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台湾で
さて、このような成り行きで台湾に行く事になったのだったなあ。
もう、1998年かれこれ6年前の話しである。
私が長く滞在していた石垣島から、台湾の基雄(台北から電車で30分くらいの港町)への船がでていて、たしか値段は当時で、片道1万円くらいだった気がする。そして驚きなのがたった4時間で台湾までついてしまう所だ。と言うのは、沖縄本島から、石垣島までは、船で10時間以上かかるからだ。
沖縄本島よりも、近い外国、考えるだけでウキウキしたのを思い出す。私は仙台出身だから、外国というのは、基本的に近くにないものだと、思っている。海までいってもそれは太平洋だから、その先、ハワイまで何もない。自分は、仙台というのは、本島に孤島のような所だなあと思う。東北にしても日本海側に住んでいる人の感覚は、もう少し違うとおもう。
たとえば、北海道の最北端稚内にいけば、たくさんロシア人が、日本の中古車とか、生活用品を買い付けにきていて、街を歩いていても、レストランの入り口にロシア語が書いてあったりして、驚く。福岡にいけば、やはり地理的に韓国と近いから、外国に開かれている、つながっているという雰囲気がある。この点で、同じ日本でも、仙台とはまるっきし違う。
仙台で、国際交流というと、なにかアメリカ人とか、ヨーロッパ人とつきあう。お茶を立てて、日本文化を紹介するというイメージが先行するが、それは仙台の場所が、隣り合う外国がないからだろう。実際、仙台に住んでいる外国人は、大部分は韓国人とか、中国人だろう。かれらは、街を静かに歩いているだけでは、見分けがつかないから、私たちはあまり気がつかない。
いまニューヨークに私は住んでいて、一番思うことは、かれらアジア人(日本人を含めて)は、基本的に東アジアは同じような文化圏にいるということだ。歴史問題や、アジア的な事大主義てきな考えかたがなくなって、お互いの違いがある程度理解できると、文化が近いだけあって、つきあいやすい。
お互いにフェアーな関係であれば、楽しく一緒にやっていける。
だから、今のテレビや新聞で、北朝鮮問題に便乗して、中国や韓国をばかにするような方向は、私は賛成しない。もちろん私は北朝鮮を支持しない。それに韓国や中国が、ことがあるたびに歴史認識を持ちだすことも支持しない。なぜなら、戦争のあとに、講和条約を結んだ時点で、その国と国の戦争のあとの処理は全て終わっているからである。だから、韓国や中国が、歴史認識カードを切ろうとするときは、日本政府は、反論するべきだろう。アジア人どうしが、憎みあっていても、アジア人自身、得することは一つもない。得をするのはその他の国だろう。
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