついていく。

現代の茶会は、私が大好きなリーバリアンの政治家ロン・ポールが、2008年の大統領選挙の予備選挙を戦っていた時に、サポーターたちがボストン茶会事件を記念して、選挙戦の資金集めのイベントを行ったのが始まりであった。それがいつの間にか全国の保守派の団体がティー・パーティーと名乗って、反税金のイベントを行うようになっていった。昨年2009年の税金日にも全国で同様のイベントが行われ、夏にはワシントンで100万人（？おそらく10万人くらいだと思うが）集まったという大規模なデモが行われた。

当初メディアはあまりこの運動に注視していなくて、よく分からない人たちが集まって反オバマの運動をしているというくらいしかこれまで扱ってこなかった。しかし今年一月に行われた上院の予備選挙で、民主党の牙城といえるようなマサチューセッツ州で民主党の議員が、ぽっとでの新人の共和党の議員に敗れると言う事件が起きた。この事件を作ったのがティー・パーティーではないかと言わるようになり、こいつらは一体誰なんだろうという話になってきたのである。

その選挙のあとに書かれた2010年1月24日の毎日新聞の記事をここに引用する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オバマのアメリカ：揺らぐ変革／下　保守系草の根、台頭　「国民の怒り」逆風に

　「私を当選させたのと同じものが、スコット・ブラウンを当選させた。米国民は怒っている。不満を感じている」

　就任１年を迎えた２０日、オバマ米大統領は米ＡＢＣテレビのインタビューで、民主党の牙城と言われてきたマサチューセッツ州の連邦上院補選で共和党のブ ラウン氏が当選した原因を「米国民の怒りと不満」と分析した。

　強固な地盤を持たない若い上院議員だったオバマ氏が一昨年、「変革」を掲げて大統領に当選できたのは、閉塞（へいそく）感を打ち破る人物との期待が広が り、無党派層の風が吹いたからと言われる。だがその風は今、逆風となって自分に吹きすさぶ。

　世論調査を見る限り、共和党全体に追い風は吹いていない。先月のウォールストリート・ジャーナル紙とＮＢＣテレビの調査では、民主党に対する好感度が ３５％なのに対し、共和党は２８％と低迷。一方で「大きな政府」に反対する保守系の草の根団体の運動「ティー・パーティー」への好感度は４１％と出た。

　ティー・パーティーは昨年９月、首都ワシントンで数万人規模の「納税者の行進」を行い注目を集めた。厳しい経済状況を受け、やり場のない米国民の怒りや 不満の受け皿となり、政治を大きく左右する存在になっている。

　ティー・パーティーに賛同する組織はマサチューセッツ州の補選にも参加し、ブラウン氏を支援。その一つ「米国自由同盟」のエリック・オダム理事長は勝利 の後、「ブラウン氏がどうこういう話ではなかった。我々が大衆運動としてまとまり、議席を獲得できるかどうかが焦点だった」と総括した。減税や緊縮財政な ど保守的な政策目標を掲げるが、必ずしも共和党と歩調を共にしてはいない。昨年１１月のニューヨーク州の連邦下院補選では、ティー・パーティー側が共和党 候補を「リベラルすぎる」として、別の保守系候補を応援、共和党候補は出馬辞退に追い込まれた。

　２２日にオハイオ州で開かれたタウンホール集会。オバマ大統領は「これからも戦いが続く。今はウォールストリートから納税者にささやかな金を戻す戦いを 行っている」と訴えた。

　その姿は、米国民の怒りを金融界に誘導し、逆風を再び追い風に変える戦略に出たかのようにも見える。【ワシントン古本陽荘】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

＜拡大する影響力＞
この記事の中で注目しなくては行けないのは、その1月の時点の調査で、「民主党に対する好感度が ３５％なのに対し、共和党は２８％と低迷。一方で「大きな政府」に反対する保守系の草の根団体の運動「ティー・パーティー」への好感度は４１％」という点である。すでにこの時点でティー・パーティーへの好感度が民主党、共和党を凌駕している点である。

先日行われた、ラズムセンレポートの電話世論調査によると、現在2010年4月時点で、２４％の人が自分はティー・パーティー運動に参加していると答えている。そして１０％の人が自分は参加していないが自分の家族や親しい友人が参加していると答えているのである。メディアがこの運動を無視している間に、ティー・パーティーは二大政党に匹敵するほどの政治勢力に成長しているのである。
http://ow.ly/1yE4n

オバマがこの記事で言っているように、オバマを当選させたのはブッシュ政権への怒りであった。国民は戦争に反対しているのに議員や政権はそれを完全に無視する。大義名分も持たず戦争を起こすなんてアメリカ的でないと、国民が怒ったのである。そのフラストレーションが、それまで活発に政治活動していなかったリベラルな無党派層を刺激した。これが「チェンジ」を叫ぶオバマを大統領に選ぶ原動力になったのだ。しかしオバマになっても残念ながら戦争は終わらなかった。

今回のティー・パーティー運動も構造は同じである。今までそれほど政治に興味がなかった人々が怒っている。しかし目が覚めたのは保守派の無党派層である。きっかけはリーマンショック以降の銀行救済劇である。国民は銀行救済に反対なのに議員は無視する。何千もの有権者から反対の電話が議員の事務所にかかっているのには、議員たちはそれを完全に無視して、銀行の救済案を進めた。議員は我々の代表ではなかったのか、そのフラストレーションが彼らを刺激した。そして金融機関の国有化、GMの国有化、その上、オバマが金もないのに、反対の声が高いなか国民皆保険制度を導入しようというのだから、彼らの怒りに油を注いだ形になったのだ。

＜だれがティー・パーティーに参加しているのか＞
おそらく怒れる人々の正体は、今まで真面目に働いて、政治にもあまり参加せず大きな声を上げず黙って税金を払ってきた人々だ。代表なきところに課税なしというが、金融救済案や健康保険案で自分たちの意見が完全に無視されていることに腹を立てている。CNN.com: Tea Party Express arrives in Washington - http://bit.ly/bhv4Xz 

このCNNのニュースが言うように、彼らは今まで政治にあまり関わりを持ってこなかった人々である。
大統領選挙はあれだけ盛り上がっても投票率は５０％程でしか無い。このティー・パーティーには今まで選挙にもあまり行っていなかったようなひとが多く含まれている可能性が高い。ここが非常に大切なのである。


CBS news Tea Party Supporters: Who They Are and What They Believehttp://ow.ly/1yEQB

このCBSの調査が示唆しているように、ティー・パーティーの参加者はアメリカ平均よりも高い年収と高い学歴を持っている。彼らはサイレントマジョリティーである。保守派の浮動票である。つまり彼らはアメリカから急速になくなりつつあるミドルクラスの人々なのである。アメリカでは貧乏人はそれほど税金を収めなくてもいいし、メディケイドなどの貧乏人向けの健康保険、生活保護、食費の補助のフードスタンプなどがある。実はかなり優遇されている。一方金持ちは様々な特権を政府から受けている。貧乏人と金持ちが政治的に優遇されている中で、アメリカで一番割を食っているのがこのミドルクラスの人々である。私のパートナーの弁護士をやっているジェリーみたいな人々である。このような人々がもう税金をとられるのは嫌だと怒っているのだ。

要するに、郊外とか田舎に住んでいる白人の真面目なおじちゃん、おばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんが怒っているのだ。アメリカは「the Land of Opportunity」 だけど「The Land of Entitlement 」ではないと言っているのだ。要は、一生懸命働いて成功する機会は誰にでも与えるけど、働かざるもの食うべからずというのがアメリカのハズだと怒っているのだ。オバマは健康保険で真面目な田舎の人々（主に白人）のジジババというパンドラの箱を開けてしまった。

このNHKのビデオをみるとどんな人がティー・パーティーに参加しているかよくわかるだろう。アメリカ揺るがす“反オバマ”の衝撃NHKオンデマンド http://ow.ly/1z7zb 


＜集会の様子＞
さて、今回行ってきた集会に話を戻そう。

今日の集会の内容はこんな感じ。黙祷で始まり。退役軍人にみんなで拍手。１０％～１５％くらいの人が退役軍人のようであった。それから憲法を遵守の警察と兵士の団体オークキーパーの人、そしてロン・ポールの自由のための運動のロチェの代表の若い学生の連銀廃止の演説。地球温暖化に反対する人、ロチェの保守派団体のNY州の批判、主婦×２、NY州の無駄遣いを暴くサイトの運営者と続いた。政治家は一人くらいしかいなかった。演説をしていたのはエスタブリッシュでない普通の人達という印象であった。

演説をしていた人で、共通しているのは大きな政府、増税、更なる借金への反対。憲法を遵守することである。政策ではやはり健康保険改革に憤慨している人が多かった。愛国、フリーダム、リバティー、建国の父、憲法、税金の無駄遣い、借金、高すぎる税金という単語が飛び交っていた。

白人が多かったので、少し最初は怖い人達かと思ったが紳士的な市民であった。話しかけると普通に会話をしてくれるし、普通の田舎や郊外のおっちゃん、おばちゃん、お爺ちゃんおばあちゃんという感じである。NY州の無駄遣いと高すぎる税金の話になり、なんか外国人の私もほんとNY州はひどいんだと会場と一体化した気分であった。私の住んでいるモンロー郡はアメリカでも一二を争うくらい税金が高くて、産業が衰退している。自分もこちらで会社の真似事をやっているからわかるが、NY州はほんとに税金が高く、官僚主義で規制が多く、無駄遣いばかりして、ろくなもんじゃない。どっかにいってほしいと思う。

一部のリベラルメディアがティー・パーティーの支持者が、人種差別主義者たちの集まりだと決めつけていることに憤慨しているようだった。黒人主婦の発言者、が私も人種差別者ですかとジョークを飛ばしていた。差別的な発言は一切なし、そのようなプラカードも見当たらなかった。おそらくメディアが一部の人間を切り取って報道しただけだろう。ブッシュ政権時代FOXが偏向したニュースを流して政権にー反対するリベラルな人をばかにしていたが、今はそれと反対なことが起きている。メディアはこの右と左の人々がいがみあって欲しいと思っているのだろう。

それと会場のジジババに紛れていたのは、ロン・ポールの支持者の若者たちであった。若い学生風の人達はみんな彼の支持者のようだった。何人かと話をしたがロン・ポールを支持する人は現在で全体の３０％くらいではないか。End the Fedのプラカードを掲げている人がかなりいたが、ロン・ポールの名を直接売るより政策を売ることで、影響力を拡大を計っているようだ。

ティー・パーティーの支持者にはセラペイレンのファンが多いことが、今までぜんぜん理解できていなかった。しかし今回集会に参加して、結局彼女は下層白人からはい上がってきた人だから、そのことに自分と同じだと共感をしているのだということが分かった。やっと当たり前のことに気がついた。政府に頼らず文句を言わず真面目に働いてきた人が多いのだろう。

ティー・パーティーは草の根のムーブメントであって、ぜんぜん一枚岩じゃない。そこが上から作られた運動と違う。別に全国組織があって今回の集会が行われているのではなくて、各地各地の人々が勝手に集会を開いているのだ。ロチェスターの地元の集会を企画したのはロン・ポールの支持者達だった。

今回の集会で、おそらく意見が一致しない点は一連の戦争評価だろう。今回は誰も取り上げなかったがイラクとアフガンから軍隊を撤退せよと演説すれば会場は半分に割れるだろう。退役軍人が結構いるからか、ブッシュ時代のプロパガンダから目が覚めていないのか。新しくティー・パーティーに参加した人はロン・ポールとここで激突する。

その点を地元のニュースのリポーターが指摘していた。ブッシュだって憲法に違反するようなことをたくさんやってきだろうと。それにロン支持者の主催者の若者は「今まで政治にあまり興味がなかったが今政治に怒っている人達を教育できるかが鍵。憲法をキーにして教育をしてくとのこと。」と答えていた。実はこのニュースが一番出来がいいメディアが取り上げたインタビューだった。
Tax Day Tea Partyhttp://shar.es/mtxTb

このニュースを見て分かるのは、ティー・パーティーに参加しているのは、別にロン・ポールのファンだけでもないし、Fox Newsの偽物リバータリアンのグレン・バックを見ている人だけでもない。あとサラ・ペイレンのファンだけでもない。やっぱり怒っている無党派層だということがわかる。

＜ティー・パーティーの今後＞
さて、今後このティー・パーティー運動がアメリカの政治にどんな影響をあたえるだろうか。ポイントは次の中間選挙である。彼らのうちどのくらいの人が実際に投票所に足を運ぶかである。彼らが一番大きい影響力を行使できるのは共和党の予備選挙である。

ある意味アメリカの選挙は予備選挙が命だ。この過程で結果が８０％以上決まってしまう。本選挙では基本的に民主党か共和党かという選択肢しかない。先程大統領選挙の投票率は５０％ほどだと書いたが、これが予備選挙になるとさらに低くなる。その時の党の人気にもよるがたかだか各党で１０ー２０％くらいである。
Primary 2008 Report: High Voter Turnout Led Problems at Polls
http://www.pewtrusts.org/news_room_detail.aspx?id=41752

だから、ここが一番アメリカの選挙でレバレッジをかけられる所なのである。私には昨日の集会に着ていた真面目なおじちゃん、おばちゃんたちは今回喜んで選挙に足を運ぶだろうと思うのだ。

だから共和党の予備選挙に、どのくらいのティー・パーティーの支持者が行くか、彼らが誰に投票をするかということだ。今年の終りには共和党の中間選挙がある。ここで共和党は大きく議席を伸ばすことになるだろう。例えばロン・ポールの息子のラウンド・ポールがケンタッキー州の上院議員を共和党から目指しているが、ティー・パーティーの後援をうけて世論調査による支持率では対立候補を大きく引き離している。

しかし仮にティー・パーティーの力を借りて、共和党が勝ったとしても、彼らの意志に反したような行動をとれば、ティー・パーティー運動はさらに大きく盛り上がる事になるだろう。下の記事が言うように第三党を作れという話まで行くかもしれない。
Time for a Republican extreme makeover?
http://www.wnd.com/index.php?fa=PAGE.view&pageId=141249

＜だれがティー・パーティーのリーダーになるかそれが問題だ。＞
私はこれから大統領予備選挙までは、ある意味、ティー・パーティーの予備選挙なのである。ティー・パーティーでのせめぎあいはもう始まっている。誰がこのティー・パーティーのリーダーになるかで、次の大統領が誰になるかが、だいたい決まるだろう。副島隆彦がいうとうり、共和党の指導者は、前共和党の副大統領候補だったサラ・ぺいレンを押して行きたいだろう。いいおばちゃんだが中身ながないので、共和党の今までどおりネオコン路線を進めるにはもってこいの人材である。

それに対抗するのがもちろん我らのロン・ポールのである。彼は２００８年の大統領予備選挙で少しも勝てなかった。しかし早くから金融危機を予想していたことで、その存在に注目が集まっている。この数年で彼が多くの国民に知られるメインストリームの政治家の一人になったのは間違いない。選挙中かれが主流メディアに登場する度に支持者は大喜びをして祝福をしていたが、今では毎日のようにテレビに顔が出ている。

先日行われたラズムセンレポートの電話世論調査では、2012の大統領選挙が今日行われたとして、どちらに投票をしますかという項目で、投票したい人オバマ４２％、ロン・ポール４１％、その他１１％、わからない６％という結果が出た。http://ow.ly/1yE4n 支持者も気がつかないうちにロン・ポールの名前が広く伝わっていることが分かる。

一方、ティー・パーティーの支持者にファンが多いサラ・ペイリンである。CBSの調査によれば、彼女が大統領職に適職と考えている人は、ティー・パーティー支持者のうち４０％がYES、４７％がNOという結果になっている。ロン・ポールの支持者としては、だんだんサラ・ペイリンのぼろが見えてきたな。という感じである。確かに、あの人の中身のない演説を何度か聞いていれば、そのうち彼女が大統領に適任でないと言うことに誰でも気づくだろう。http://ow.ly/1zLoS

今後、ロン・ポールがこの運動の知的な牽引車なっていくだろう。地元の集会を企画していたロン・ポールの支持者の若者が「ティーパーティーの参加者に、憲法をキーにして教育をしていく」と言っていたのが印象的であった。自分がロンの本を翻訳しているんだと言うと喜んでいたので、今後、時間がある時に彼らのミーティングに参加して見ようと思う。それにしてもロン・ポールの主張が、若者達が媒介として老人に伝わっていく。なんとも面白い時代になったものである。

やはり今回の集会に参加して、いまアメリカ政治の中で大きな地殻変動が起きていることを肌で感じることができた。リバータリアン的なアメリカ庶民の巻き返しが起こり、アメリカが建国の精神に立ち返るという、革命的なことが起きるかもしれない。今後もティー・パーティーとロン・ポールの動向には目が離せないのである。

感想は　http://twitter.com/kenichirosato　までどうぞ。

（了）

佐藤研一朗　拝
]]></description>
<link>http://www.im-sendai.jp/archives/2010/04/post_358.html</link>
<guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2010/04/post_358.html</guid>
<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Mon, 19 Apr 2010 08:05:35 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>誕生日　二つの革命</title>
<description><![CDATA[１月２０日は私の誕生日でした。今日はだらだらと思うことを、日本とアメリカで進む二つの革命について

　・　登録リスナー4646人、ランキング732位
　・　31になりました。　
　・　崩壊していく日本を見て育った世代
　・　日本で進む市民革命
　・　官僚は自分のことを王様だと思っている
　・　日本の革命は、アメリカのベルリンの壁である
　・　ティーパーティーアメリカで進む革命
　・　国がなくなっても自分に残るもの

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　参考資料
世界日報より
<a href="http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/091218-221611.html">
ティーパーティーが２大政党を凌駕―米世論調査</a>
　【ロサンゼルス宮城武文】米ＮＢＣテレビとウォールストリートジャーナル紙が１７日発表した共同世論調査結果によると、「大きな政府」、放漫財政、増税政策に反対して全国的な草の根運動を展開している保守派連合組織の「ティーパーティー」は、米国の２大政党である民主党と共和党よりも支持率が高いことが分かった。

　最新世論調査によると、有権者が「好感」を持っていると答えたのは、ティーパーティーが４１％で、民主党の３５％、共和党の２８％を凌駕した。最近の調査では、ティーパーティーが共和党を上回る支持率を得ているという結果は出ていたが、２大政党を上回る支持を得ているという結果が出たのは初めて。

　ティーパーティーは正式な政党として登録した組織ではなく、保守派の緩やかな連合による草の根運動だが、オバマ政権と民主党意議会が進めている医療の国営化政策や、効果が上がらず、無駄が多い巨額の経済刺激策などに反対する形で、全国的に勢いを得ている。２０１２年の大統領選挙戦で、前共和党副大統領候補のサラ・ペイリン前アラスカ州知事を担ぎ上げて「第３政党」として動き出すのではないかとの観測も多くなっている。

　ＭＳＮＢＣのモーニングホストであるジョー・スカーボロー氏は「ティーパーティーが２大政党よりも人気があるということは、米国民がいかに現状に不満を覚えているかを示している。２大政党は死滅しつつある」とコメントしている。

　ＮＢＣテレビのチャック・トッド記者は「ワシントン（米政界）とウォールストリート（米金融業界）に反対する候補者が立てば、１０年の中間選挙で十分な勝算がある」と見通しを述べている。

　米国の政党史で３大政党が機能したことはなく、ティーパーティーが政党を立ち上げて大統領選に乗り出した場合、かつてのペロー氏のケースのように、共和党の票が分断されて民主党に有利な結果が出るという見方は依然として多い。しかし、発売後数週間で２００万部を売り切った自叙伝の販売促進を行っているペイリン氏が、今後、全米的な組織化を手掛けていけば、ティーパーティーの愛国運動が英国からの米植民地独立革命につながったように、「第２の米国革命」を起こす契機になるという見方も強まっている。

2009/12/18 22:16

]]></description>
<link>http://www.im-sendai.jp/archives/2010/01/post_349.html</link>
<guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2010/01/post_349.html</guid>
<category>こんな街にすみたい！</category>
<pubDate>Sat, 23 Jan 2010 02:26:09 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>今年の漢字は楽－新年のご挨拶</title>
<description><![CDATA[昨年を振り返りながら、今年の抱負について話してみました

　・　2009年を振り返って
　・　昨年やったこと、ガーデニング、翻訳、歴史写真展
　・　今年の漢字は楽
　・　ロチの冬を楽しむ会
　・　今年のやりたい事、ダンス、国際写真コンテスト、お金の本の翻訳、大学に戻る

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]]></description>
<link>http://www.im-sendai.jp/archives/2010/01/post_347.html</link>
<guid>http://www.im-sendai.jp/archives/2010/01/post_347.html</guid>
<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Sat, 02 Jan 2010 13:56:55 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>次に電子化するのは大学</title>
<description><![CDATA[今日前々回に続き、人種の問題を話してみました。アメリカでアジア人はどのように扱われているかについて

　・　ＮＹに車を買いに行きました。
　・　アメリカの車事情
　・　うわさ　口コミ　討論　新聞　テレビ　書籍　最後は大学
　・　情報産業はすべて電子化される
　・　大学は人を階層化するための機関ではない
　・　<a href="http://ocw.mit.edu/OcwWeb/web/home/home/index.htm">ＭＩＴのオンラインコースがあれば留学必要ない？</a>


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<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Mon, 16 Nov 2009 14:00:13 +0900</pubDate>
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<title>翻訳終了　言語の高い壁</title>
<description><![CDATA[長かった翻訳がやっと終わりました。言語の壁は高かった。それにしても今年は夏がなかったな。

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　・　翻訳終わりました。
　・　英語の脳みそに自分の分身を作る
　・　打ち破れなかった言語の壁
　
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参考ビデオ
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<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Sat, 24 Oct 2009 07:37:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>連銀を監査せよ！　　そして廃止せよ！！</title>
<description><![CDATA[
　・　登録リスナー3367人、ランキング８４５位
　・　HR1207 連銀透明化法案
　・　ロン・ポール＝リバータリアン
　・　キャンペーン　フォー　リバティー　自由のための運動
　・　消えた１兆ドル
　・　国民の怒り　支持者を増やす後押しになっている。
　・　下院での支持者２９１人、上院２７人（209/9/22現在）

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参考ビデオ

<a href="http://mamechoja.blog22.fc2.com/">豆長者さんのサイト</a>からロン・ポールのビデオの和訳を引用させてもらいます。
仙台インターネットマガジンもロン・ポールのことをよく取り上げますが。このサイトには敵いません。
なんせロン・ポールのビデオをほとんど全部といってもいいくらいの勢いで和訳しているのです。
ロン・ポールのことを知りたかったら、ぜひこのサイトをブックマークに登録しましょう。
<a href="http://mamechoja.blog22.fc2.com/">豆長者さん</a>の活躍に感謝です。




<a href="http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-469.html">
財政支出と金融緩和による救済を説くカルトに収奪される</a>
投稿日：2009-09-16 Wed
ロン・ポール、CNN AMERICAN MORNINGに出演。

2009年9月14日

　<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/uNhBeTQ9GCw&hl=ja&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/uNhBeTQ9GCw&hl=ja&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object>

　Kiran Chetry

世界の金融市場が、リーマン・ブラザーズの崩壊に唖然としたのは、一年前のことです。
頂点にいたアメリカの投資銀行の破綻は、投資家たちを狼狽させ、
おびえた連邦準備制度は、ドミノ効果を恐れて、行動することになりました。
ウォール街を救うために、7000億ドル以上の取り組みとなりました。
番組で、我々は、アメリカ経済と、一年経つ救済の試みを見ておりますが、
我々は、これらの銀行たちを救済するべきだったのでしょうか？
経済は、回復しているのでしょうか？
二度と起きないように、十分な規制が、何らかの規制があるのでしょうか？

その質問に答えるのを助けていただきます。
今から、番組に参加していただくのは、テキサス州選出のロン・ポール下院議員です。
ポール議員は、新しい本「END THE FED」（連邦準備制度を廃止せよ）も書いておられます。
今朝は、番組へのご出演ありがとうございます、ポール議員。
連邦準備制度は、なにも良いことをしていない組織だと、
あなたが、長年、感じておられることは、承知しています。
彼らは、抑制されない権力を持っていると、感じておられることは。
ちょっと見ますと、というのは、多くの人たちは、
連邦準備制度は、この困難を脱したヒーローだと感じています。
もしも、連邦準備制度がなかったら、一年前、リーマンの崩壊があった後、
我々は、大恐慌のなかにいたであろうと。
どのようにお考えですか？


　Ron Paul

ええ、連邦準備制度は、素晴らしい仕事をしてきたと思いますよ、ウォール街のためには。
しかし、ご存じのように、人々（ピープル）、普通の人は、たくさんのお金を失いました。
彼らは、さらなる信用（クレジット）を持って現れ、それを注入して、
大物たち皆を救済し、破産するべきだった者たちが、こういうボーナスを手にしています。
回復していると、彼らは、主張しています。
しかし、回復は、働いている人々で測るべきです。
本当の失業率は、今、16％です。
お金を失った人々は、お金を取り戻していません。
自分たちの家を失った人々は、家を再び手に入れていません。
ですから、回復していません。
すべて、たくさんの作り話です。
我々には、もっとたくさんの規制が必要だということには、私は、同意しますよ。
しかし、私たちに必要なのは、連邦準備制度に対する規制です。
そこが、この問題の源なのですから。
彼らが、金融緩和の信用（クレジット）を創り出しています。
彼らが、バブルを創り出しています。
私たちは、契約法を執行する必要があります。
なにか馬鹿なことをしたら、破産すべきなのです。
私たちは、詐欺を禁ずる法律を持つべきです。
そういう者たちを守ってはいけないのです。
私たちは、いつも、彼らを守ってばかりいます。


　Kiran Chetry

これについて伺いたいのですが、これは興味深いです。
財務省から議会に出された提案のなかで、
二ヶ月前に、あなた方は、ご覧になっていますが、
その規制の見直しのなかで、大きな金融会社たちに対する権限を、
連邦準備制度に与えることを要求しているそうですが。


　Ron Paul

アハハハ、信じがたいことですが、それが、ワシントンの政治の典型です。
誰かが、このシステムをめちゃくちゃに混乱させました。
連邦準備制度は、完全雇用、そして同時に、
安定した物価と、好調なドルにすることになっています。
彼らは、ドルを97％破壊し、私たちは、16％の失業率です。
彼らは、この金融危機を引き起こし、自分たちのお仲間は皆救済し、
一般大衆（リトル・ピープル）は、苦しみ続けています。
それで、何をするのですか？
さらなる権限を、連邦準備制度に与えようですって？
まったく、なにも道理にかなっていません。


　Kiran Chetry

彼らは、連邦準備制度が、こうした金融機関を規制する権限を持つことについて話していますが、
いくつかの金融機関は、我々が話をする経済専門家たちのほどんどが言っておりますが、
やはり今も、まったく同じことをやっていると。ただ、別のやり方を見つけているだけだと。
あらゆる手、危険な手、それが、一年前、我々を打ちのめし、
こうした大企業のいくつかを打ちのめしましたが、それが、今なお、起こっています。
なにも変わっていません。
答えは、何なのでしょうか？


　Ron Paul

ええ、答えは、連邦準備制度を廃止することです。
連邦準備制度が犯人です。
彼らが、お金を破壊し、経済をあやつっているのです。
彼らは、中央計画経済を策定しています。
戦争が大好きな人たちは、連邦準備制度が大好きです。
なぜなら、戦争に資金を調達してくれるからです。
福祉が大好きな人たちは、連邦準備制度が大好きです。
なぜなら、その債務をマネタイズしてくれるからです。
ですから、もしも、これをやめたいのであれば、
連邦準備制度に目を向けて、彼らが何をやっているのか調べなければなりません。
彼らが、誰を救済しているのか、誰が、彼らのお友達なのか、
彼らが関与している何兆ドルについて、彼らは、私たちに言おうとしません。
彼らは、議会よりも大きいのです。
彼らは、議会よりも大きな権力を持っています。
連邦準備制度の議長は、おそらく、大統領よりも、力を持っています。
それなのに、私たちは、それに目を向けるのを拒んでいるのです。
ですが、幸いにも、私たちの議会が、連邦準備制度に目を向ける気になっています。
私たちは、彼らが、何をやっているのか、
こうした利益がどこに行っているのか、調べる必要があります。
彼らは、長年、それをやってきましたが、
私たちが、連邦準備制度に目を向けるべき時が来ています。
それから、私たちは、市場が、うまく機能するということ、そして、
中央銀行ではなくて、健全なお金（正貨）が、憲法において命じられていることを知るべきです。
官僚組織による規制が、連邦準備制度が行う害悪と邪悪すべてを埋め合わすことは出来ないのす。
それが、彼らのやろうとしていることですが、
彼らは、存在すらすべきでないものを規制しようとしているのです。


　Kiran Chetry

分かりました。
あなたが、二度おっしゃったことで、おそらく、人々は、
なぜ、失業率は、実際は、16％なのかしらと思われています。
私たちが得る雇用統計では、それは、9.7％あたりですから。
あきらめてしまっていたり、早めに退職することにしたり、
自分たちには出来ないと感じて、実際は、もう仕事に従事していない人たちもいますから。
我々は、そうした状況を見ておりますが、
小売統計も、事態が好転しているかどうかの大きな指標です。
我々は、株式市場で、上昇を見ています。
ウォール街では、本当に順調に進んでいるのを見ています。
他のいくつかの指標が変化するのは、見ておりませんが、
おそらく、二番底に陥る問題について、人々は話しております。
つまり、我々は、回復するように見えて、それから、また、元に落ちると。
それに対する解決策は何でしょうか？


　Ron Paul

私は、私たちが、回復しているように見えるとは思いません。
ずっと、人々が、さらに失業しているのですから。
解決策ですが、私たちは、負債を清算しなくてはなりません。
それなのに、私たちは、それを許しません。
不良債権、不良投資、すべて、納税者が買い取りました。
財務省と連邦準備制度に移し替えたのです。
やらねばならないことは、債務を取り除くことです。
弁済するか清算しなければなりません。
それなのに、私たちは、間違ったことばかりやっています。
まさしく、大恐慌の時にやったことをやっているのです。
まさしく、日本が、1990年代にやったことをやっているのです。
彼らは、不良投資を下支えしています。
債務は、清算しなければならないのです。
消費者たちには、さらにお金を使ってもらってはいけないのです。
消費者たちは、支出を減らして、お金を貯めてもらわねばなりません。
負債を支払って、また元に戻るのです。
そうしていれば、一年で、景気後退は、終わっていたかもしれません。
しかし、不良債権を下支えし、価格を下支えする時、そうはなりません。
私たちは、あらゆる間違ったことをやって、それが、苦痛を長引かせているのです。
それが、まさしく、私たちのやっていることです。
この一年半かそこら、彼らは、何兆ドルも注入してきました。
なんの良い結果もありません。
私たちがやっている政策からは、なんの良い結果も生まれないと思います。
私たちは、健全なお金、自由市場を信じるべきなのです。
邪魔にならないように政府をどかせて、市場の原則を実施するべきなのです。
もしも、まずい仕事をすれば、倒産するべきなのです。
悪い会社たちは、すべて下支えするのではなく、清算されるべきなのです。
ゴールドマン・サックスみたいのが、今、出てくるのを許してはならないのです。
出てきたのは、彼らじゃないですか。
彼らは、財務省に大きな影響力を持ち、連邦準備制度に大きな影響力を持っているのです。


　Kiran Chetry

分かりました。
では、あなたの新しい本「END THE FED」（連邦準備制度を廃止せよ）が出ますが、
ところで、ベン・バーナンキには、一冊送るおつもりですか？


　Ron Paul

ええ、そうですね。
この本には、彼の名前が出てきますし。
彼から、コメントを頂きたいと思います。


　Kiran Chetry

分かりました。
今朝は、お話しできて良かったです、ロン・ポール議員。
ありがとうございました。


　Ron Paul

ありがとう。



<a href="http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-441.html">大物たちが結集して、連邦準備制度を監査する法案に反対しています
投稿日：2009-08-02 Sun</a>


ロン・ポール、下院本会議場

2009年7月30日

<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/PstDT9K7JLY&hl=ja&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/PstDT9K7JLY&hl=ja&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object>
議長、大物たちが、結集して、下院法案第1207号、
連邦準備制度を監査する法案に反対しております。
何を、そんなに心配しているのでしょうか？
彼らが、アメリカ国民（ピープル）に隠している情報は、何なのでしょうか？
ぐちゃぐちゃ言ってることは、透明性は結構だと。
ただし、彼らが、透明にしたくないものを除けばなと。

連邦準備制度のベン・バーナンキ議長は、
下院法案第1207号、連邦準備制度を監査する立法がなされれば、
金融政策が、政治化されてしまうと主張しています。
彼は、金融政策は、「独立」したままでなければならないと言っています。
それは、「秘密」ということですが。
彼は、歴史を無視しています。
なぜなら、連邦準備制度の過去の議長たちは、特に、再任命されたい時には、
政治主導の低金利とバブル経済で、大統領に便宜をはかるべく最善を尽くすのです。

連邦準備理事会のアーサー・バーンズ元議長は、
1971年に、それは、ニクソンの再選以前ですが、
自分が引き起こしたインフレについて尋ねられた時、
連邦準備制度は、大統領が、やってほしいと思っていることをやらざるをえない、
さもなくば、連邦準備制度は、その独立性を失うことになると言っています。
これが、すべてを物語っているではないですか。
その同じ年に、バーンズ議長が、賃金と物価の統制という、
ニクソンの施策を強く支持したのも、偶然ではありません。
しかし、それは、きっと、政治的ではないのでしょう。

ゴールドマン・サックスのようなところと、国際的な金融機関と、
外国の政府たちと、外国の中央銀行たちと、秘密の取引を行っているのは、
金融政策を政治化しているのではないのですか？
バーナンキは、自分たちの議論や決定が、いつか、くわしく調べられると分かっていれば、
FOMC（連邦公開市場委員会）が、健全な政策を遂行する自由が損なわれると主張します。
もしも、それが、健全で、正直で、どの特別利益団体のためでもないとすれば、
何が問題なのでしょうか？

彼は、下院法案第1207号は、金融政策に影響を及ぼす力を、議会に与えるものだと主張します。
彼は、恐怖を吹き込むために、これを創作しました。
それは、国家統制主義者が、政府権力を正当化するために用いる常套手段です。
下院法案第1207号は、そのようなことは、何もしません。
彼は、FOMC（連邦公開市場委員会）の会合の翌日、議会が、GAO（政府監査院）を送り込んで、
言ったこと、やったこと、なにもかもの監査を要求しかねないと言っています。
これは、ほとんど事実ではありません。
第1207号のもとで、FOMC（連邦公開市場委員会）の機能は、変わりません。
FOMC（連邦公開市場委員会）の会合の詳細なトランスクリプト（書き起こし）は、
五年ごとに公開されています。
どうして、そんなに異なりますか？
アメリカ国民（ピープル）に知られたくないのは、何なのですか？
トランスクリプト（書き起こし）に、何か、秘密にしておかねばならない何かがあるとか？
トランスクリプト（書き起こし）が、実際は、言葉どおりでないとか？

監査は、金融市場の、連邦準備制度に対する信頼を破壊してしまうんだと、
連邦準備制度に、ごまをする者たちは、主張しています。
他ならぬ、連邦準備制度によって引き起こされた、
歴史上最大の金融危機の最中に、彼らは、そう言っているのです。
実際には、バーナンキ議長が、2007年11月14日に、こう述べています。
「中央銀行の透明性が、金融政策の有効性を増し、
　経済と金融の成績を高めることを、かなりの量の証拠が示しています。」

また、彼らは、監査は、アメリカ・ドルの価値を傷つけるとも主張しています。
実際には、連邦準備制度は、その成立から100年しないうちに、
1914年にドルが持っていた価値を、96％減少させました。
彼らは、下院法案第1207号は、金利を上昇させると主張しています。
どうして、そんなことがありえますか。
連邦準備制度が、金利を決めているのであり、
この法案は、金融政策には干渉しません。
この問題には、議会に、発言権はありません。
おまけに、議会は、低金利が好きですしね。
連邦準備制度が、そうする必要があると考えても、
自由に金利を引き上げられなくなってしまうんだという主張がなされています。
しかし、すでに、バーナンキが、金利は、当分の間、低いままだと、議会に請け合っています。
やはり、この法案は、金利の設定に、議会が干渉できるようには何もしないのです。

連邦準備制度は、その秘密で、国民（パブリック）の利益を守りたいんだと、
連邦準備制度を支持する者たちは、主張します。
しかし、銀行たちと、ウォール街が、この第1207号の反対者たちです。
人々（ピープル）は、これに賛成しています。
国民（パブリック）の利益を最も代表しているのは誰なのでしょうか。
実際問題、なぜ、ウォール街や連邦準備制度の者たちは、
そんなに狂ったように、第1207号に反対するのでしょうか？
彼らが、そんなに秘密にしておきたくてしょうがない情報とは何なのでしょうか。
連邦準備制度の監査のみが、それらの問題に答えるのです。


<a href="http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-444.html">
政府は悪貨（中央銀行券と政府紙幣の刷り散らかし）で借金を返そうとする
投稿日：2009-08-05 Wed</a>


ロン・ポール、CNBCの「The Kudlow Report」に出演。

2009年7月21日

　<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/MnoUYRhMaWE&color1=0xb1b1b1&color2=0xcfcfcf&hl=ja&feature=player_embedded&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowScriptAccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/MnoUYRhMaWE&color1=0xb1b1b1&color2=0xcfcfcf&hl=ja&feature=player_embedded&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" allowScriptAccess="always" width="425" height="344"></embed></object>


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-438.html

2009年7月21日、下院金融サービス委員会

「金融政策に関するハンフリー・ホーキンス公聴会」

　Ron Paul

この法案（下院法案第1207号・連邦準備制度透明化法案）が、もしも、可決されたら、
金利を決めるのに、直接の妨げとなるというのが、あなたの立場なのですか？


　Ben Bernanke

仮に、我々が、会合で、金利を上げるとなって、
議会で誰かが、それを嫌って、
自分は、GAO（政府監査院）に、その決定を監査させたいと言ったら、
それは、妨害と見なされるのではないでしょうか。


　Larry Kudlow

連邦準備制度は、その役割を果たしているのか、
政策を監査しなければならない時ではないか、
私の次のゲストの方は言います、はい、そうですと。
共和党の大統領候補者だった、テキサス州選出のロン・ポール議員に、
今から参加してもらいます。
議員、また、ご出演いただき、たいへんありがとうございます。


　Ron Paul

ありがとう、ラリー。
お会いできて、うれしいです。


　Larry Kudlow

今日、バーナンキは、ちょっと、体裁良く、ごまかしていたと思います。
ですから、私は、あなたの、いくぶん批判的な見解を、特に熱心に聞いておりました。
まず最初に、ベン・バーナンキは、自分と連邦準備制度が、
グローバルな、そして、アメリカの金融崩壊を防いだと言っています。
それには、何とおっしゃいますか？


　Ron Paul

私たちが、こんにち、陥っている大混乱は、何も自慢できるものではないでしょう。
私たちは、これを支払ってすらいないのです。
こうしたお金を、すべて新たに創り出して、この財政赤字を急増させ、
私たちの国家債務は、2兆ドルまで増えて、それで、彼は、危機を防いだと考えていても、
私は、ただ、彼は、その危機を、さらに、それだけ大きくしたにすぎないと思います。
それは、それだけ、さらに悪化することになるのです。
人々は、今、商業用不動産における問題について、正しく話し始めていますし。
それで、その不安なものが起こった時には、彼は、どうするつもりでしょうか。
通貨供給量を四倍にしますか？
その時には、ドルの価値について心配しなければなりません。


　Larry Kudlow

分かりました。あなたの、GAO（政府監査院）による監査法案に話を移す前に、
バーナンキ氏が、ウォール・ストリート・ジャーナルで、
そして、あなたが出席された今日の公聴会でも、言っていることですが、
彼には、インフレを阻止するための出口戦略を展開する手段と知恵があるんだと。
しかし、彼が、同じく言っているのは、すぐには、それは起こらないだろうと。
何も差し迫っていないし、彼は、計画はしていないと。
しばらくは、我々は、この金融緩和政策を続けていくつもりだと。
それについての、あなたのお考えは？
彼は、手段を持っているのでしょうか？
彼は、その知恵を持っているのでしょうか？
それとも、彼は、自分の金融緩和政策に長居しすぎることになるのでしょうか？


　Ron Paul

ええ、彼は、手段を持っています。
なぜなら、彼は、マネー・マシーン（現金自動支払機）を停止することは出来ますから。
それで、インフレを止めます。
彼が、その知恵を持っているかどうかですが、
知恵を欠いているのは、彼がということではなく、
誰が、連邦準備制度を動かそうが、どの人も、その知恵は持っていないのです。
なぜなら、彼らは、金融政策を通じた中央計画経済の策定者たちで、
それは、うまくやれるものではないからです。

金利は、市場に決めさせねばならないのです。
資本主義なら、お金の価格（金利）をどうしろと命ずる中央計画者は、いないものなのです。
市場において、需要と供給が、重要であるように、
資金コスト（金利）は、とてもとても重要なものです。
彼らは、それに干渉しているのです。

彼は、その金利が分かるほど、賢くはなり得ないのです。
しかし、もしも、誰か新しい人を就けても、
彼らも、また、それを行えるほど、賢くはないのです。
ですから、これは、とても大きな欠陥のあるシステム（制度）なのです。
私の見方からすれば、議会がお金を使うように、それが助長するから、大きな欠陥があるのです。
彼らは、赤字について、ちょびっと話し合っていますが、
支出について本当に心配だと、ここ議会で、述べられることはありません。
また別の1兆ドルの医療施策について、彼らは、ぺらぺらと話し合っています。
それは、2兆ドルや3兆ドルかかりかねないものです。
彼らは、そんなお金を持っていませんよ。
今、歳入は、崩壊しています。
だから、赤字が、爆発的に急増しているのです。


http://mamechoja.blog22.fc2.com/blog-entry-78.html

2008年4月15日、ロン・ポール、連邦議会議事堂前広場、フリーダム・ラリー





税金、課税という邪悪は、最大の邪悪ではなく、それに次ぐものでありまして、
その最大の邪悪は、政府が、お金を支配して采配を振るい、お金を使っていることです。
問題は、政府が、お金を使っていることなのです。
税金制度は、この本当の問題が、表面に現れ出て目に見えるようになった病気症状です。


　Larry Kudlow

そうした、お金の使いすぎ、やりすぎ、借金して・・・。
オバマ大統領は、アメリカの歴史で、名高い、国債セールスマンになるんでしょうけど。
連邦準備制度は、その債務をマネタイズするよう、強いられているのでしょうか？
そのことについて、たくさんの批判が、なされています。
たぶん、それが、いくらかあると、流動性の急増が言っておりますが、
バーナンキは、いつも、それを否定しています。


　Ron Paul

ええ、彼は、まったく、赤字をマネタイズするつもりはないと、
ウォール・ストリート・ジャーナルで、彼の発言をご覧になりましたか。
それなのに、自分たちには、短期国債と長期国債を買う3000億ドルの施策があると、
彼は、認めていますし、私に対して認めているのです。
それが、債務のマネタイズでないなら、何なのですか？

彼は、マネー・マシーン（現金自動支払機）を停止し、出口戦略をやる手段と知恵が、
自分にあると主張していますが、私たちは、物価が上がったら、どうしますか？
私が、初めて、あなた、ラリーを知るようになったのが、1970年代ですが、
その時、私たちは、上昇する物価と、弱い経済でした。
それが、戻ってきたら、どうしますか？
経済が、相変わらず弱い時に、いつ、金利を引き上げるべきか、出口戦略をやるべきか、
そうなる可能性がありますが、そんなことが分かる知恵が、彼にあるでしょうか？
それが、どのように起こるのか、正確には、私たちには分かりませんが、
まさしく現実に起こり得ることだと思います。


　Larry Kudlow

連邦準備理事会の政策も含め、GAO（政府監査院）が、連邦準備制度を監査するという、
あなたの考えに、274名だったと思いますが、あなたは、共同提出者を得ておられます。
それについて、手短に、我々に教えていただけますか？
もちろん、バーナンキ氏は、それには反対しておりますが。


　Ron Paul

ええ、彼は、強く、これに反対しています。
彼は、透明性について語っておりますが、
自分が、透明にしたくないものを除けば、透明性に賛成だと。
いくつか、おかすべからざる大切なものがあるんだと。
それは、彼が、窓口貸出や金融政策でやっていることや、
国際的な協定でやっていることです。
連邦準備制度が、それは、バーナンキのもとでではありませんが、
連邦準備理事会の議長が、IMF（国際通貨基金）に行って、
貸付とその利子を、IMF（国際通貨基金）が銀行に払えと要求したという、
ひとつの実例を与えられました。 ※
そういう悪さが、行われているのです。
彼らは、他の政府たち、他の中央銀行たち、国際銀行金融機関たちと、協定を結べるのです。
彼らが、何兆ドルを扱っているのに、
アメリカ国民（ピープル）は、何が起こっているのか分からないのです。
議会は、最近まで、実際、気にもかけていませんでした。
しかし、今、この危機の間に、幸いにも、
私が、やろうとしてきたことに、私たちは、さらに大きな注目を得ています。
それが、いかに重要か、人々が認めだしたからだと思います。


　Larry Kudlow

ですが、1978年に可決された旧ハンフリー・ホーキンス法で、
一方で、インフレを下げて、物価を安定させろと、しかし、もう一方で、失業率を低く保てと、
そういう二重の委任を創り出したのは、実際、議会ではないのですか？
それらは、相容れないものではないですか？
監査について言えば、ハンフリー・ホーキンス法を廃止して、
連邦準備制度には、通貨、お金の価値を安定させ、インフレを阻止させる、
明確な委任を与える必要があるのではないですか？


　Ron Paul

それは、悪い考えだとは思いません。
監査で、そういうことになるかもしれないと思いますが、
まずは、私たちが知りたいのが、彼らがやってきたことです。
しかし、こういう委任は、不可能なものです。
完全雇用。
彼らが、あまりうまくやってこなかったことは、確かです。
彼らが、安定した物価、安定したお金の価格（金利）を望んでいるですって？
1970年代に遡れば、21％の金利でした。
それが、今、1％未満です。
完全に失敗しているということなのです。
彼らは、私たちに、インフレを与え、景気後退を与え、金融危機を与え、不況を与えています。
それで、いったい、どうなっているんだと、誰も言わないのです。
今回、初めて、アメリカ国民（ピープル）が、目覚めました。

大勢の高校生に話をしましたが、
彼らは、連邦準備制度という論点に夢中になっているのです。
もう、信じられませんよ。
大勢の人々、特に、若者たちが、このことに目覚めていってます。
それでも、エスタブリッシュメントたち（体制側・支配層）、
ご存じのように、ウォール・ストリート・ジャーナルの少数の人たち、
金融機関の少数の人たちはと言えば、本当に一生懸命に反対してきます。
おいおい、だめだ。我々は、これについて、いかなる透明性も望まないと。
もしも、我々のやっていることを知られたら、それで、金利が上がるかもしれないぞと。


　Larry Kudlow

そこが議論になっているところです。
バーナンキは、自分たちの独立性を、あなたが妨げようとしていると言っています。
あなたは、国民（パブリック）には、知る権利があると言っています。
そういうふうに、あなたは、これを組み立てておられますね？


　Ron Paul

その通りです。
彼らにとっての独立性とは、秘密性です。
それに、私の法案は、金融政策を掌握するようなことは、何もしません。
議会に、金融政策を管理してもらいたいとは、私は思っていません。
私は、それとは違ったものを求めています。

しかし、あなたが、流された映像のなかで、バーナンキが言っています。
連邦準備理事会が、ある日、なにか行うと、その次の日に、
私たち議会が、監査するよう、GAO（政府監査院）に命令するんだと。

そんなふうには、GAO（政府監査院）は動いていません。
議会は、そうした決定のいくつかは、一年間、見直すことは出来ないとか、
監査法案に、条項を入れることだって、簡単に出来ます。
しかし、私たちは、知ってしかるべきなのです。
彼らが、この先、何らかの理由で、または、窓口貸出で、
ゴールドマン・サックスに、100億ドル与えるなら、
彼が、何をやっているのか、それは、いつなのか、なぜなのか、
私たち議会は、それらを把握しておく権利と、道徳的義務があるのです。


　Larry Kudlow

この先、一年、二年、本当の問題になっていきませんか？
2000年代最初の頃のように。
バーナンキと連邦準備理事会が、連邦準備制度としても、彼らが、失業率の目標を定めて、
インフレを阻止するための、金利の引き締めをやらないのではないですか。
議会は、彼らに、インフレを止めさせたいとも思っていません。
労働組合、企業たち、銀行だって。
それが、彼が突き当たっているものなのではないかと。
彼は、失業率の目標を定めて、金融緩和に長居しすぎることになりませんか？


　Ron Paul

はい、私は、あなたは、まったく正しいと思います。
実際、故意に、インフレにしたいという政策について、私は、彼を批判しました。
インフレにすれば、実際の赤字は、下がるからです。
もしも、皆さんの通貨を、10％価値を減らせば、
10兆ドルの国家債務を考えると、実際の価値では、9兆ドルに下がるのです。
彼らは、債務を取り除かなくてはならないのです。
このように、泥沼に、はまりこめば、債務を減らさねばならないのです。
そして、私たちは、それを支払うつもりもないのです。
それで、それを清算しなくてはならないのです。
政府というのは、悪貨を創って、それで清算するのです。
悪貨で、支払ってしまうのです。


　Larry Kudlow

あなたの法案は、通りそうですか？


　Ron Paul

簡単ではありません。
エスタブリッシュメントたち（体制側・支配層）は、とてもとても断固としていますから。

何かは、可決するでしょう。
私たちは、何かを得ます。
しかし、連邦準備制度がやっていることを監視するのに必要なすべてを、
私たちが、得られるとは、予測していません。


　Larry Kudlow

分かりました、ロン・ポール議員。
お時間を割いていただき、感謝いたします。
どうもありがとうございました。


　Ron Paul

ありがとう。


参考文書
<a href="http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/2009092301000341.htm">＜河北より引用開始＞</a>
金融機関の高額報酬監督強化へ　米ＦＲＢ、危機再発防止で

　【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は、金融機関の高額報酬の監督を強化する方向で検討に入った。複数の米メディアが２３日までに伝えた。経営陣やトレーダーらが過度なリスクを抱えることを助長する報酬体系を是正し、危機再発を防止する。ＦＲＢ監督下のすべての金融機関が対象だが、金額の上限は設けない見通し。
　金融機関の高額報酬問題は２４日から米ピッツバーグで開かれる第３回金融サミットの主要議題。オバマ米大統領も報酬制限には前向きだが、米国がどこまで規制強化に踏み込めるかが焦点となる。
　ＦＲＢは、短期的な利益と密接に連動する報酬体系が、中長期的な経営の健全性を軽視する姿勢を生んだと判断。現行の監督権限の範囲内で金融機関に報酬体系の具体的な説明を求め、適切かどうか審査する見通し。
　ＦＲＢは数週間以内に規制案を公表、一般から意見を聴いた後、最終決定する。
　米政府は公的資金を投入した銀行や自動車メーカーの役員報酬をチェックする「特別監督官」を新設。米下院は７月、上場企業に役員報酬の情報開示の拡大や株主議決を義務付ける法案を可決している。

2009年09月23日水曜日
＜より引用終了＞
<a href="http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-11251820090831">＜ロイターより引用開始＞</a>
米下院金融委員長、緊急融資でのＦＲＢ権限を制限する法案検討
2009年 08月 31日 09:31 JST


　［ワシントン　２９日　ロイター］　米下院金融委員会のフランク委員長（民主党）は、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の緊急融資における権限を制限するほか、ＦＲＢを監査対象とする法案を検討していることを明らかにした。

　最近行われたタウンホールミーティングでフランク委員長は、ＦＲＢの財務諸表の透明性を高めるために、監査を実施する法案を下院で通過させる考えを示した。ただ、ＦＲＢ政策の独立性を損なわない方法で実施すると述べた。

　委員長はさらに「異例で緊急時における」ノンバンクへの融資を実施するＦＲＢの権限を制限する法案を下院が検討していることを明らかにした。

　バーナンキＦＲＢ議長は、こうした動きはＦＲＢの政策の独立性を危険にさらすほか、金融市場と経済の土台を揺るがすと批判している。

　フランク委員長は、この法案を支持しているロン・ポール下院議員（共和、テキサス州選出）と法案の内容について妥協点を探っているとし、ＦＲＢの金融政策に影響を与えるような監査は実施したくないという点でフランク議員も同意していると語った。
＜引用終了＞



<a href="http://www.usfl.com/Daily/News/09/08/0831_029.asp">＜U.S. Frontlineより引用開始＞</a>

更新2009年08月31日 17:33米国東部時間
下院FRB監査法案審議へ　金融委委員長が支持
　連邦準備制度理事会（FRB）の監査制度の法制化を目指すポール下院議員（共和党）はウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、下院金融委員会委員長のフランク下院議員（民主党）から法案審議入りで支持を得たと明らかにした。31日付の同紙が伝えた。

　ポール議員はフランク委員長が米政府監査院（GAO）にFRBの金融政策行動の監査を許す法案の条文を作成し投票にかけてもよいと認めたという。詳しい法案内容は明らかでないが、FRBの監査を求めるポール議員の法案がある程度反映された形で立法化される可能性が高まっているとしている。

　フランク議員の広報担当者によると、議員本人もFRBの透明性を増す目標は共有しているが、まだ特定の条文を具体化していないし「FRBのある分野は法的に十分保護されるよう配慮したいと考えている」という。（共同）
＜引用終了＞

<a href="http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090916/40791.html">＜IbTimesより引用開始＞</a>
バーナンキＦＲＢ議長「景気後退は終った可能性が高い」

2009年09月16日 20:21更新 

　バーナンキＦＲＢ（米連邦準備制度理事会）議長は15日、ワシントンで講演を行い「景気後退は終わった可能性が非常に高い」と発言した。

　バーナンキ議長はこれまでにも、景気底入れが近いことを公の場で発言していたものの、景気後退の終了を発言したのは今回が初めて。

　9月15日は米証券大手リーマンブラザーズ破綻からちょうど1年にあたる。その時点から始まった米の景気後退だが、今年4～6月期にマイナス1％成長にまで回復している。7～9月期はプラスに転じるという楽観的な見方も出ている。
＜引用終了＞


<a href="http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-11456720090911">＜ロイターより引用開始＞
</a>米ＦＲＢのバランスシート拡大、インフレにつながるとは限らず＝論文
2009年 09月 11日 12:54 JST

　［ワシントン　１０日　ロイター］　米コロンビア大学エコノミストのリカルド・ライス氏は、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のバランスシートが昨年以来急激に拡大していることについて、必ずしもインフレにつながるとは限らない、との見方を明らかにした。同氏の論文「２００７─０９年の非伝統的な米金融政策に関する解釈」が１０日公表された。

　一方で論文は、世界的な金融危機の影響を緩和するためにＦＲＢがとった措置の一部が、政策の独立性を損なうリスクもあると指摘した。

　論文は、ＦＲＢが市場への介入によって大きな損失を被り、政府の支援が必要な状態となれば、ＦＲＢには議会から、低金利維持への圧力を受けるとし、その場合はインフレにつながる可能性があるとしている。

　同氏は「ほかにどんな政策をとろうとも、インフレを決定するのは金利政策のみだ」と主張した。ＦＲＢのバランスシートは２兆ドルに膨らんでおり、最終的には物価押し上げにつながる、との批判も出ている。
＜引用終了＞

＜ロイターより引用開始＞

●「ＦＲＢに対する監査法案、下院で支持拡大」

ロイター　２００９年７月９日　ワシントン　

米連邦準備理事会（ＦＲＢ）にとって長年の天敵とされるロン・ポール下院議員（共和、テキサス州選出）が提出している「ＦＲＢ透明化法案」が下院での支持を拡大しており、ＦＲＢ関係者は警戒している。

　下院での同法案に対する賛同者は現在２５０人に達している。ＦＲＢの独立性に関して９日に議会公聴会が開催され、ＦＲＢのコーン副議長が証言する見通し。

　今回の金融危機対策のほか、投資銀行ベアー・スターンズや米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）の救済などで、ＦＲＢが数兆ドルの資金を投じたことに対して、国民の間では批判的な見方が出ており、ＦＲＢに対して一段の説明責任を求める声も強まっている。

　オバマ大統領の金融規制案では、ＦＲＢに対し金融システム全体に対するリスク監視の役割が与えられたが、これも適否をめぐり議論が活発化している。

これらの不満を背景にポール議員は２ページ半の法案で、ＦＲＢの金融政策決定に対し、政府監査院（ＧＡＯ）の監査を免除する条項の明確な撤廃を求めている。ＦＲＢ関係者はこれに対し、最良の長期的な決定を下す能力が損なわれる可能性があるとして、危険な動きと捉えてる。
　
ポール議員はロイター・テレビに対し「ＦＲＢはなぜ独立的であるべきなのか。かれらにとっての独立性は秘密を意味し、望むことはなんでもできることになり、数十億ドルを使い、彼らの友人を救済することを意味する」と述べた。

　民主党議員７８人も賛同している同法案はまた、ＦＲＢと他国の中央銀行との取引やＦＲＢの緊急貸出オペレーションのほか、ＦＲＢ当局者間の協議内容もＧＡＯの監査対象にすべきとしている　同法案が法制化されるには、下院の民主党指導部の支持が必要となる。同指導部は今ところ法案に対し明確な意思表示はしていない。

　しかしアナリストによると、議会は現在、金融危機を受け、国民感情に非常に敏感になっているため、法案は真剣に検討される必要がある。

　ワシントン・リサーチ・グループの金融サービス政策のアナリストは「現在、過去数十年で最もポピュリズム的な議会となっている。このような法案の法制化は勢いづく可能性がある」と述べた。

　議会では、金融機関の経営幹部報酬に対する批判があるほか、クレジットカード規制改革法案も成立した。民主党指導部の間では、国民の支持を得られると思うような法案を阻止することは躊躇する空気が強まっているという。　

　ＦＲＢ側はポール議員の動きを深刻に捉えている。　バーナンキ議長は６月２５日の議会証言で「この法案について私が懸念しているのは、ＧＡＯがわれわれのプログラムの運用や詳細に加え、政策決定の判断まで監査することになれば、実質的には議会が金融政策を乗っ取ることになることだ」と指摘。「それはＦＲＢの独立性の否認であり、金融システム、ドル、わが国の経済状態にとって非常に破壊的なことを意味する」と述べた。

　ポール議員の法案賛同者は、「ＦＲＢの翼を切ることではなく、非常に秘密的な機関を少しだけ白日のもとにさらすことが法案の趣旨」としている。上院では他の法案に同様な法案を付帯させようとしたが、手続き上の理由から阻止されている。　

　しかし、アナリストによると、「２０１０年１１月の中間選挙までには、あと数人の民主党議員を説得し支持を取り付けた上で、財政関連法案に付帯させてこのＦＲＢ透明化法案が正式に取り上げられる可能性がある」という。

＜引用終了＞

]]></description>
<link>http://www.im-sendai.jp/archives/2009/09/post_329.html</link>
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<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Wed, 23 Sep 2009 09:57:50 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>思考・言葉・翻訳</title>
<description><![CDATA[今日前々回に続き、人種の問題を話してみました。アメリカでアジア人はどのように扱われているかについて

　・　登録リスナー3316人、ランキング８４５位
　・　日本の英語教育へのうらみ
　・　日本脳・英語脳
　・　言葉＝ネットワーク＝くもの巣
　・　読み手の文化・教養の差
　・　思考＝言葉
　・　思考は記憶のネットワークを言葉を使って説明する
　・　言葉は最初の記憶

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<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Thu, 17 Sep 2009 13:07:25 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>アメリカは人種差別を克服できるだろうか　アジア人編</title>
<description><![CDATA[今日前々回に続き、人種の問題を話してみました。アメリカでアジア人はどのように扱われているかについて

　・　差別意識と格差。
　・　アジア人は不思議な立場。
　・　アジア人は白人よりも金持ちだ
　・　人をカテゴライズするべきか

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<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Mon, 13 Jul 2009 04:01:23 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>アメリカは人種差別を克服できるだろうか</title>
<description><![CDATA[今日はちょっとまじめに、人種の問題を話してみました。

　・　このごろ黒人男性と白人女性のカップルを街で目にする。
　・　人種の問題は、黒人と白人の問題である。
　・　政府による、弱者への救済は果たして、効果があるのか
　・　どうして話がこじれてしまったのか

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<category>アメリカ小話</category>
<pubDate>Mon, 29 Jun 2009 04:50:53 +0900</pubDate>
</item>

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